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2007年11月25日 - 2007年12月1日の13件の記事

2007年12月 1日 (土)

原宿ブレカリアートデモ2

原宿ブレカリアートデモ
雨宮嬢のシュプレヒコールが原宿の街になり響いてます。
何でも自由にシュプレヒコールで言うこんなデモはじめてです。

原宿ブレカリアートデモ

原宿ブレカリアートデモ

原宿ブレカリアートデモ

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原宿ブレカリアートデモ

ブレカリアートデモ実況です。

原宿ブレカリアートデモ

原宿ブレカリアートデモ

原宿ブレカリアートデモ

原宿ブレカリアートデモ

原宿ブレカリアートデモ

●Wikipedia ブレカリアート 参考

プレカリアート(英precariat、仏pr醇Pcariat、伊precariato)とは、「不安定な」(英precarious、伊precario)という形容詞に由来する語句で、新自由主義経済下の不安定な雇用・労働状況における非正規雇用者および失業者の総称。また、貧困を強いられる零細自営業者・農業従事者等を含めることも。ただし、互いの生を貶めあう際限なき生き残り競争へ駆り立てる新自由主義経済下、自らの不安定な「生」を強いられながらも、その競争への参加を「放棄」する人々は、上記のカテゴリーにとらわれることなく包摂されうる。プロレタリアートと語呂を合わせることで、新自由主義における新貧困層の現実との向き合い方を示している。イタリアでの落書きから始まった言葉と言われる。

……日本やアメリカ合衆国など社会保障の割合が小さく、自己責任の割合が大きな社会では、最低限の生活水準さえも保障が期待できないことが少なくない。この結果として、以下のような問題が発生する。

所得格差の拡大(非正規雇用はその多くが低賃金であるため)
結婚や出産の減少、離婚の増加(子育てする資金的な目処が立たないため) > 少子高齢化
中流階級の没落により、高等教育を受けられない層の増加
階級の固定化
不満の捌け口としての極右の台頭


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もみじ2

犬の散歩で撮ったもみじなどです。

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もみじ

埼玉は今もみじが真っ盛りです。

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世界一長い歌

11月28日(木) 19:00~21:00の日本テレビ系
の『ピンきり』という番組の中で、世界一長い歌として、紹介され、
にしきのあきらが全曲歌った中のハイライトが放送された。

広島で作られたこの歌は何と歌詞は1022番まであり全て歌うのに要したk時間は11時間39分22秒
全国・全世界から寄せられたすばらしい詩ににしきのは歌いながら感動し彼の願いで1023番が作られた。
こんな歌詞です。

世界の空に
太陽が満ち溢れ
皆がやさしさにそして
愛を分かち合い決して諦めない
と勇気そして
願いたい本当の平和を

にしきのもさすが九州の平和教育を受けた世代。
平和への願いがこもっています。

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2007年11月30日 (金)

we have a dream

木曜日の夜はティシュが要る。
金八先生の今回のスピーチの白眉は「we have a dreamと答えよう」であり。
番組の最後の金八先生の言葉はやはり「we have a dream」だった。
勿論マーチンルーサーキングの[I have a dream]に応える言葉だ。
番組の中で見事にこの詩が使われていた。

youtubeのこの演説
で音を聞きながら文字を目で追い全ての演説をはじめて聴いた。
すごく感動した。

I have a dream
 Now is the time 
   Let freedom ring

等のリフレインで韻を踏んでいる
このリフレインの言葉を言って休止するという独特のリズムが効果を更に上げている。

200pxmartin_luther_king__march_on_w


1963年8月、ワシントン大行進にて、“I Have a Dream”の演説を行うキング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

