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2007年3月25日 (日)

戦争をするか、しないか我々が決める(品川正治さんのインタビュー)

Photo_56


新日本婦人の会という女性団体の新婦人しんぶんという新聞の3月22日号に経済同友会終身幹事の品川正治さんのインタビューが載っている。

かみさんが「これ!」と渡したページにあった。

なかなか心が動いたので書きます。

まだホームページには記事が出てないようなので打ち込んで紹介します。


品川さんは高校二年で軍隊に入り中国戦線で何度も戦闘に参加し今でも足に破片が残っているそうです。


戦争体験から考えた座標軸

戦争体験した私にとって一平卒の目で見なければ駄目だというのが基本です。 戦争を起こすののも人間ならば、止める努力ができるのも人間ではないかということを、どうして”国がおこした天災”見たいに受け取っていたのだろう。国家とか経済とかは権力者ではなく、国民の目で見るべきだと。なぜ、もっと早くそれに気がつかなかったのか、というのが私の座標軸です。


今の戦争を知らない二世政治家達が「平和を語るには軍事力を知らなければ」などと語るにつけ品川さんのような大人の存在が貴重になっている事実に改めて気付く。

我々の子どもの頃には戦争は絶対悪という考え方は常識でいかに戦争を語り継ぐかということが語られていた。

思えば生きるための日常に追われ戦争を子ども達に語り継いでない自分の存在が浮かびあがって来る。

家庭の中で自然にそういう雰囲気を醸成することに於いて成功していないことを恥じる。


「これなら生きてゆける」

・・・翌年五月、内地に引き揚げる直前に各部隊に配られた日本の新聞の、憲法前文、何よりも9条を読んで全員で泣きました。二度と戦争をしないと自分らは決心していたけれど、国の憲法がそこまで踏み込んで、これからの国のあり方を示してくれた。正直、夢にも思っていませんでした。「これなら生きてゆける。我々の生き方はこれしかない」と思いました。

当時の日本人の憲法の受け止め方はこうであったろう。
今の内閣の祖母たちで主権在民などに反対した戦犯政治家を除けば・・・


「戦争っていうものはこういうものだ」

①戦争になれば”勝つ”ということが最高の価値になり、自由や人権、さらに人の命、敵の命はもちろん、国民の命も犠牲にしてしまう。価値観が転倒するということです。

②戦争は全てを動員するということ。
人間を武力として、そして一番怖いのは、学問の動員です。医学も生理学も科学もこうした動員のなかで大量殺戮兵器が生まれます。社会科学や歴史学まで動員さてれ「日本は”神国日本”」として絶対不敗という歴史以外、認められない。

③国の権力の中で、戦争を指導する人たちが最高の権力を握り、司法、行政、立法は、軍部の下におかれ、勝つためには指導部のいうとおりにしなくてはならなくなる。

戦争とはそういうものなのです。

医学という意味では
このブログでも九大生体解剖事件を取り上げました。
歴史学という意味では教科書問題や何度もここdふぇ取り上げた従軍慰安婦問題がそれに当たるでしょう。


戦争をする国と平和憲法を持つ国との違い

アメリカはその戦争をしている国なのです。「グローバリゼーション」という言葉はアメリカの戦略用語で、決して経済用語ではありません。戦費がいくらかかろうと財政破綻をしないように、世界銀行も動員さtれ、次は日本を動員したいのです。こんなときに憲法「改正」なんて、ばかなことを考えるのかと言いたいのです。 何故こんなことになっているのかといえば、政財界やマスコミが「日米の価値観がいっしょだ」という考え方で物事を見ようとするからです。二度と戦争をしないという憲法を持った国と、ずっと戦争を続けているアメリカの価値観が一緒だと言ってしまえば、歴史の解釈のしようもなくなってしまいます。違うと言い切ったら、いろいろな選択肢が出てくるにもかかわらず、中国やイランなど、どこの国を見るみる場合もアメリカの目で見る格好になって、日本の将来を決められますか?というのが私の考えです。


