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植木等さんの追悼とその父の事

小さい頃いとこ達と一緒におじさんに映画に連れて行ってもらった覚えがある。
その映画は社長シリーズだったと思う。
既にそのおじさんは亡くなりその映画の題名も忘れたがその映画の持っていた時代の雰囲気とおじさんの雰囲気が私の中に何十年も残っている。

植木等さんが80歳で亡くなった。
その映画に登場した一人だった。


Photo_57

クレージーキャッツのメンバーが全員出ていたと思うがハナ肇も既になく寂しくなった。
谷啓さんなどに末長く頑張って頂きたい。

植木等さんは1冊だけ本を書いている。

それは『夢を食いつづけた男ーおやじ徹誠一代記』という父親の半生記。

キリスト者から仏教寺院の住職になり部落差別撤廃運動をし反戦運動をした人だ。

反戦運動家のk等の父親である徹誠(てつじょう・元の名は、徹之助で若い頃にキリスト者になっている)は常念寺(浄土真宗大谷派)の住職であり、(被差別)部落出身ではない(もっとも本人は、「自分は部落民ではないと思う事が、すでに相手を差別していることだ」と述べている。)にもかかわらず水平(社)運動に参加。治安維持法違反の罪にとわれて投獄をされても積極的に反差別と反戦を貫いて運動をした。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

親父は度胸のある男だったと、つくづく思うことがある。四面楚歌、ということを恐れなかった。いつでも、どこでも、敢然として信じることをいった。
 戦争熱が高まっている頃、檀家の人が寺にやって来て、「召集令状がきました。留守宅を、よろしくお願いします」などと挨拶することが、ちょいちょいあった。おやじは、そんな時に、こういった。
「戦争というものは集団殺人だ。それに加担させられることになったわけだから、なるべく戦地では弾のこないような所を選ぶように。周りから、あの野郎は卑怯だとかなんとかいわれたって、絶対、死んじゃ駄目だぞ。必ず生きて帰ってこい。死んじゃっちゃあ、年とったおやじとおふくろはどうなる。それから、なるべく相手も殺すな」
 駅頭で出征兵士の壮行式がある時、おやじは特高か、おやじを保護観察する地方保護司かに見張られながら参列することがあった。そんな時でも、おやじは本堂の一隅で、一対一の話をしているのと同じ内容のことをいうのである。「戦争は集団殺人である……」。おやじはまた引っ立てられていった。
夢を食いつづけた男ーおやじ徹誠一代記』植木等著(朝日新聞社)

時よ止まれ! 僕たちはすることが一杯ある!!
より

読んで見たい本が増えました。

合掌!!

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なにもしなければよかったの日記
によるこの本の目次を次ページに紹介しておきます。

本]植木等(構成・北畠清泰)「夢を食いつづけた男 おやじ徹誠一代記」朝日文庫
• カバー装幀=平野甲賀
• 表紙・扉 伊藤鑛治
目次
• 前口上
• 一 少年徹之助、伊勢に育つ
o 植木家のルーツ
o 徹之助、少年時代からマイペース
• 二 モボ徹之助、大正デモクラシーの渦中に
o 徹之助、花の東京へ
o 御木本幸吉の人となり
o 寮生活を楽しむ
o 義太夫語りを目指す
o 諸思想にふれ、大いに吸収する
o 御木本工場ストライキに入る
o 工場改革始まる
o 大正デモクラシーの洗礼をうける
o 労務政策にキリスト教を使う
o 御木本家の人びと
o 徹之助結婚する
o 関東大震災にあう
o 御木本工場閉鎖する
o 再び上京し、左翼労働運動にかかわる
o 治安維持法反対デモに赤旗つくって参加する
o 社会主義思想の勉強をする
o 徹之助の病気、勉の死、そして等の誕生
• 三 真宗僧徹誠、部落開放運動にとびこむ
o 西光寺で居候生活をする
o 部落差別に憤慨する
o 徹之助、検束される
o 徹之助、得度して徹誠となる
o 栗谷の山寺の和尚になる
o 栗谷での活躍の数々
o 全国水平社と連携する
o 梅沢京路の回想
o 徹誠のエピソード
o 北出南見広友之丞
o おやじより偉い人がいた
o 栗谷の生活風景
o 役者・植木等の芽ばえ
o 徹誠、御木本幸吉と再会す
o 徹誠といさほ
• 四 徹誠、治安維持法違反で投獄される
o 三宝寺説教所に移る
o 朝熊での北部差別に憤る
o 当意即妙の実践家
o 朝熊闘争の歴史
o 朝熊闘争、教訓を残す
o 消費組合を結成する
o 朝熊闘争再燃す
o 弾圧と戦いながら
o 同盟休校作戦
o 艶やかなエピソード
o 治安維持法違反で検挙される
o 思想犯として獄中生活をする
o 「戦争は集団殺人だ」
o 活動家群像
o 毎朝、父に差し入れ弁当を届けること
o 小学生の等が檀家回りをして
• 五 徹誠一家、戦争にのみ込まれる
o 留守家族は朝熊を追われて
o 等が40年ぶりに朝熊を訪れた
o 宇治山田でのどん底生活
o 等は東京・本郷の真浄寺に
o 真浄寺の人びと
o 等、3年ぶりに帰郷する
o 兄徹の短く激しい生
o 徹の出征と戦死
o 等、東洋大学に入る
o 空襲。家を失う
o 援農学徒として北海道に渡る
o 戦争が終わった
• 六 等、父の夢の一部を実現する
o 「生きた人を楽しませる」芸能人に
o 独学でギタ-を習得する
o 「スーダラ節」は親鸞の教えに通じる
o 「ブルーリボン大衆賞」を受賞する
o 「心」派のおやじ、「形」派のおふくろ
o 「ブルジョア階級のおもちゃを作るのは不本意だ」
o 妹、真澄の結婚
o 母いさほ死す
o 徹誠の再婚
o 子どもの名に心を托して
o おやじの思想と日常生活
o 「割り切れぬまま割り切れる浮き世かな」
o 「あの世で親鸞に合わせる顔がない」
o 「ありがとう、楽しい人生だった」
• あとがきにかえて(北畠清泰)1984年3月
• 文庫のためのあとがき(北畠清泰)1987年1月


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きょうの新聞の一面 「へのさん」の本でいっぷく

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コメント

やっぱりTB入らないよ!
何で?
特別な設定してるんでしょうか?
「ひとみちゃん」のブログでは、「ひとみちゃん」のリンクアドレスがTBする側のブログに見つからないと受付拒否設定していたらしいんですが・・・
当方のブログには「大津留公彦のブログ2」のリンクは張っていますからね・・・
こちらのサイダバーのTB一覧を見ると、私のブログ二つともTBできていないみたいですね。

こんばんは!副業.comのtoshiya01です^^SEO対策は相変わらず不調です・・そちらはどうですか?って、事でランキングクリックしていきます!携帯版サイトも出来たんで、携帯からの訪問&応援していただけると嬉しいです^^

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