訳を掲載します。

私は同胞達に伝えたい。今日の、そして明日の困難に直面してはいても、私にはなお夢がある。それはアメリカン・ドリームに深く根ざした夢なのだ。つまり将来、この国が立ち上がり、「すべての人間は平等である」というこの国の信条を真実にする日が来るという夢なのだ。私には夢がある。ジョージアの赤色の丘の上で、かつての奴隷の子孫とかつての奴隷を所有した者の子孫が同胞として同じテーブルにつく日が来るという夢が。*1
私には夢がある。今、差別と抑圧の熱がうずまくミシシッピー州でさえ、自由と正義のオアシスに生まれ変わり得る日が来るという夢が。私には夢がある。私の四人の小さい子ども達が、肌の色ではなく内なる人格で評価される国に住める日がいつか来るという夢が。
私には今夢がある!
人種差別主義者や州知事が連邦政府の干渉排除主義を唱え、連邦法の実施を拒否しているアラバマ州にさえ、将来いつか、幼い黒人の子ども達が幼い白人の子ども達と手に手を取って兄弟姉妹となり得る日が来る夢が。
私には今夢がある!
いつの日にかすべての谷は隆起し、丘や山は低地となる。荒地は平らになり、歪んだ地もまっすぐになる日が来ると。「そして神の栄光が現れ、すべての人々が共にその栄光を見るだろう。」
これが私達の希望なのだ。この信仰をもって私は南部へ戻って行く。この信仰をもってこそ絶望の山からも希望の石を切り出すことが出来るのだ。この信仰をもってこそ私達は祖国にうずまく不協和音を人類愛のすばらしい交響曲に昇華することが出来るのだ。この信仰をもってこそ、自由がいつか来るのだということを信じながら、私達は共に働き、共に祈り、共に苦しみ、共に投獄され、共に自由のために立ちあがることが出来るのだ。そしてその日が来れば、その日が来れば神の民はみなおしなべて、新しい意味をこめて歌えるのだ。「我が祖国よ、美しい自由の国をたたえ私は歌う。父が骨を埋めた国、開拓者の誇りとする国。すべての山々から、自由よ鳴り響け」と。真にアメリカが偉大な国となるためには、これが実現しなければならない。
ニューハンプシャーの山々の偉大ないただきから自由の鐘を鳴らそう。ニューヨークの悠々しき山々からも、ペンシルヴァニアにそそり立つアレゲニーの山からも、自由の鐘を鳴らそう。雪を頂くコロラドのロッキー山脈からも、カリフォルニアのなだらかな山々からも、自由を鳴り響かせるのだ。それだけではない。ジョージアのストーンマウンテンからも、テネシーのルックアウトマウンテンからも、ミシシッピーのすべての丘やほんの小さな塚からも、「すべての山々から、自由の鐘を鳴らす」のだ。
そうすれば、私達が自由を鳴り響かせば、すべての村、すべての集落から、すべての州、すべての町から、自由の鐘を鳴らせば、すべての神の民が、黒人も白人も、ユダヤ人も、非ユダヤ人も、プロテスタントもカトリックも、すべての人々が手に手を取ってあの古い黒人霊歌を共に歌える日がより早くやって来るのだ。「やっと、やっと自由になれた。全能の神に感謝しよう。やっと自由になれたことを」と歌える日が。*2
Free at Last! Free at Last!
Thank God Almighty
We are free at last!
<典拠>
「マーチン・ルーサー・キング・ジュニア ペーパープロジェクト」から抜粋
木山ロリンダ・斎藤真由美訳
The Martin Luther King,Jr. Papers Project at Stanford University
URL: http://www.stanford.edu/group/King/index.htm


I Have a Dream
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

番組のストーリーは
第八話響く言葉 3年B組金八先生

we have a dream
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2007年11月28日 (水)

「反戦と抵抗の祭(フェスタ)2007生きのびる」

dr.stoneflyの戯れ言の「雨宮処凛トークライブ」(0)…とりあえず赤木君の宣伝をば さんからトラックバック頂いた会の案内を致します。
赤木智弘さんと雨宮処凛にお会いしたいので私も参加したいと思っています。

