無料ブログはココログ

最近のトラックバック

青春の歌52(新婚旅行・函館にて)

2018年11月21日
青春の歌52(新婚旅行・函館にて)
大津留公彦

船降りて立待岬に至るまで夜明けを縫いて雪を踏みしむ

きゅっきゅっとかたくり練るごと雪踏めば津軽海峡徐々に広がる

上りきらぬあかつき見んとて幾たびも大森浜に出でて歩みぬ

宝来町・青柳町と親しみし町の名喜び歌集手に持ち

心臓が止まるように寒いという君の肩取り啄木の墓に

死の後は函館にてとの啄木の思いを見たり郁雨と並ぶ墓

屋根塀に溜りし雪の落ちる朝啄木の町二人踏みしめ

雪載せて行く市内電車を見下ろしつつ夜行疲れの君眠りいる

一首選んで頂けるとありがたいです。

» 続きを読む

小春日と兎

2018年11月20日
小春日と兎
大津留公彦

小春日は日比谷の杜の隅々に愛を伝えて温めるなり

小春日や秘密ある人も無い人も 電車の中にスマホを弄る

上野から小春日和の新坂を下り根岸の里人を訪う

小春日に猫寝そべるは狭庭なり夜は私の股間を狙う

赤き目の白兎居し小学校娘は餌を嬉々と与えし

野兎は耳そばだてて赤目とぎ人とは違う世界を持ちぬ

白くなる越後兎の話して 歩速緩めず朝の道行く

兎には兎の世界ある如く我にも朝の二時間がある

一首選んで頂けると有り難いです。

» 続きを読む

おは!twitter俳句(小春日)と連続投稿

俳句は8年連続投稿が続いてます。
短歌は先週14日で1年間8首連続投稿となりました。
量の蓄積は質の変化に繋がると信じてこれからも精進します
さあ新しい週の始まりです。
ーー
この一週間の俳句です。
私の俳句:   @twryossy
私のコメント: ★
twryossyさんのツイート:おは! RT @twryossy

» 続きを読む

青春の歌51(新婚旅行・盛岡にて)

2018年11月19日
青春の歌51(新婚旅行・盛岡にて)
大津留公彦

盛岡城跡雪降る中を二人して啄木のごとさまよい疲れぬ

喫茶店一人眠り居る君と居て煙草に香る新婚の味

静かなる曲の流れる喫茶にて喜びかみしめ恵みを思う

愛すると恋するを兼ねて付き合わん素晴らしき君に言葉失えど

女らしさを超えた女らしさを持つ君と人も語りぬ 寝顔を見つめる

啄木の道を我は歩まじと妻となる君の寝顔に誓えり

体横に震わすしぐさ可愛ゆくて舌出すくせも可愛ゆし 何故に

和蘭豆なる喫茶店の隅に居て新婚四日目のんびりとあり

一首選んで頂けると有り難いです。

» 続きを読む

蕎麦の思い出

2018年11月18日
蕎麦の思い出
大津留公彦

新蕎麦やこんなに美味い浅間麓 昭和十一年の山頭火の如く

信州に新蕎麦三日食べし友秘書課室長とかこの頃聞きぬ

服はまだ追いつかぬまま暮の秋コレド室町雨の降る中

藤の実の凶器のように下がりおり薄き背広の頼りなき頃

開いたまま成仏したや秋刀魚の目はっきりくっきりこちらを見てる

骨だけとなりたる無念の秋刀魚かな 君の想いを誰も知らない

たわわに実る紫式部に送られてリュックサックにランチを積めて

水滴をそれぞれ溜める実むらさき 棟の間の抜け道の辺に

一首選んで頂けると有り難いです。

» 続きを読む

«砂漠の冬日と立冬

カテゴリー