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岡野弘彦歌集「バグダッド燃ゆ」


歌人の岡野弘彦さんが活発に発言されています。

イラク戦争開戦後1週間歌を作り続けたそうです。
それが新しい歌集になったようです。
この人のイメージが変わりました。

・東京を焼きほろぼしし戦 火いま イスラムの民に ふたたび迫る

・聖戦(ジハード)をわれたたかふと発(た) ちゆきて 面わをさなき 者ら 帰らず

10月18日の朝日新聞の「ひと」はこう紹介しています。

15年ぶりの歌集の題は「バグダッド燃ゆ」
歌会始の選者で、皇族の歌の相談役でもあるこの人と、イラク戦争の取り合わせが意表をつく。
歌も荒削りでなまなましい。
イラク戦争開戦後1週間歌を作り続けたそうです。
「日本が戦後、心をきちっと定めてこなかったことが、アメリカの空爆を許したのではないか」
「若者に死を強いる戦争は、人類の自殺ですよ」


10月18日の朝日新聞と9月9日の東京新聞についての戦争を語り継ごうブログの記事から紹介します。

今朝の朝日新聞の「ひと」欄に、戦中派の歌人として、同時代の戦死者を詠み続けてき
た岡野弘彦さん(82)が紹介されています。

岡野さんは、最近「バグダッド燃ゆ」という歌集を出されましたが、戦中派として体験した
戦争とイラク戦争が重なって、1週間歌を作り続けたそうです。それだけに、二つの戦争
を結び付けたような歌が多いようです。

・東京を焼きほろぼしし戦火いま イスラムの民に ふたたび迫る

・聖戦(ジハード)をわれたたかふと発(た)ちゆきて 面わをさなき 者ら 帰らず

・わが友の面わ つぶさに浮かびくる 爆薬を抱く 少年の顔

9月9日の東京新聞の「土曜訪問」にも岡野さんが登場し、その中で、次のように述べて
います。

< 「先の大戦では、われわれから一、二年上くらいの年代が一番死んでいます。今度
のイラク戦争の自爆死を見ていると、少なくとも近代においてその先鞭(せんべん)を付
けたのは日本の特攻隊だと思いますね。私も茨城県の海岸で毎日、爆弾を抱えて戦車
のキャタピラに飛び込む訓練をしていました。まさに自爆、死ぬ訓練です。いったいどこ
から、あのような酷(むご)い思想が出てくるのでしょう」>

< 「集団的に若者が死ぬのが戦争で、その魂は怨霊(おんりょう)となり、後世に祟(た
た)ると歴史学者たちは言ってきました。それに対して右の人たちは、天皇陛下のために
死んだ英霊が怨霊とはけしからん、といきり立つ。その偏狭で過激な連中に揚げ足を取
られないために、私の師匠の折口信夫は“未完成霊”という言葉を使ったのです。若くし
て非業の死を遂げた者の魂は容易に完成しませんから、同時代の人、あるいはそれか
らのちの一世紀、二世紀を生きる人たちは死霊を鎮める営みを続けてきました。平家物
語を生んだ琵琶語りや盆唄、盆踊りなど形はいろいろあるけれど、そのルーツは歌うこと、
歌って祈ることなのです」>

より詳しくは東京新聞全文

 


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