討論のテーマは「希望は戦争」ではなく「戦争は貧者を求める。貧者は戦争を求めるか」です。

 「反戦と抵抗の祭(フェスタ)2007

  生きのびる」

2007.12.1(土)
千駄ヶ谷区民会館(東京渋谷区神宮前1-1-10)にて

プログラム
12:30 開場
13:00 第一部 1.反グロ 2.死刑 3.原発 4.反戦
16:15 第二部 サウンドトラック弐台式デモ出発
18:00 第一部 5.労働
19:00 第三部 プレカリ討論

ビラを見ていると、それぞれに面白そうなのだが、特に注目は
19:00 第三部
 
討論 19:00-20:30
「戦争は貧者を求める。貧者は戦争を求めるか」

〔提議〕 赤木智弘(フリーター、双風舎『若者を見殺しにする国』)×海妻径子(岩手大教授)×植本展弘(賃金労働者『アナキズム』編集委員) 
〔司会〕雨宮処凛、山口素明(フリーター全般労働組合)

『論座』1月号に掲載された赤木智弘の論文「丸山眞男」をひっぱたたきたい 31歳フリーター。希望は戦争」
この論文を下敷きにして「生きのびる」道を模索することに討論の軸を設定します。世代間対立、あるいは非正規・正規など雇用形態の違いにもとづく対立、家父長的な「ささやかな幸せ」を享受してきた「既得権益層」からの脱落への怨嗟、これらが肯定的に語られ、しかも一定の支持を受けている現状をどう考えるのか。ここに論点を据えて「生き延びる」ためにどこに抜けて行けばいいのか、を議論します。

詳しくは
http://blog.livedoor.jp/r_festa/

私の今までの関連記事は下記です。
「希望は戦争」

若者が右傾化する理由

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岡ちゃん頑張れ!

サッカー日本代表に我らが岡ちゃんの復帰がほぼ決まったようだ。
98年ワールドカップ(W杯)フランス大会で日本代表を率いた実績や札幌や横浜の実績は素晴らしいものがあり妥当な人選だろう。

今朝駅で買ったAERAに「本命岡田」できない事情という記事があり読んだが岡ちゃん側の「事情」は書いてなかった。
その後昼に朝日新聞を買う必要があり久しぶりに買ったが一面に「岡田氏、監督就任へ」と一面に出ていた。

日本サッカー協会の小野技術委員長が挙げた岡田氏を選んだ理由としては

(1)スピードや俊敏性といった日本選手の良さを引き出しているオシム監督のサッカーの土台に、新しい個性を付け加えてくれる
(2)強烈なリーダーシップを備えている
(3)来年2月6日から始まる10年W杯南アフリカ大会アジア3次予選まで時間がない中、選手やスタッフとのコミュニケーション能力がある、

という3点の由。

実は私は岡ちゃんの知り合いである。
先月も会う機会があり今は「フリーター」だと言って笑っていた。

手堅いサッカーだががワールドカップで勝てるのかという声もあるが、私は冷静な判断力を持つ彼の指導力が日本代表チームをワールドカップの高みにリードしてくれるであろうと確信する。

オシム語録:

「レーニンは『勉強して、勉強して、勉強しろ』と言った。私は、選手に『走って、走って、走れ』と言っている」

「ライオンに追われたウサギが逃げ出す時に、肉離れをしますか? 要は準備が足らないのです」

「作り上げることは難しい。でも、作り上げることの方がいい人生だと思いませんか?」

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2007年11月27日 (火)

若者が右傾化する理由

昨日書いた「希望は戦争」に続いて書きます。

「論座」1月号に掲載された「『丸山眞男』をひっぱたきたい 31歳フリーター。希望は、戦争。」に対し4月号の続「『丸山眞男』を ひっぱたきたい」の「応答」を読んで赤木智弘氏が論座 2007年6月号にけっきょく、「自己責任」 ですか 続「『丸山眞男』を ひっぱたきたい」「応答」を読んで─を掲載している。

佐高信氏 福島みずほ氏 奥原紀晴氏 斎藤貴男氏 若松孝二氏 森達也氏 鎌田慧氏という早々たるメンバーの批判が彼によって批判されている。

現在のフリーターにされていることをはじめとする若者が何故右傾化するかこれを読むと分かるような気がする。

考える時間を得るためには、生活に対する精神的な余裕や、生活のためのお金がなによりも必要不可欠であり、それを十分に得られて初めて「考える」という行為をすることができる。
 そうした人間が、考えて活動するための「土台」を整備することこそ、私に反論する方々の「責任」ではないだろうか。
という最後のフレーズが痛い。

若者に仕事を! 
安定した仕事を!


