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朝日新聞がちょっとおかしい!
経営状態がおかしいようだ。

安倍首相の持ち上げ記事を書くなどは昔なら考えられなかったことだ。

しかしひどい記事は批判し、逆に朝日のいい記事はNHKと同じように評価してあげなければいけないと思う。

記者の方が急に変わるはずはないのだから・・・


関係性を結んでいるブログ関係性から朝日新聞のことを考える材料としてトラックバックを頂いた記事を紹介します。

2007/3/14「「命」軽視の呆れた「朝日社説」」  医療・介護

 先ずは、朝日新聞社説「看護新基準 メリハリをつけて適用を」(2月26日付け朝刊)の全文を是非読んでみてください。
 何か違和感は覚えませんか?

 「看護師が足りない」。こんな悲鳴が全国の病院で上がっている。入院時に1人の看護師が7人の患者をみるという新しい看護基準の導入がきっかけだ。
 保険でまかなう看護の費用は、1人の看護師がみる患者の数で決まる。看護が手厚いほど病院の報酬は高くなる。昨年4月の診療報酬改定で「7対1」が新設されるまでは、1人で10人の患者をみるのが最高ランクだった。
 看護師を集めて新基準を達成すれば、人件費を上回る増収を図れる。それができるかどうかは、病院の経営にとって死活問題になる。診療報酬が引き下げられるなかでは、なおさらだ。
 このため、全国で看護師の争奪戦が繰り広げられている。都市の大病院が看護師の確保に走り、地方の中小病院は防戦に追われているという。開業医だけでなく中小病院も抱えている日本医師会からは「このままでは地域医療が崩壊しかねない」という声も出るほどだ。
 しかし、一部の病院で看護師が足りないからといって、「7対1」の新基準をここで後退させるべきではない。
 医療事故を防ぎ、安心できる医療にするためには、もっと手厚い看護を実現する必要がある。看護師を多く抱える病院は報酬を引き上げるべきだ。私たちは社説で、そう主張してきた。
 病棟で働く看護師の表情が穏やかになった。夜間の救急の受け入れを増やすことができた。看護師を辞める人が減った。新基準を満たした病院からは、こんな声が聞こえてくる。いい方向に進んでいることは間違いない。
 問題は、生き死ににかかわる患者をみる病院も、そうではない病院も同じように「7対1」をめざしていることだ。すべての病院が新基準をめざせば、看護師が足りなくなるのは目に見えていた。
 新基準さえ満たせば、どんな病院でも診療報酬を引き上げるという厚生労働省のやり方が、拙速で荒っぽかったのだ。手厚い看護が必要な病院と、それほど必要としない病院を区別し、メリハリをつけるべきだった。
 保険医療の価格を決める中央社会保険医療協議会(中医協)が、新基準は手厚い医療が必要な病院に限るべきだとの意見をまとめた。これは当然のことだ。
 例えば、地域で高度医療を担っている中核病院や救命救急センターを持つ病院に限って新基準を適用すればいい。そうすれば、中小病院までが看護師集めに走り回ることはなくなる。
 手厚い看護を実現するには、もう一つ方法がある。病院のベッドを減らして入院患者を絞り込むことだ。そうすれば、新しい基準を満たすことにもなる。
日本の看護師数は人口あたりでは欧米とほぼ同じ水準だ。ところが、病床数が多すぎるため、病床あたりでは欧米の半分以下しかない。それが「手薄な看護」の原因の一つになっている。
 看護の新基準をきっかけに、こうした医療の実態にもメスを入れていきたい。

 以上が「朝日社説」の全文である。
 何か違和感は覚えませんか?

 これを整理すると次のようになる。

 ①入院患者7人に対して看護師1人(7対1)を実現できた病院にはより多くの診療報酬を与える。
 ②全国で看護師の争奪戦が始まり、中小病院や地方病院の看護師が不足し始めてきた。
 ③7対1が実現できた病院では“看護師の表情が穏やかになった。夜間の救急の受け入れを増やすことができた。看護師を辞める人が減った”ということだ。
 ④[結論]7対1(手厚い看護が必要な病院)と10対1(それほど必要としない病院)にメリハリをつけ、看護師不足を補うためにベッドを減らして入院患者を絞り込むことである。7対1の病院=地域で高度医療を担っている中核病院や救命救急センターを持つ病院に限って新基準を適用すればいい。

