« 映画「北辰斜にさすところ」を観た。 | トップページ | 米英経済の不振は10年続く? »

2008年1月23日 (水)

日本はもっと縮んでいくのか?

今日株価は13000円を割り経済の世の中を揺す振っている。
株安と同時に円安が問題となっている。
今日106円になった。
円安について日経がYEN漂流という連載をやっていたが「縮む日本」
という元旦の日経の記事が私の回りでは話題になっている。

日経ネットplusという無料登録制のサイトから紹介します。

Sec071228_7

日本食店の上客はロシア人
 

98年のロシア通貨危機の直前から極東サハリンで営業を続けてきた日本食レストラン「ふる里」ではいま、刺身の舟盛り(600ルーブル=2700円)やステーキ(1250ルーブル=5600円)にロシア人客が舌鼓を打つ。日本人はといえば250ルーブル(1100円)など低価格メニューが中心だという。

Sec071231

「100万円でも安い」と驚く?

 マンダリンオリエンタル東京で最高級の客室の宿泊料は1泊約100万円。それでも利用客からは「欧米よりは安い」と驚きの声もあるという。窓からは“沈む通貨”YENの番人、日銀本店が見下ろせる。

元大蔵省財務官の行天豊夫氏は「通貨は経済、政治、文化など総合国力の尺度」と言う。
100年夏目漱石はロンドンの物価高を妻への手紙で嘆いたという。
初乗り4ポンド(950円)、外食代平均39ポンド(9300円)という現在の円の使い勝手のなさは漱石ならずとも昔の円高の時を知っている人には驚きだろう。

かつてG7で首位だった日本の一人当たりGDPは06年には18位にまで転落した。
このまま円安と低成長が続くと2020年には米国の半分になると言う。

1月1日の別の記事では「50年後に円が存続している」と考える人は全体の6割弱。
そして「50年後に日本円が存続していない」と予想した人に、その代わりとして日本でどの通貨が使われるようになると予想するかを択一式で選んでもらった。その結果、欧州連合(EU)におけるユーロのような共通通貨がアジアでも誕生し、流通していると考える人が最も多く、68.3%に上った。米ドルは12.9%、中国の人民元は7.7%だった。
Sec071230_5

代わりの通貨として「その他」を選んだ人の自由回答を見ると、「世界共通通貨」を見通す答えが目立った。また、ユーロが日本でも流通しているという予想や「中国が主導する新通貨」「先進国の共通通貨」「世界統一の電子マネー」などの登場を予測する回答も寄せられた。そもそも「通貨という概念がなくなる」という予測もあった。

日本もアジア共通通貨へのイニシアをとるべきだろ。
そして世界共通通貨を真面目に模索するべきだろう。
「世界統一電子マネー」の方が早いような気もするが・・・・

今日(1/22 )付けの東京IT新聞というIT関係のフリーペーパー(無料で送ってくれます)にもこの「縮む日本」の記事が紹介されていた。
ITの世界では日本向けにすると赤字になると言う。
日本向けにすると世界的には売れないからだ。
記事では日本人は世界に目を向けるべきだと書いていた。

1ドル1円で140年前(1871年(明治4年)に大隈重信が始めた円は一体どこへ行くのだろうか?

日本はもっと縮んでいくのか?

参考になりましたら激励のクリックをお願いします。
人気ブログランキングへ
こちらもお願い致します
FC2ブログランキング
こちらもお願い致します。
BlogPeople

このサイトのあなたのレビュー!

« 映画「北辰斜にさすところ」を観た。 | トップページ | 米英経済の不振は10年続く? »

「経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

日本国憲法擁護連合 さん

記事よりも力の籠もったコメントありがとうございました。

>サブプライムローンそのものに多くのヨーロッパ金融資本は投資していた

イギリス以外はそうでもないようですね。

アジア経済圏を日本主導ではなくASEAN主導で作ると言うのが現実的なのかともと思います。

アメリカの普及は構造的であり、10年続くという話もあります。
私は経済的には日本がアメリカのくびきからはなれるという現実の選択肢が出てくる可能性があると思います。

日本の総合国力の中で一番問題なのは経済でも文化でもなく間違いなく政治でしょう。

「ドル体制が、ユーロ体制に移行することは現実ありないし」を、
「国際通貨体制がドルからユーロに移行することははありえないし」、に訂正します。

長文、誤植失礼しました。

世界同時株安が今年から始まっています。サブプライムローンの破綻は、エンロンショックから続く、アメリカバブル経済の末期的状態だといえるようです。

これは、アメリカドル体制を国際通貨体制としてきた戦後世界資本主義経済そのものを揺るがすような事態になってきています。

ドル体制が、ユーロ体制に移行することは現実ありないし、ドルとユーロの二極化ないし円を加えた三極通貨体制にむかってうまくいくような簡単なことではなさそうです。というのも、サブプライムローンそのものに多くのヨーロッパ金融資本は投資していたからで、その破綻は確実にユーロも直撃しているからです。