幾つかの印象的なフレーズを紹介します。
(junsky氏の大津留の意見が分からないという批判を甘受し列挙するにとどめます。是非原文をお読み下さい)
(これを読んで考えて頂きたいというというのが私の意見です。)

まず

私の戦争への意思は、単なる脅しやレトリックではない。私の主張から手を伸ばした先には、戦争というカタストロフィーに対する願望が、しっかりと存在しているのだ。

戦争へ向う論理は

  

現状のまま生き続けたとしても、老いた親が病気などによって働けなくなってしまえば、私は経済基盤を失うのだから、首を吊るしかなくなる。その時に、社会の誰も、私に対して同情などしてくれないだろう。「自己責任」「負け犬」というレッテルを張られながら、無念のままに死ぬことになる。
 しかし、「お国の為に」と戦地で戦ったのならば、運悪く死んだとしても、他の兵士たちとともに靖国なり、慰霊所なりに奉られ、英霊として尊敬される。同じ「死」という結果であっても、経済弱者として惨めに死ぬよりも、お国の為に戦って死ぬほうが、よほど自尊心を満足させてくれる。
 

体制と「戦え」という論には
 

 ネットを中心に「戦争よりも、革命を志向するべきではないか」という疑問も散見された。しかし革命という思想は、主張や行動が受け入れられるという社会への信頼が前提となっている。私の現状は、そうした信頼をすべて奪い取られた上にあるのだ。 

 平和について

私は平和への執着こそが、我々弱者を貶める原因ではないかと「論座」1月号で書いた。このときの「平和」という言葉は、単なる戦争の対義語ではなく、いわゆる「平和な家庭」などというときの平和、すなわち「好ましい安定性」という広い意味で使っている。
  

労働運動への批判

正規社員優先の賃上げ闘争が、安定労働層と貧困労働層間の経済格差をこれまで以上に拡大させているという事実から、労組関係者は目を背けつづけている。また左派もこうした労組の姿勢を本気で批判することはない
 

左派の認識する「弱者」は私たちとはまったく別の場所にいる。私のような人間はその人権を尊重されない。  このような左派の態度が、個人を尊重しない「無責任な態度」として映る一方で、「拉致被害者を救え」「国際貢献のために、自衛隊を派兵するべきだ」という右派の言説は、「国としての責任ある態度」と映る。  右派の思想では、「国」や「民族」「性差」「生まれ」といった、決して「カネ」の有無によって変化することのない固有の 「しるし」によって、人が社会の中に位置づけられる。経済格差によって社会の外に放り出された貧困労働層を、別の評価軸で再び社会の中に規定してくれる。

そして全ての最後はこのフレーズ

 

考える時間を得るためには、生活に対する精神的な余裕や、生活のためのお金がなによりも必要不可欠であり、それを十分に得られて初めて「考える」という行為をすることができる。
 そうした人間が、考えて活動するための「土台」を整備することこそ、私に反論する方々の「責任」ではないだろうか。

(赤木智弘)
朝日新聞社 「論座 2007年6月号」

赤木智弘氏がすごく気になる。


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2007年11月25日 (日)

「希望は戦争」

昨日書いた「それを乗り越えるだけの「技術」や「思想」を!」が取り上げた低気温のエクスタシーbyはなゆーの日本が戦争することを熱望するフリーター赤木智弘氏へのインタビューとささやかな思考の足跡の赤木智弘『若者を見殺しにする国』の両方に赤木智弘氏のことを教えて頂いた。

