無料ブログはココログ

« アカンボーで陰気な本気の右翼 | トップページ | 山笠があるけん博多たい(20首)   »

今年最高の映画「紙屋悦子の青春」

I

この春に亡くなった黒木和雄監督の遺作映画「紙屋悦子の青春」を見た。

ちゃぶ台の廻りの非戦映画と言える。
(この原稿を最初に打った携帯では非戦という単語が登録されてなかった。)
もともと舞台作品のシナリオのまま映画にしているので舞台を見ているようだ。
ちゃぶ台での食事のシーンの会話が中心で日常が淡々と描かれる。
みんなつつましいが真面目に生きている。

特に長身の本庄まなみが鹿児島弁で背中をまっすぐにしてちゃぶ台でご飯を食べるシーンが印象的だった。

激しい言葉のやりとりも少なくいかにも日本人的なメンタリティを感じれられる映画だ。

この映画が若い人や外人にどう受けとめられるかが興味がある。
映画は鹿児島の田舎が舞台で友人の鹿児島弁が懐かしく、父母と同じ世代なので親しみを持てた。
我々は戦争を知らない子どもたちだが同じような話を親から何がしか引き継いでいる。
戦争中の○○の青春を語れる世代なのだ
と思う。
我々はそれを子どもの世代に伝えきれてないと思う。

黒木監督の死を覚悟してでも(そう思えて仕方ない)この映画を作った思いが若い人に伝わればいいと思う。

特に私の三人の子どもたちに…

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

敗戦を間近に控えた鹿児島の田舎町、春の咲き誇る桜の樹の下で海軍航空隊に所属する二人の若者は美しく純朴な娘へ恋をし、娘も又、初めてのときめきに胸を焦がす。それは何時の時代にも存在する輝かしき青春の一ページ。
しかし、燃え尽きつつある戦争の業火は、特攻隊に志願した若い命を呑み込み、生き残った者の心にも生涯消えない傷跡を刻み込んでいく…

人気blogランキングへ

« アカンボーで陰気な本気の右翼 | トップページ | 山笠があるけん博多たい(20首)   »

コメント

左の欄外のハイビスカスラブ!リンク
というのをクリックすると、
どれも同じような(というか全く同じ)壁紙を使っているようですが、
これは壁紙(おそらく、ハイビスカスラブ!)の同じ人達のリンクですか?

大津留さんのお好みBookmarkは、どこですか?
見当たりませんね。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/190315/12054800

この記事へのトラックバック一覧です: 今年最高の映画「紙屋悦子の青春」:

» 「ぼくの町に戦争があった」 [ペガサス・ブログ版]
地元の高校の先生が主催する劇団「劇列車」の公演を観た.戦争中,筑後平野のまん中あたりに大刀洗飛行場というのがあった.なんでも当時,東洋一の陸軍航空部隊だったらしい.これを米軍が爆撃するが,その時,森に逃げていた小学生31人が殺された.1945年3月27日のことである.この事件を描いた地元の児童文学者飯田よしひこの「シイの木はよみがえった」という作品などから,この劇団が事件を脚本化したものという(パンフレットによる). 2幕構成で,1幕は,先生と子どもたちが空襲に合うシーンまで,2幕は戦後編であ... [続きを読む]

» 映画『紙屋悦子の青春』 [コラムニスト宣言]
 映画『紙屋悦子の青春』を観る。  私が観た今年度の日本映画のなかでは屈指の秀作といっていい。  敗戦の年の春。両親を空襲で失ったばかりの娘、紙屋悦子(原田知世)は、鹿児島の田舎町で兄夫婦(小林薫・本上まなみ)とともに、慎ましく暮らしていた。ある日、兄は見合いの話を悦子に勧める。見合いの相手は、悦子が秘かに思いをよせていた明石少尉(松岡俊介)の親友、永与少尉(永瀬正敏)だった。  特攻作戦に志願することを決意していた明石は、最愛の女性を親友に託そうとしたのだ。傷心を抱えたまま、永与との見合... [続きを読む]

» 『紙屋悦子の青春』 [京の昼寝〜♪]
大切なものを、忘れていませんか。 ■監督 黒木和雄■脚本 黒木和雄・山田英樹■原作 松田正隆■キャスト 原田知世、永瀬正敏、松岡俊介、本上まなみ、小林薫□オフィシャルサイト  『紙屋悦子の青春』  昭和20年の春、両親を失ったばかりの娘・紙屋悦子(原田知世)は、鹿児島の田舎町で優しい兄・安忠(小林薫)、その妻・ふさ(本上まなみ)と肩を寄せ合う慎ましい毎日をおく�... [続きを読む]

» 「紙屋悦子の青春」黒木和夫の意思 [再出発日記]
黒木和夫監督の遺作ということで正直過度の期待はしないようにしていた。今までいくつか病死直前の作品を見ていて(今村昌平、深作欣二、黒澤明)さすがに気力の衰えを感じざるえなかったからである。ところが全ての画面の隅々まで想いの行き届いた素晴らしい作品になってい...... [続きを読む]

» NO.166「紙屋悦子の青春」(日本/黒木和雄監督) [サーカスな日々]
蒸し暑い終戦記念日。 どうしてもこの日に、観たかった遺作だった。 8月15日終戦記念日。岩波ホール。2006年4月12日、脳梗塞のため死去した黒木和雄監督の遺作。 朝から、小泉首相の靖国参拝で、世の中は騒いでいる。賛成も、反対も、識者や政治家の発言も、僕には、蜃気楼のように映っている。またも発生した台風のせいで、小雨がぱらつき、いつも以上に蒸し暑い。 僕は、この日に、どうしても、「紙屋悦子の青春」を、観たかった�... [続きを読む]

« アカンボーで陰気な本気の右翼 | トップページ | 山笠があるけん博多たい(20首)   »

カテゴリー