 このような凄い論理は何処から出てくるのだろうか。
 どこの病院も看護師が足らない。この状況下で、10対1を7対1にすれば金をくれてやるという論理は、厚生労働省の上からの管理である。医者を増やすとベッド数が増えるという論理が根底にあって、看護師の人数を増やすと同じくベッド数が増えるという論理を具体化した7対1であることを知りつつ「朝日社説」は書かれている。
 病人をどのように癒すかではない。無理やり病人を病院に近づけさせないための施策を実行するために、看護師を一部の病院に、それも高度医療と称する大きな病院に集めようとしている。
 また、「手厚い看護が必要な病院と、それほど必要としない病院を区別し、メリハリをつけるべき」から大きな不安を湧かせる。
 「手厚い看護が必要な病院」と「それほど必要としない病院」の区別をどのようにしているのかを曖昧にし、人の「命」に差を付けると読める。一病院内で緊急を要する患者とそうでない患者が同居しているのが常態で、この病院内で看護師の配置割合を決めている実態を一切見ようとしていない。地域に根ざした病院であるなら当然の状態である。ところが、人の「命」に差を付ける理由は、病院間に差を付け、7対1の競争に負けた10対1も確保できなくなった病院のベッド数を削らせることにある。
 多分、老人の命を軽視し、老人の多い病院を「それほど必要としない病院」と判断しているのであろう。それに、「高度医療」をする病院は高性能機器を利用し、受診料もその分高くなっているはずである。医療費もろくに払えない非正規社員や年金の少ない老人には用はない、ということだ。
 庶民が安心できる身近な病院に医者も看護師も7対1になる制度が大事である。病院を選別する振りをしながら、病人を選別する政府の狙いに心を売った「朝日社説」には警戒をしなければならない。
 この社説に何か違和感は覚えませんか?
 私の単なる読み違いなのでしょうか?
 私は到底「朝日社説」に関係性は持てない。

もっともだと思います。

これは厚生労働省の方針の無批判な受け売りだ。
基礎となっている考え方は医療における新自由主義だ。
医学部の定員を増やし条件を改善して医者を、看護学校を増やし条件を改善して看護婦を増やすしか抜本的な改革はありえない。

そう思いません?

関係性も大津留もこの社説を読み間違っているのかな~

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更にこの記事へのコメントも少し紹介します。

投稿者:kaetzchen2007/3/14 19:32あと,気になったのが,「違和感」との関係性として,かつて東芝の社長であり,東京証券取引所の西室泰三社長が日興コーディアルグループ株の上場廃止を見送ったことだ.不正決算が発覚した日興に対しては,当然東証は整理ポストへ日興を叩きのめす義務があり,それでないと市場の公正性が保たれない.ところが,最近の西室氏はかつての「筋を通す財界人」とは打って変わって,政府のイヌとなってしまっている.これもまた,朝日がどうして御用新聞になってしまったか,という疑問と絡んでいるのではないかと,私は思う.


http://blog.goo.ne.jp/kaetzchen/
投稿者:kaetzchen2007/3/14 18:41ついでに,創刊時からずっと朝日新聞を読み続けている(というだけで関西人と分かるな),亡き祖父の遺言を書き残しておきます.

「朝日が右を向くと,戦争が始まる」

この祖父の遺言は皆さんにもよく考えて頂きたい.ただ朝日を攻撃するだけでは,朝日が潰れてしまいます.

http://blog.goo.ne.jp/kaetzchen/
投稿者:kaetzchen2007/3/14 18:36恐らく,朝日の「論説委員」に特定の考え方を洗脳された,元官僚が送り込まれているのではないでしょうか.

朝日新聞は現在,多額の負債を抱えています.そしてその赤字を,いまたまたま売り上げの良いテレビ朝日と朝日放送が埋めているという状態なんです.

そうすれば,上記の厚生労働省の言い分そのまま・朝日のリベラルさを失った御用新聞化は,ストレートにその記事を書いた元官僚と名指しすることが可能なんじゃないでしょうか.

関係性さんも喜八さんも「朝日新聞攻撃」ばかりしてるけど,記事の内容よりも,もっと本質的な「朝日の危機」について思考を組み立てては如何かと思うのですが…….