☆中島岳志的アジア対談:フリーター、「左派」or戦争--赤木智弘さん (毎日新聞11月22日)に対談が出ている。
 北海道大准教授の中島岳志氏が対談するフリーターの赤木智弘さんは『論座』1月号の論文「『丸山眞男』をひっぱたきたい 31歳、フリーター。希望は、戦争。」で反響を呼んだ人物。

「希望は、戦争」というのはアイロニーとして言っているのではない。

状況は深刻だ。

中で中島氏も言っているように「自己責任や個人の資質に還元する言説」を批判しないと。90年代以降に行われた政府の経済政策で、今の不安定層が生まれた事の本質が明らかにならない。

しかし彼の問題提起は突き抜けている。

我々の常識的な社会変革の展望の手が届かないところがある。

ささやかな思考の足跡は2つの『若者を見殺しにする国』の読後印象を述べている。

1つは、どこまでも深い貧困の不可視性をどう受け止めるかという問題。いくらか貧困の問題について、理解が深まっているといっても、若者の貧困の問題はどこまでもその実態は不可視化されている。意識的ではないにしても、浸透した自己責任論の色眼鏡で、いろいろ若者の実相は、批評され、論評され、理解されきらない。ここから生じる若者たちの社会への絶望感、大人たちへの不信感にどう応えるかという問題である。これは若者に対してだけでなく、貧困一般に対して言えることでもある。格差の拡大のなかで不安感が広がる中で、こうした分断はメカニズムとして機能するまでに至っているかもしれない。その打破は、言うほど容易ではない。

 

もう1つは、こうした若者たちが、社会を変革することに参加する回路を私たちが提示できているのかという問題。社会変革を多数者の手でおこなうということは、私たちにとって核心的な命題でもあるが、実際に、そうした事業に参加する回路から、客観的に排除されている(正確には参加することがきわめて困難な状況におかれている)層が、実態的には存在する。ワーキングプアだとか貧困層と呼ばれる人たちの社会参加の運動は、さまざまに実践の面では、とりくまれているが、必ずしもその理論化にまで高められているわけではない気がする。

今後赤木さんの本を読むことにして若者問題をフォローして行きたい。

ーーーーーーーーーーーーーーー


☆中島岳志的アジア対談:フリーター、「左派」or戦争--赤木智弘さん (毎日新聞11月22日)

 ◇久々に論争起こした論文だ--中島さん
 ◇社会階層を流動化させたい--赤木さん

 中島 赤木さんの「希望は、戦争。」は、論壇誌で久々に論争といえるような議論を巻き起こした論文です。しかも、いわゆる「左翼」による反論は、多くが赤木さんの主張を誤読していた。それが大きな衝撃でした。まず、あの論文の趣旨をお願いします。
 
赤木 「戦争がしたい」って要約すると単なる破壊願望だと思われるし、それを否定すれば「あれはレトリックであって、赤木の本心は別にある」と言われます。そうじゃなくて、本心は両方にあるんです。  自分たちフリーターは働き続けても、昇給はなく安定は望めない。何とか社会階層を流動化させたい、変えたい。でも、従来の左派が代表してきたのは正規労働者であって、つまり我々は左派からも見放されている。だから、階層が流動化する機会としては、戦争だって希望になるのではないか。本当は、戦争は回避したいのだが、というのが骨子です。

に始まる。

以下赤木氏の主張の部分のエッセンス部分を紹介する。

 

 高度成長以後の労働者像はほぼ、終身雇用で働いて家族を養う標準型しかなかった。そこからこぼれる人の存在が表面化したのは、バブル崩壊以降でしょう。だから、言論界にはまだ、そういう人たちに関する蓄積がほとんどないのだとは思います。
 赤木 そもそも、家族を持って安定した生活ができる正規労働者と、家族も持てず不安定な非正規労働者とで「連帯しろ」というのは簡単な話ではない。なぜそこに想像力が働かないのか。彼らは単に「富裕層対我ら」という構図を描くのだろうけど、その「我ら」の中にも断層があるのです。
 赤木 若者を批判して上の世代が偉ぶるのは、彼らがこれから若者にはなり得ない、若返ることがないからですよね。安心してたたける。それは男性が女性を、白人が黒人をたたくのと同じ構図だと思います。
 
