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大津留公彦流短歌の作り方

大津留公彦流短歌の作り方
2001・2・20
大津留公彦

1. たくさん作る
量の蓄積が質の変化に繋がるのでたくさん作る事を心がける。
毎日1首作るのは大変だが1週間に8首作るのは難しくない。
1年間に365首以上作る。

2. メディアを活用する
新聞・本・雑誌・ビデオ・CD・テレビ・インターネットで得た感動を自分なりの歌にしよう。

3. テレビを見ながら
気に入ったテレビ番組は再放送も見るか聞きながら作歌する。
記憶できない言葉はメモしなければ自分の使用語彙からは消滅してしまう。
その時しかメモするチャンスのない言葉もある。
メモしながら徐々に短歌にして行く。

4. モバイル作歌環境を作る
通勤電車・出張等の中で思いを携帯機器(電子手帳)にメモする。
時間の出来た度に細切れにでも短歌にして行く。

5. 個人的及び社会的出来事に敏感になる
今日の事は今日歌うのが一番迫力がある。
人より先んじて歌う心意気を持つ。

6. 熟成させる
一度作った歌は別の日に見直す。(この為にも携帯機器は便利)
見なおす度に完成度は確実に上がって行く。
良い作品とは推敲の回数の多い作品。
漢字や文法の間違いをしないように(電子)辞書を引く。

7. 歌会で揉んでもらう
自分の眼で校正するのと同時に他人の眼でチェックして貰うのが有効
人は自分にない観点を持っており指摘してもらう事によって必ず役に立つ。
人の指摘は謙虚に聞く。(採用するかしないかは本人の問題)

8. 積極的に投稿する
短歌集団に属し短歌誌に無欠詠を目指し出詠する。
新聞に投稿する。
文学コンクールに応募する。

9. 手がかりを残す
写真・メモ・手紙・録音・日記などの形で残し後日それを元に作歌する。

10. テーマに食らい付く
一つのテーマで連作をする。
出来た歌からイメージを広げて連鎖的に他の歌を作る。

11. 進んで冒険をし失敗を恐れない
新しく思いきった表現を使い破綻を恐れない。
字余り・破調を恐れない

12. 個性のきらめきを
誰でも作るような歌はいくら作っても仕方がない。
自分にしか歌えない個性的な歌を目指す。
それは事柄にも表現にもいえる。

13. 嘘は歌わない
真実を歌う事が肝要。
但し事実と真実は違うので必ずしも事実である必要はない。
実感が真実であればいい。
表現上のテクニック(誇張・デフォルメ・転用・愉等)は構わないが内容のでっちあげはいい歌に通じないのでやらない。
いつの世もリアリズムが文学の基本。

14. 整理はパソコンで
表計算ソフト(EXCEL等)を使って整理する。
作成日・作成場所(イメージ含む)・テーマ・季節・投稿の有無・掲載の有無を記録しソーティング(分類)出来るようにする。

15. ホームページに発表する
自らのホームページを作り作成したデータを掲載し発表する。
歌をまとめるたびに更新する。

16. 歌集を出す
データを日付別・テーマ別・季節別などにソーティングし厳選して歌誌掲載歌等他人の目を通ったものを中心に歌集を出す。

以上

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