http://blog.goo.ne.jp/kaetzchen/
投稿者:仲@ukiuki2007/3/14 16:45いつもお世話になっています。昨日の記事、あらためてこちらにもTBさせていただきました。
行政法や行政学の分野に詳しいわけではないのですが、これもまた「行政の禁じ手」を後押しするような議論に思えます。
こうした「行政の禁じ手」をどう封じるか、真剣に考えねばとの思いを新たにしました。
今後ともよろしくお願いいたします。

http://ukiuki.way-nifty.com/hr/
投稿者:これお・ぷてら2007/3/14 16:16まったく同感です。
TBさせていただいた記事はmorichanさんとは切り口がちがいますが、日本の貧困な医療体制をのべました。とくに医療従事者の数はとても先進国とはいえない状況です。このことが医療の安全にもかかわってくる。
仰るように、だれもが安心してかかれる医療機関と体制こそが必要なのです。

http://blog.goo.ne.jp/longicorn/
投稿者:メロディ2007/3/14 15:58こんにちは。このごろの朝日は本当に変です。紙面も全面広告ばかりだし、夕刊では安倍政権翼賛記事をシリーズで出していました。投票法案も賛成のようだし。それでも、「朝日の良心」を信じる人がいますから、怖いです。テレビはもちろん新聞メディアも来るところまで来ていますね、残念ですが。


http://blog.goo.ne.jp/ibis083/e/a59f17c53237d212953ba204a18fc742

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コメント

平成19年1月31日の朝日新聞では、イラクに駐留する韓国軍の復興活動を細かく紹介し、褒めたたえていましたよ。

自衛隊の活動を好意的に伝えた事は一度も無いのに、これはどういう事なんでしょうか?海外派兵反対ではなかったのでしょうか?

もしこの記事をご覧に成る事があれば、ご意見聞かせて下さい。

 今日3月16日の朝日新聞では、オピニオンリーダーの意見として、東大教授の某氏と劇作家の山崎正和氏が、イラク戦争に踏み切ったブッシュの判断と、これに追随した小泉の判断をおおむね「妥当だった」という筋書きで意見を述べています。

 二人で一面全部使う大型企画です。
ただ、対談ではなく、記者がそれぞれインタビューした記事のようでした。

 二人とも「イラク戦争開戦肯定論」と言うのが「編集方針」として異様です。
普通は、意見の相違を対比させるのが当たり前でしょうから・・・

 山崎正和氏が、イラク戦争肯定論者とは初めて知りました。
Webで調べたら、山崎正和氏は中央教育審議会の会長をやっているので、朝日新聞が教育基本法改悪を支持する方向に舵を切ったのかも知れません。

 彼らが本当にオピニオンリーダーかどうだか解りませんが、“オピニオンリーダー”の意見として、イラク戦争肯定論を今の時点で語らせるという「編集方針」が、政権迎合路線への転換の「もう一歩」を進めるものかも知れません。

 『いつか来た道』へマスメディアは足を踏み出し直そうとしているのでしょうか?

 本日の朝日新聞をお読みください。
asahi.com には掲載されていないようでした。

トラバありがとうございます。実は、昨年の夏の戦争シリーズでは、朝日自ら、朝日が右を向いて戦争になった、という反省をしているのです。経営が変ったのか、何が起きているのか。

こんにちは。

私は朝日の記事で、ビックリしたのはイラクに派兵された韓国軍の記事です。
「韓国復興支援ガッチリ」と見出しにはありました。
その本文では韓国軍がいかに住民の支持を得ていて、イラクに貢献してる様子を伝えていました。

これはどうなんでしょうと思いました。

いままで自衛隊の派兵について批判していましたし、保守系新聞に見られる様な自衛隊の活動記事の様に、好意的な記事はありませんでした。

が、私が見たのは韓国軍を賛美するかの様な記事でした。自衛隊は批判するのになぜ・・

平成19年1月31日(世界発)
の記事です。もし読む機会があればお考えを聞きたいです。

kojitaken さん

コメントありがとうございます。
NHKの番組でもいい番組はほめていますので・・
でも朝日の一連の記事は批判すべきですね。

朝日新聞は、少し前までは政治思想的にはリベラルでしたが、こと経済政策に関しては、コイズミ内閣の頃から、コイズミや竹中平蔵の「カイカク」を平然と支持していて、極右的な主張をしているとずっと思ってました。
前に私のブログでも紹介した「ポリティカル・コンパス」でいうと、政治左派の経済右派(「リベラル右派」)の位置づけだったと思います。

それが、最近では、NHKの番組改変問題で安倍晋三に屈したあたりから、政治思想面の主張もおかしくなってきて、最近は自民党や民主党右派とつるんで、菅直人を都知事選に出馬させようと躍起になるなど、本当におかしくなったと思います。

私は子供の頃に「重要紙面で見る朝日新聞の九十年」という、朝日新聞の縮刷版を集めた本を眺めるのが好きでした。これには、リベラルだった朝日新聞が転向し、いかに戦争に協力していったかがまざまざと記録されていました。

この過ちを繰り返させないためにも、朝日の良い記事をほめるというより、オカシイ記事をオカシイと指摘し続けることが必要ではないかと思います。

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