 
赤木 バブルまでの終身雇用は、本人が努力して得る身分というより、当然の仕組みだったわけです。バブル崩壊以後、そうじゃなくなったのに、自分たちの過去を「努力したんだ」と言って下の世代をたたけるようになった。
 でも、フリーターだってだいぶ頑張ってますよ。ピーク時間を過ぎたファミレスなんて、ホール1人、キッチン1人でやってたり。少しお客が増えたらてんてこ舞いになる。でも、そこで頑張ったことは努力と見なされない。コンビニバイトが努力しても店長や本部社員にはなれない。努力が結果に結びつかない層が、家族持ちの生活を安定させている側面がある。そこを変えたい。
 赤木 自分たちの世代はうまく就職できた層と、そうではない人が友人間でも両方いますよね。だから、自分が上層でも、友達が下層なのはその人の性格や努力のせいではないと分かっている。その意味では、この世代内でなら上下層の連帯の可能性があるんじゃないかと思います。逆に今のように簡単に就職できる世代は、その可能性が低いんじゃないか。
 
赤木 一番効率的なのは、この世代が、ボーンと自殺でもしてくれることなんでしょう。だからこそ、戦争が起きて、あらゆる人が戦わざるを得ない状況に追い込まれれば、その方が今よりはまだましだと思うんですよ。自分が上がれないのなら、周りを下げるしか平等への道はないんですから。
 

◇戦争が「尊厳」回復する?--赤木さん

◇国や企業が危機自覚を--中島さん

 

赤木 それに、徴兵されるというのは「私が社会に求められている」ということですよね。それに応えることで、社会と私がつながる。このつながる感覚が人間の尊厳というものだと思うんです。今は、何をしたって「お前はフリーターのままでいい」「ただ死んでくれ」。応答ができない。でも、戦争が起これば自分が社会の中で生きていると感じられる。

 
 
赤木 ちなみに、「希望は、戦争。」に対して「何で希望がテロや革命じゃないんだ」と言う人もいたけれど、それは一人の人間に望みすぎ。自分はあくまでも普通の生活者でありたいんですよ。

中島は赤木さんの文章を読んだとき、朝日平吾という人を思い浮かべました。1921年に安田財閥トップの安田善次郎を殺した右翼テロの先駆け的な人である朝日平吾という人を思い浮かべたそうです。

太平洋戦争の始まりに若者の貧しさのはけ口に満州があった。
ヒトラーの政権奪取に若者の貧しさのはけ口があった。
ブッシュのイラク戦争開始に若者の貧しさのはけ口があった。
今日本の若者ははけ口を求めている。

ちなみにこの対談のテーマは「希望は戦争」ではなく「左派」or戦争となっている。

==============
編集者はこう書いている。
 ◇対談を聞いて
 誰かが、赤木さんを「新・新左翼」と評していた。70年前後、新左翼は丸山を糾弾し、「革命戦争」を呼号した。確かに、字面が赤木さんの論文と似ている。小熊英二慶応大教授は、赤木さんと同時並行で存在する昨今のフリーター労働運動などを、70年代以降の左翼の延長上で読み解く。逆に、70年代を忘れたから今、彼らに衝撃を受ける人もいるのだろう。ただし、全共闘が団塊世代のごく一部だったのと比べて、赤木さんらフリーター層は分厚い。しかも、学生運動のように卒業はない。彼らの存在は、往年の新左翼のように、忘れ去られてしまうたぐいのものではないのだ。【鈴木英生】
==============
毎日新聞 2007年11月22日 東京夕刊
中島岳志的アジア対談:フリーター、「左派」or戦争--赤木智弘さん
http://mainichi.jp/enta/art/news/20071122dde014070009000c.html

