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微妙な差にも道理あり

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昨日の日経のNIKKEI プラス1からのネタ5つです。

どこかの携帯会社のCMではないですが「全て物には訳がある」のですね。


1.色鉛筆が黒鉛筆より芯が太いのは強度が低く、塗ることも多いため

2.電源コンセントの2つの穴。よく見ると左が長い

3.風呂敷。正方形に見えるが、多くは長方形

4.座布団も「正座したとき、ひざを合わせた幅よりひざ下の方が長いため、奥行きが長い」

5.乗用車「ラウム」は2003年発売の2代目モデルから、これまで「真ん丸」が常識だったハンドルが「楕円(だえん)」に

以上単なる情報提供でした。
詳細は以下に又は日経新聞を買って下さい。


 生活物語

暮らしサプライズ 見破れる? 形のからくり

色鉛筆が黒鉛筆より芯が太いのは強度が低く、塗ることも多いため
 同じ長さのようで左右が違う、正方形に見えて実は長方形──。身の回りの物に目を凝らすと、長さや形の微妙な違いに気づく。なぜなのだろう。

 AV評論家の潮晴男さんには、仕事場にオーディオ機器を設置する時、必ず確かめることがある。

 それは電源コンセントの2つの穴。よく見ると左が長い。日本配線器具工業会(東京)によると、左9ミリ、右7ミリ。「左は接地(アース)側で地面につながっていて危険な電気を逃がしている。右は電気製品に供給する電気が入ってくる電圧側の穴」(同工業会)だ。

 電源コードをどちらに差し込んでも問題はないが、オーディオ製品の場合はより良い向きがあるという。

 潮さんがこだわるのは、AV機器の電源コードにある白い線などの目印がある側を左側に差し込むこと。「逆にすると音の広がり感が減ったり、クリアに聞こえなかったりする」

 メーカーや商品によっては目印がついていない電源コードもあるが、オンキヨーでは「コンポやアンプなどのオーディオ製品の電源コードには白い目印線を入れている」という。取扱説明書でも、向きを合わせることを勧めている。

 同じ長さのようで、よく見ると微妙に違うもの――は、ほかにもある。

使い勝手に配慮

 環境保護意識の高まりで注目を集める和製エコバッグ、風呂敷。正方形に見えるが、多くは長方形という。

 老舗の宮井(京都市)東京店で確かめた。二幅(ふたはば)と呼ばれる大きさの風呂敷の横幅を巻き尺で測ると68センチ。一方、縦は71センチ。「誤差ではありませんよ」。東京ふろしき振興会の理事長を務める店長の吉田正明さんにクギを刺された。

 なぜ長方形なのだろう。「同じ幅なら、正方形より長方形の方が対角線が長くなり、物を包んで結ぶときに風呂敷が伸縮しやすく、しっかりと結べる」(吉田さん)。試しに小箱を包んでみると、なるほど、角と角をキュッと引っ張れる。

 同じ和装品の座布団も「正座したとき、ひざを合わせた幅よりひざ下の方が長いため、奥行きが長い」(山梨県富士吉田市の田辺織物)。ちなみに銘仙判というサイズは幅55センチ、奥行き59センチ。日本工業規格(JIS)でも、この縦長座布団の大きさをMサイズと定めている。

 四角だけでなく「丸の世界」にも微妙な差が潜む。

 会社の机の引き出しに入っていた黒鉛筆と赤鉛筆。削っていない方の断面を観察すると、赤鉛筆の芯の方が1ミリほど太く見える。

 トンボ鉛筆によると、黒芯は黒鉛と粘土を混ぜてよく練り、1000度以上で焼き固めたもの。一方、顔料などを原料とする色芯は焼き固めずに作るので黒芯ほど強度がなく、太く作るのが一般的という。「色芯は塗り絵など、面を塗ることが多いから」(同社)というのも理由の一つだ。

 目を凝らしてもまず違いが分からないのが碁石。実は黒石より白石の方が若干小さいらしい。

 日本棋院の公認審判員で「囲碁の文化誌」などの著書がある水口藤雄さんに聞くと「昔の尺貫法でいうと白石は直径7分2厘、黒石は7分3厘が基本的な大きさ」という答え。

 1厘(約0.3ミリ)の差? 本当だろうか。日本棋院の本院(東京・千代田)でタイトル戦に使う碁石を借りて早速調べてみた。

 ひとつひとつを見比べてもまず分からない。しかも手持ちの物差しでは1厘の違いなど判別不能。手作業ながら、白石と黒石を10個ずつ縦に並べて全長を比べた。

 結果は約3ミリ差で黒の「勝ち」。白石が小さい理由を水口さんは「白は人間の見た目で大きくみえてしまう膨張色。視覚的なバランスを考えて、黒石が若干大きくなったのではないか」と説明する。

 ただ、いつ、だれがその大きさにしたかは不明。「経験を積んだ先人の知恵としか言いようがない」。昔は「偉い人」が黒石を持つ習わしがあったといい、「黒を大きくして(心理的に)有利にさせたのでは、という説も一部にはある」。

デザインの進化

 現代人の知恵が固定観念を打ち破った例もある。

 トヨタ自動車のボックスタイプの乗用車「ラウム」は2003年発売の2代目モデルから、これまで「真ん丸」が常識だったハンドルが「楕円(だえん)」に。

 「乗り降りの時、ハンドルと座席の間に余裕があったほうがいい」という声があったことなどを受け、縦の直径約35センチ、横37センチという、やや横につぶれたハンドルが生まれた。

 同社の展示施設「メガウェブ」(東京・江東)でラウムの運転席に乗り込むと、言われなければわからないほど微妙な楕円。「ハンドルを回しても違和感がないぎりぎりの形」(担当者)だそうで、現在はハイブリッド車「プリウス」にも採用されている。

 実は2センチの差は、幅広い人にとって使いやすいユニバーサルデザインを基本コンセプトにした車作りの一環。見た目と機能の双方を追求するデザインが、今後も様々なからくりを仕掛けてくれそうだ。(板津直快)


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