無料ブログはココログ

« ceatec2 | トップページ | 映画「サウスバウンド」を見た »

「日本国憲法 誕生」を再度見た


NHKスペシャル「日本国憲法 誕生」を再度見た。
今日10月7日の放送は2007年4月29日(日)の再放送でした。
これについては前にも書き案下が改めての思いがありますので再度書きます。

9条についての自衛の為の軍隊を持てるという解釈は案作成時明確に芦田総理大臣も否定していたことが分かる。
文案のブラッシュアップの為の1項と2項の入れ替え作業によってそういう取り方ができる余地が出来た経緯が良く分かった。

憲法改正案委員小委員会の秘密議事録が公開されたことでこの番組が描いたように日本人の憲法制定に果たした役割がクローズアップされてきた。

Photo

女性の人権や男女の平等などをうたった日本国憲法の条文は、GHQ職員として日本国憲法の草案づくりに加わった米国人女性ベアテ・シロタ・ゴードンさんの尽力のたまものといえる。
ベアテさんの講演を聞いたことがある。
ベアテさんが歯ぎしりしていたのは、自ら書いた条文案の多くが「むしろ民法で規定すべし」とGHQ内で削除されたことだ。
幻の一例が「嫡出でない子供は法的に差別を受けず、法的に認められた子供同様に…機会を与えられる」。
まだ日本国憲法は要らなくなったのではなく作成途上なのだということを思う。
ベアテさんに感謝しながら改めて日本国憲法の世界史的な意味合いを感じます。

Junskyさんが書いたように
 番組全体が、「焼け跡から生まれた憲法草案」が提示した『テーゼ』に、「GHQマッカーサーの関与」という『アンチ・テーゼ』を提示し、これをアウフヘーベンするという、従来のやり方(マッカーサー憲法を否定してゆく流れ)とは全く反対の流れの弁証法的展開の仕方で、憲法成立過程を詳しく述べていっているのように思えた。

日本国憲法は日本の先人の叡智の結晶であると伴に、世界の良識が集結した「世界に誇れる」立派なものである、と確信するものだった。
NHKスペシャル 「日本国憲法 誕生」見ました

この問題に関しては9条の会を応援する有志のブログの「日本国憲法は押し付けられたか?」-1に始まる連載が参考になります。


日本国憲法の施行から60年、今、改憲や戦後体制の見直しが唱えられている。
そもそも日本国憲法は第2次世界大戦後の世界の中でどのようにして誕生したのだろうか。
これまで、ともすればGHQによる「押しつけ」憲法か否かに関心が集中していた。しかし、近年、憲法の制定過程をGHQとの密室の攻防にとどまらず、時間的にも空間的にもより広い視野からとらえ直そうという研究が進んでいる。
特に国会の憲法改正案委員小委員会の秘密議事録が公開されると、GHQ草案に様々な修正が施され、「日本化」「土着化」と呼ばれる過程を経ていることが明らかになってきた。生存権や義務教育の無償化などここでの日本人の修正によって盛り込まれた条項は多い。また、当時の極東委員会の議事録から、ソ連や中国が憲法制定過程に注目し、議論を重ねていたことが分かってきた。第9条のいわゆる芦田修正について、極東委員会で日本の再軍備化の可能性が指摘され、新たにシビリアンコントロールの条項が付け加えられることになった。
番組では最新の資料と証言をもとに、戦後日本の形を決めた憲法誕生の舞台裏を世界史的スケールで描く。
NHKホームページから

参考
大津留公彦のブログ2
「日本国憲法 誕生」今夜9時
大津留公彦のブログ2
「日本国憲法 誕生」を見て

ベアテ・シロタ・ゴードン語録
どうぞ激励クリックをお願いします。

人気ブログランキングへ
こちらもをお願い致します
FC2ブログランキング
→こんなのも始めましたこれもよろしくお願いします。
BlogPeople

このサイトのあなたのレビュー!