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微妙な差にも道理あり

20071122e3m2200d221


昨日の日経のNIKKEI プラス1からのネタ5つです。

どこかの携帯会社のCMではないですが「全て物には訳がある」のですね。


1.色鉛筆が黒鉛筆より芯が太いのは強度が低く、塗ることも多いため

2.電源コンセントの2つの穴。よく見ると左が長い

3.風呂敷。正方形に見えるが、多くは長方形

4.座布団も「正座したとき、ひざを合わせた幅よりひざ下の方が長いため、奥行きが長い」

5.乗用車「ラウム」は2003年発売の2代目モデルから、これまで「真ん丸」が常識だったハンドルが「楕円(だえん)」に

以上単なる情報提供でした。
詳細は以下に又は日経新聞を買って下さい。

続きを読む "微妙な差にも道理あり"

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ある二次会句会の記録

ある二次会句会の記録です。
8人54句の中の点数の入った句です。
新しく若者が一人参加しました。
渋谷の東方見聞録で行いました。
毎月第四土曜日に13時本句会 18時二次会句会を行っています。

ご興味のある人は御連絡を!

兼題は
・○○鍋(鍋だけでは季語ではないが何かが付くと季語となる)
・壁

票数 句 作者

4 壁ほのと紅しやコート掛けられて さとし

4 落書きの壁の冷たき転居かな 角

3 寄鍋の糸こんにゃくをいとしめり さとし

3 冬晴や「牛乳を次ぐ女」(ミルクメイド)の白き壁 まさし

2 砂壁のはらりと崩れ冬の恋 舞

2 木枯らしや潮の香りのなまこ壁 さとし

2 冬ぬくくゐて飲食や壁の中 匡夫

2 壁の傷より出にけり冬の蝿 舞

1 壁のしみ伝ひて来たる冬の蝿 角

1 壁のごとく無口で青kきコート脱ぐ さとし

1 紅葉鍋湯気の果てなるわが山河 舞

1 小春日や土鍋に入りて眠る猫 まさし

1 土鍋にお酌の影の届きけり 公彦

1 寄鍋や窓のきりりと張りつめて さとし

1 大北風やスクラムといふ人の壁 さとし

1 吹雪ふたたびザイルの切れし北壁に さとし

1 女子寮の壁高すぎて小夜時雨 まさし

1 浅からぬ縁かとも思ふ牡丹鍋 舞

1 土壁にあはき光や落ち葉籠 角

1 塗り込めし壁に霜月保たれり 公彦

1 寄鍋や知らざることは知らぬまま 角

鍋料理 主に冬の季語。  「石狩鍋」 は鮭(さけ)、「桜鍋」 は馬、「牡丹(ぼたん)鍋」 は猪(いのしし)、「紅葉鍋」は鹿肉の鍋のこと。 「鍋焼(なべやき)」 は、今は「鍋焼きうどん」 を指すが本来は、鳥肉、芹(せり)、慈姑(くわい) などを入れ、しょうゆで煮た料理を指す。 「鋤焼(すきやき)」、羊の肉を独特の鍋で野菜と焼く「成吉思汁(じんぎすかん) 鍋」、親しい者同士で密かに持ち寄った具を入れ、真っ暗な部屋で何か分からぬ鍋を楽しむ「闇汁」 も冬の季語。
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ある二次句会で作った10句

ある二次句会で作った10句です。
席題は○○鍋と壁です。

お酌の影冷たき壁に届きけり

寄せ鍋の木たるを待てば酔いきたる

土壁が囲む寄せ鍋煮つまりぬ

塗り込めし壁に霜月保たれて

吹きこぼるる鍋にあがりし声揃う

ちげ鍋に野菜とつくねふっふっふ

満月を外にして鍋の句の出来ず

冬の月俳句の会へ急ぐ背に

寄せ鍋は日本の心と信じ居り

寄席阿部や深遠と日本の美の混じる

席を得し電車句会やコート着て

「電車句会」で句会の句を推敲しました。

短詩系文学は座の文学ですね。
いい作品を作るには歌会や句会で揉まれる事が必要です。

今朝はこんなところです。
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