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2006年12月 3日 (日)

もう医者にかかれない!(NHKスペシャル)

Photo_24

この番組に出てきた大谷昭示三さん(71歳)のヘルニアで腸が飛び出して下腹部が膨らんでいた映像にはショックを受けました。
この番組に登場した千鳥橋病院のケースワーカーの荒木弘幸氏の話によると多くの同様なひどい状況の方も見えるそうです。
番組の最後で生活保護申請を嫌がる大谷さんが民商の人と福岡市西区役所に行き1ヶ月の短期保険証を貰っていたのには少し安心した。
国の10割をまず払わせる資格証明書発行方針と違う短期証明書を出す事にしたという福岡市の方針の変化があって良かったと思う。

番組の中で駒村康平教授が言われていたように国が当面国民健康保険料を払いたくても払えない人への医療のみについての救済措置を作らないとこの状態はもっともっと悪化すると思います。

このNHKの番組を大きく評価します。!

NHKのホームページの今夜の番組の紹介を掲載します。
引用開始
「保険料が高くて払えない」「保険証をとりあげられたため病院に行けない」。日頃、お年寄りの悩みや不安を聞くことの多いNHK生活食料番組(「難問解決!ご近所の底力」「生活ほっとモーニング」などを担当)には、こんな切実な声が今年になって多数寄せられている。実は今年、全国で国民健康保険料が大幅にアップし、高齢者を中心に混乱が広がっているのだ。原因は税制改革による所得税・住民税の増大。国は、さらに、国保財政立て直しのために、保険料の滞納世帯を厳しく見直し、収納率を上げる様々な手立てを講じている。その結果、保険料が払えず保険証を返還させられる人も相次ぎ、病気になっても医者にかかれない人も増えている。福岡市で左官業を営む60代の男性は脱腸の痛みをこらえながら仕事を続けている。保険証もなくお金もないため、下腹をサポーターでぐるぐる巻きにして痛みをしのぐ毎日だ。番組は、視聴者から寄せられた声をきっかけに、ご近所の底力でお馴染みの堀尾正明アナウンサーが、保険料の値上がりにあえぐ人たちの暮らしを取材。値上げに踏み切った福岡市や、厚生労働省に素朴な疑問をぶつける。そして、加入者4700万人の命綱として長年機能してきた「国民健康保険制度」が、今なぜ揺らいでいるのか、その構造的な問題点を解き明かす。安心を取り戻すにはどうすればいいのか、格差拡大の中でのセーフティネットのあり方を考える。
引用終了

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「映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

こんにちは、はじめまして。

そもそも、厚生労働省は、憲法第25条を知っているのでしょうか。
年金制度は相互扶助の制度ですっていうところから間違ってるんじゃないかと思うのですが・・・
国は、国民の健康で文化的な最低限度の生活を保障する義務を負っているはずですよね?
ここから考えれば、相互扶助というのが間違いであることは明白なはずですよね。

私、間違ってるんでしょうか?教えてください。

それから続きです。

そういえば、千鳥橋病院長の本庄庸さんはどうされたのでしょうか?
福岡市長選挙(9万票ほど得票されていたようです)や衆院候補者(諌山博さんの後です)としてよく名前が挙がっていたと思うし、正月には天神岩田屋前で着物をきて街頭演説をされていたようですが・・・。そういえば、すいぶん前に、元県評事務局長の岩崎隆次郎さんや郡島恒昭(浄土真宗僧侶)さんや石村善治(元福岡大学教授・清水さんを応援されましたし、百万人署名運動福岡でも賛同されています。)さんたちと美野島の日本共産党福岡県県本部に伺ったところ、本庄庸さんが案内されたのでびっくりしたことがありました。大津留さん、本庄さんは今も千鳥橋病院院長をされていますか?