こういう人を本当のリベラルな人というのだろう。


自分の一票がどれだけ大事か

戦争をするか、しないか、これを我々が決める。このことは理想主義ではない。まして日本のように国民主権というのが確立されている国の場合は、自分の一票がどれだけ大事かという基本的な立場に立って、戦争に関してははっきりと自分というもの出すのがいわゆる民主国家として、当然ではないかと思います。

親父と同じ年の品川さんに背中を押し出されています。

自分というものを出しましょう。

戦争はしません

この意思を今示すチャンスが来ています。

けんちゃんの吠えるウォッチングーどこでもコミュニティ双方向サイト
で品川さんの講演がインターネットラジオで聞けます。

 ドキュメンタリー映画 (DVD 44分)もうひとつの日本を!

参考:ある講演議事録

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「憲法九条」カテゴリの記事

コメント

けんちゃん
コメントありがとうございます。
記事全文を読ませて頂いて再度紹介記事を書かせていただきました。
映画「蟻の兵隊」と合わせて紹介しました。

志村建世 さん
コメントありがとうございました。

>当時の指導者の罪の深さを思うのです。

そうですね。
そして歴史に学ばず祖父達のと同じ罪を犯そうとしているその孫達の罪の深さも思います。

[暑い思い]ではなく「熱い想い」でした。
こんな単語を間違えて品川さんの鬼気迫るとでも言うべき想いうぃ伝えられない。

いいものを読ませていただきました。ただし元「軍国少年」としては、戦争は国家(天皇)が決めた、文字通りに天上から降りてくる天災と同じものでした。そこが今と違います。そしてまた、当時の指導者の罪の深さを思うのです。

わざわざ私のホームページを紹介いただき、恐縮しています。品川正治さんの講演会の様子は以下をクリック下さい。

http://www.nc-21.co.jp/dokodemo/bbs3/sinagawa-masazi2006/sinagawa-bangai.html

 またイラク戦争に関係した人達の講演会もまとめています。

 安田純平さん講演会(2回開催)

http://www.nc-21.co.jp/dokodemo/gesuto6/yasuda.html

http://www.nc-21.co.jp/dokodemo/gesuto6/y-koenkai2005.html

 天木直人さん講演会

http://www.nc-21.co.jp/dokodemo/whatnew1/amaki/amaki-kouenkai2006-1021.html

 イラク戦争が4年を過ぎました。天木直人さん(前レバノン大使)が言われたように「軍事力で平和は構築できない」事態です。
 いまこそ平和憲法を持っている日本の出番です。
 アメリカの先兵で軍事優先の内閣を倒さなければまずます日本は危険な方向へ向いていきます。

大津留公彦さん、こんばんは。
TBが届いているのを知り早速訪問し、じっくりと拝読させて頂きました。

1>国家とか経済とかは権力者ではなく、国民の目で見るべきだと。なぜ、もっと早くそれに気がつかなかったのか、というのが私の座標軸です。
2>正直、夢にも思っていませんでした。「これなら生きてゆける。我々の生き方はこれしかない」と思いました。
3>戦争をするか、しないか、これを我々が決める。このことは理想主義ではない。

1.まったく同感です。
2.戦争を体験した方でないと出てこない言葉ですね。
3.その通り、ふんぞり返っている利権家が決めることじゃない!
とても勇気づけられました。ありがとうございます。
追伸:こちらからTBを送っても半分くらいしか通らないようです?

会じゃなくて甲斐でした。
こんな単語を間違っては品川さんの暑い思いを紹介した甲斐がない。

やっちゃん
早速のコメントありがとうございました。

このコメントをいただいただけでも書いた会がありました。
私もここの言葉に感動しました。
「世界は9条を待っている」
感じですね。

>・・・翌年五月、内地に引き揚げる直前に各部隊に配られた日本の新聞の、憲法前文、何よりも9条を読んで全員で泣きました。

また、感動してしまいました。
当時生きてたら、間違いなく自分もこっち側の人間ですね。

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