« ceatec2 | トップページ | 映画「サウスバウンド」を見た »

コメント

カークさん ひとみさん
コメントありがとうございました。
日本国憲法に仲間がほしいですね。

会議後、実家に寄ると、父が見ていました。
最初を見ていなかったので、題はわからず、父娘で見てしまいました。9条を読むと、自衛隊も憲法違反だと思うのですが、自民党がいろいろ言ってきた屁理屈がこれで少しわかりました。

日本国憲法は孤独だと思いました。
日本だけが戦争放棄をしても他国が戦争を放棄しない限り、平和は無いとおもえたからです。
憲法9条を世界に広めよう。
TB有難う。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/190315/16688872

この記事へのトラックバック一覧です: 「日本国憲法 誕生」を再度見た:

» 「日中戦争」或いは憲法九条を活かす道 [再出発日記]
この本は小林英夫氏による日中戦争における日本と中国の戦略比較、ひいては現代の日本の問題点を浮き彫りにした労作である。1937年盧溝橋事件で、大日本帝国が中国と本格的な戦争に突入したとき、国民政府の蒋介石はあわてず騒がず、ソ連留学中の息子に「わしが必ず倭寇を...... [続きを読む]

» 違憲の「駆けつけ警護」&「恒久法」を目指す政府自民党に注意!+野茂復帰! [日本がアブナイ!]
最新記事の一覧は、カレンダーの<October2007>をクリック  exciteが、07年秋のブログ・デザインが紹介していたので、ちょっと 替えてみた。<紅葉は、まだ早いかな~?(・・) 何かヒトデっぽい気も?>  以前から、1日1記事をやめて、記事の長短にかかわらず、記事を書い たら、1日に複数個になってもアップして行こうと思っているのだけど。 なかなか実現できないでいる。(-"-;)  でも、「今度こそ」の気持ちで、今回から、その方法に再トライして みたい!(*_*) よ... [続きを読む]

» 民主党は自民・公明による悪政・暴政の対抗軸となりうるか? 答えは否だ。 [どこへ行く、日本。(福田は国民羊化計画と構造改革(=政財癒着推進→格差拡大)をやめられるのか)]
阿修羅に熱病に取り付かれたように民主党の小沢内閣待望論を連日、投稿している方がいる。「二大政党制」が定着するように世論を誘導する大マスゴミの「世論調査」結果も、逐一丹念に投稿されている。民主党が自民党の対抗軸であり、民主党が政権を取ればあたかもバラ色世界が開け... [続きを読む]

» NHKスペシャル 「日本国憲法 誕生」再放送 [観劇レビュー&旅行記]
 今日(2007年10月7日)午後3時15分から4時半まで、NHK総合TVで NHKスペシャル 「日本国憲法 誕生」 の再放送がありました。 おそらく再放送は3回目だと思います。  この課題(日本国憲法は占領軍の一方的押し付... [続きを読む]

» NHKスペシャル 「日本国憲法 誕生」 [9条の会を応援する有志のブログ]
2007年10月7日 NHKスペシャル 「日本国憲法 誕生」 が、再放送された。 日本国憲法が占領軍の押し付け案を一方的に押し付けられたものではないことを、新たに明らかになったさまざまな資料から解き明かしてゆく。  GHQは、日本政府から斬新な憲法草案が提示されることに期待し、度々督促していたが、明治憲法の呪縛に縛られている日本政府の松本委員会の草稿が毎日新聞によってスクープされた内容を見て、あまりの旧態依然さに驚いた。  このままでは、埒が明かないと考えたGHQが、在野の「憲法研究会」の憲法... [続きを読む]

» 幽霊の正体見たり枯れ尾花 [土佐高知の雑記帳]
きのうGOHさんから電話があった。高知女子大学問題をめぐっての日本共産党県議団の対 [続きを読む]

« ceatec2 | トップページ | 映画「サウスバウンド」を見た »

カテゴリー