いつも長くて申し訳ありません。

トラックバックありがどうございます。私のほうからはちょっと別の切り口からコメントします。

まず千鳥橋病院というのは有名な共産党病院で、民商まで登場ということですので、NHK側の「良心的」ともいえる報道ではないでしょうか?内容も、当事者の立場にたっており、日本政府厚生労働省側は苦々しい報道内容だったと思われます。これを製作し取材された記者たちに私は深く共感しました。

国会では、こんなことが以前ありました。それは、民医連病院系列の「安楽死」問題が問題にされ、民医連の病院には共産党のポスターがはってあり、診察よりも選挙活動が熱心であり、問題となっている、こうした指摘を公明党議員がふっかけたものだから、共産党議員の抗議が議長椅子によせられ、自民党議員がこれらを妨害し、民主党議員が自民党議員を批判するというシーンが放映されたことがあったからです。つまり、自公政権による民医連病院キャンペーンの一幕だったわけです。ですから、民医連の有名な病院が登場するだけで、自公はNHKに圧力をかけるはずたと私は思いますので、千鳥橋病院を取り上げるのはかなり勇気のいることだと思います。まぁ、保守系報道局でも政府批判の番組はないわけではありませんが、民医連病院をりあげ、政府機関-社会政策の矛盾をつく報道を行うのは、政府批判ととられますので、取材側はレッテルを後々推されることを覚悟して報道された方々に私はとてもシンパシーを感じます。NHKは、JR西日本の鉄道事故に関する報道番組でも国鉄民営化そのものを問う動労千葉(日本で一番戦闘的労組です)の田中委員長のコメントを報道してもいますし、なかなかたいしたものだと思います。絶対、ああいう報道した後は自民党から圧力がかかっているだろうとは思いますが、それを跳ね返す力がNHk現場にはあるのだといえますね。「軍隊慰安婦」を扱った番組で安倍&中川が圧力をかけた事例があるし、現政権は拉致報道の徹底化をNHKに促していますが、逆にいえば民放は毎日ワイドショーで拉致と北朝鮮金正日政権の異様ぶりをこれでもかと報道し、またゴールデンタイムではこれみよがしに、「拉致をテレビ映画」的に放映したことさえあるほど積極的に(兵本という公安警察に投降した元共産党員を用いて、日本共産党を歪曲して拉致に加担したかのようなテレビ映画がありましたね。これは係争中ですね)放映させていますが、これだけでも民放はそうとうな圧力がかけられているという自己暴露だといえるし、政権側がNHK側に露骨に介入を促さなければならないということは、逆にいえば、NHK側にはそういう圧力を嫌う傾向が高いという証拠なのだと私は見ています。
権力というものは、ブルジョアマスコミを支配して、権力を維持するものなのでしょう。そして、都合の悪い報道はさせない、都合のいい報道は歪曲してでも報道させるということです。
教育基本法改悪をめぐるキャンペーンとは裏腹に、タウンミーティングのでたらめさえ掘り下げないのがブルジョアマスコミです。そして国会前では、数千~数万人が毎週つめかけて安倍政権の教育基本法改悪-強行採決-に怒りのシュプレヒコールをあげているのですが、一切ブルジョアマスコミは報道を控えています。実に、恐ろしい情勢になってきています。いつか来た道を私たちが阻止できなければ、後世の人たちに、「なぜあのとき、平和と民主主義を投げ捨てたのか?」「なぜあのとき、戦争をとめられなかったのか」と問われないように、戦後民主主義を絶対にぶち壊させてはならないと思います。戦争への道に誘導したくてしかたがない自民独裁政権を選挙で打倒することこそが、わたしらの平和と民主主義を守る最後の手段なんだと思います。

junskyさん
素早いコメント有難うございました。
カミさんの点検を受け文章を一部変えました。
吉田新市長は12月7日から就任だそうです。
吉田新市長にここら辺を頑張って取り組んで貰いたい物だと思います。

上のトラックバックにあるように、銀行が利益に相当する法人税を納めれば、このような問題に税制上の対策を取れるのに、厚生労働省の役人は、へらへら笑いながら、「1円も払わない人には給付もあり得ない」と平然と言う。

国民の生命を守ると言う厚生労働省の役割を忘れ、大企業優遇税制を維持するためには、国民の要求をどれだけ切り刻むか、切り捨てるかの政策を遂行する姿に、解っていたこととは言いながら、人間である役人の冷酷さを見るとき、唖然としました。

NHKは千鳥橋病院を長期取材したと言いますし、真面目な取り組みでした。
堀尾アナも厚生労働省を何度も訪ね問いただす等、これまでは一回質問して、その回答を流すだけという報道姿勢と比べてNHKの編集方針も一歩前進でした。

ただ、福岡市の姿勢が、全体として変わったかのように思える結末には一抹の不安も感じました。
何か、市長が変わって政策転換があったかのような印象を植え付けるもののようでした。

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