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2006年10月 6日 (金)

ブログ進化論を読んだ。

ブログ進化論(岡部敬史著・講談社+α新書)を読んだ。

ブログの現在が良く見える一冊である。

・毎日食べたものを写真つきで紹介するだけのブログ作者が新潟の地震に遭遇し、そのサイトがなまなましい地震後の生活の報告になった話とか

・4歳の子のランダムに打った文字が毎日報告されそれにコメントがちゃんと付くようになりついには日本語になっていく話とか・実録鬼嫁日記の話とか・眞鍋かをりを抜くと宣言した古田敦也が1000のトラックバックを「みんな!トラバは全部読んだぞ!」と書き込む話とか、

・「本日、妻と離婚しました。」と書き込んだ社長の話とか、・メディアを監視するブログの役割とか、・就職活動では最高の履歴書だとか、

・ビジネスでの利用とか・・・・・が面白かった。

中身は読んでいただくとしてあとがきから紹介します。

「今までの人生で、いちばんわくわくして読んだものは?」こんな質問をされたとき、何が頭に浮かぶだろう。江戸川乱歩のミステリー小説だろうか。
ミッチェルの恋愛小説だろうか。こういったものが頭をよぎった人もいるだろうが、たぶんもっとわくわくしたものがあるはずだ。

それは、自分の手紙に対する返事ではないだろうか?誰かに想いを伝えるために書いたラブレター。もしくは、友達とやっていた交換日記でもいい。その形態がどうであれ、自分が発信したメッセージに対する反応ほど、夢中で読めるものってないと思う。 

小説がいくら面白かろうが、それは決してあなただけのために発信されたものではない。しかし、手紙の返事というのは、あなただけに発信されたものだ。こういったものが人の心を夢中にさせるということは、普遍的なことだと思う。

そんな楽しみを恒常的に与えてくれるのがブログだ。いくらラブレターの返事が高揚感を与えてくれるからといっても、毎日出せば、相手も嫌になる、当たり前だ。しかし、ブログを使って不特定多数に日記を公開し、それに対するコメントやトラックバックをもらうという行為なら、全然問題はない。

ブログとは、自分が発信したものに対する反応という、人にとって何よりもわくわくさせてくれるものを、いとも簡単に与えてくれるツールなのだ。一度でも発信してその反応を得た人は、この感動を手放せないと思う。

これがブログがブームで終わらないと思うひとつの要因だ。僕が感じる要因はもう一つあって、それはこれよりももっと人間の本能に近い部分にある。それは、人間というものは、発信せずにはいられない生き物だから、というものだ。

自分の人生を振り返ってみればわかると思うのだが、誰もが他者に対して発信することで、ときに喜びを得て、ときに救われて生きてきたのではないだろうか。思い出して欲しい。大好きだった恋人と別れたとき、友達に話を聞いてもらって楽になったときのことを。慣れない会社生活で悩んでいたときに、学友に話して救われた気分になったときのことを。家庭で閉塞感を感じたとき、会社の仲間に話してスッキリしたときのことを。やはり、人は誰かに自分の感情や考えを発信することを拠り所にして生きていくものだ。

「キャスト・アウェイ」という映画では、飛行機事故の末、無人島に一人流された主人公は、バレーボールに話しかけることで精神の安定を保ち、命を繋いでいた。そう、人間は他者に対して発信せずには、生きていくことも困難になるのだと思う。
そんな根源的な要求をブログは満たしてくれる。

この文章はブログの人気の分析としては的を得ていると思います。

web2.0の代表たるブログの社会論的なアプローチはまだ端緒に付いたところ。

筆者もアプローチに参加したいと思います。

自分自身が毎日のアクセスやコメントやトラックバックが生きがいになっています。

皆さん私の生きがいをよろしくお願いします。

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コメント

2006年10月6日10時現在
50位に復帰、おめでとうございます。
それだけ!

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