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2006年12月31日 (日)

今年のNO1の本は?

今年のNO1の本は
 憲法九条を世界遺産(太田 光, 中沢 新一著・集英社新書)
これについては3つ記事を書きました。
憲法九条を世界遺産に(1)
憲法九条を世界遺産にするという独自の発想が素晴らしい。

そして太田のその発想は幅広く深い読書に裏付けられたものであることがわかる。

彼はこの発想を得たのは、ジョン・ダワーの「敗北を抱きしめて」(岩波書店)という憲法の成立過程を書いた本を読んだときだという。

つまり「この憲法はちょっとやそっとでは起こりえない偶然が重なって生まれたのだなと思ったんです。まさに突然変変異だと。」

「日本人の15年も続いた戦争に嫌気がさしているピークの感情と、この国を二度と戦争を起こさせない国にしようというアメリカの思惑が重なった瞬間に、ぽっとできた。

これはもう誰が作ったとこという次元を超えたものだし、国の境すら超越した合作だし、奇跡的な成立の仕方だなと感じたんです。

憲法九条を世界遺産に(2)
少なくとも僕は、この憲法を変えてしまう時代の一員でありたくない。」

太田の言葉はすごく自分に引き付けている。(短歌の世界でも自分に引き付けて歌えということを私の短歌の先生である碓田のぼるはよく言う)「この憲法を変えてしまう時代の一員でありたくない。」ということは改憲を体を張ってでも阻止するという不退転の決意に聞こえる。

憲法九条を世界遺産に(プレーボーイ版
太田 「僕は、安倍さんが岸信介が安保反対という国民の声を無視して自分の意思を貫いたということを「美しい姿」だととらえているのならば、また、それを岸信介の孫である自分の「運命」だと感じているのならば、これはけっこう厄介思いました。つまり彼が、「闘う」って、誰と闘うのかといえば、国民ととなのかな、という気がしているんです。」

太田君鋭い!そう安倍さんは国民との闘いを挑んでいるのです。
その国民の敵に我々は戦いを挑んでいるのです。
しかし太田君は「美しい国」を読んでいるのがさすがにすごい。

他にも紹しておきましょう。
ウッブ進化論
(インターネットの現在と未来はここにある)
http://ootsuru.cocolog-nifty.com/blog/cat6462014/index.html
汚名『「九大生体解剖事件」の真相』(東野利夫著)(文春文庫)
(今年の夏の鳥越俊太郎の番組で対談し紹介されたわが我が九大同窓生9条の会の代表世話人の本で戦中二大秘話として紹介された)(絶版)
小説古河市兵衛(中央公論社 永野芳宣著)
(古河市兵衛の意外な面と渋沢栄一と陸奥宗光との関係がわかる本)
陸奥宗光がグランドデザインを書き渋沢栄一が実行計画を作り、古河市兵衛が実行するという三本の矢の関係です。
ブログ進化論(岡部敬史著・講談社+α新書)
(ブログの現在と未来はここにある)
由布院に吹く風中谷健太郎著・岩波書店)
(由布院の現在と未来はここにある)

以上6冊を紹介しました。
記事をブログで残す意味はありますね。
記事を書いてない本は紹介しにくいです。

皆様一年間お愛読いただきましてありがとうございました。
よいお年をお迎え下さい。
来年が皆様にとっていい年でありますように。

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「書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

nobさん
コメントありがとうございました。
いつもごらん頂いているようでありがとうございます。
憲法九条と二十五条はセットですね。
来年もよろしくお願いします。

大津留さん、こんにちは。いつも読ませていただいています。

『憲法9条を世界遺産に』は私も読んで感銘しました。
今年は教育基本法が改悪されました。安倍首相にとっての本丸は憲法「改正」だそうですから、来年は憲法9条をターゲットにして攻勢をかけてくるのではないでしょうか。

日本と世界の平和を守るために、来年は9条を改悪させない運動を地域からもっと幅広く起こしていきたいと思っています。

来年もよろしくお願いいたします。

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