また、日本経済に関していえばバブル破綻以降、アメリカ金融資本の資本攻勢に立たされているといってよく、かつてのイギリス金融資本の延命策であるウィンブルドン現象というべき状態に日本経済はあります。

大鶴さんが指摘されているように、すでに外資がどんどん日本に参入し格差社会はさらに拡大しているなかで、日本の政治経済の指導者たちは、あの似非改革者の小泉らのインサイダー取引疑惑のように、自分たちの延命に汲々となっているだけのようです。つまり、自立的な東アジア市場における円経済圏化は経済的規模的にも現状として無理だということです。(もっとも、日本経済がバブルに浮かれていた時代に円経済圏化構想は主張されましたが、アメリカはこれを北朝鮮問題を持ち出して円経済圏化を叩き潰したようです)

マルクス経済学では万年危機論を展開し、ブルジョア経済学は繰り延べ策-新たな資本蓄積方法をこじつけ的にさぐってきたのですが、今の世界経済情勢は七十年代世界資本主義の危機的情況-68年前後の世界大不況→その直後開始されたベトナム戦争でのアメリカ帝国主義側の敗戦→75年世界同時不況→ドルショック→原油高→インフレの状況ととてもにていて、2000年のITバブル破綻→2003年開始のイラク戦争の泥沼化→2008年世界同時株安→ドル価値低下→原油高→インフレの状況下にあります。

大鶴さんも私も、マルクス経済学の立場だと思いますが、私はソ連の崩壊の後はアメリカ資本主義が崩壊するような危機的情勢にあるのではないかと考えられてならないのです。

しかし資本主義は自動崩壊などはしないし、帝国主義は自ら崩壊することはないゆえに、最後は戦争に打って出ながら延命していこうと策動しているのではないかと私は指摘したいです。

そこで1930年代から第二次大戦に向かって帝国主義は階級闘争を潰しながら戦争をすることで生きながらえた時代を振り返りたいと考えています。

今の時代がまったく1930年代と同じだとはいいませんが、七十年代世界資本主義の危機的情況とその回避の仕方が戦争やインフレだったことを考えると今の世界資本主義諸国の対応がそれらと似ているのではないかと私は指摘したいです。

日本がなぜ改憲に急いでいるのか、左派つぶしに奔走しているのかのキーワードは、戦後世界資本主義の危機そのものにあると思います。

ただし、1930年代のようにスペイン人民戦線の敗退やファシズムの圧倒的な台頭のような情勢ではなく、反アメリカ帝国主義の南米政権の台頭とその維持(アメリカの裏庭といわれた地域でアメリカは中東支配の揺らぎから叩き潰せないでいる。)や世界の労働者・民衆が資本攻勢に対置して闘われているということではないでしょうか?

しかし、もし階級攻勢に敗退すれば、国際通貨ブロック競争から第三次大戦のような情勢にいきついてしまうようなことになりかねませんので、そういう情勢にならないような経済システムをつくらなければならないようです。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/190315/17789803

この記事へのトラックバック一覧です: 日本はもっと縮んでいくのか?:

» 日銀は利下げ圧力に屈するな [佐藤秀の徒然\{?。?}/ワカリマシェン]
福井俊彦日銀総裁は22日、金融政策決定会合後の記者会見で、今後の金融政策について、利下げ方向の観測が市場にあることは承知していると述べたうえで、先行き不透明感の高まりを背景に、先行きの政策判断は微妙な局面に来ていると語った。(ロイター) とりあえず利下げはし....... [続きを読む]

» 公安警察を集団告訴する運動を立ち上げたいので左翼党派の方々は協力を! [日本国憲法擁護本当の自由主義と民主主義連合〜法大OBのブログ]
公安警察がさまざまな個人や団体を狙い撃ちして嫌がらせをしている実態を全国的に調べ上げ、一括して国家賠償請求訴訟を集団訴訟として提訴する運動をつくりたいと考えています。 自衛隊は自民党以外のすべての野党を監視していましたが、同様に公安警察は すそのを市民の領域に広げています。 改憲情勢のなかで権力は暴走を強めていますが、同時に自民党権力と警察権力の不祥事の頻発によって権力はガタガタになってきています。 自民党が危機的情勢だというのはチャンスですから、集団訴訟を同時にすすめる... [続きを読む]

» 憲法改正と恒久法 [反戦塾]
 自民党、民主党が自衛隊の海外派遣についての恒久法制定に積極的になっている。平和を旗印とする創価学会の意向が強く、改憲や恒久法制定に消極的であった公明党も、この [続きを読む]

» 08年1月23日 水曜日  公務員改革 [護憲+グループ・ごまめのブログ]
08年1月23日 水曜日  公務員改革  新聞の見出し{/arrow_r/}(ここをクリック)  先日も少し此の事について書いたが、公務員改革とは、公務員を律したり無駄を排除すると思っていたが、蓋を開ければ料理に例えると煮物の出汁の上に浮いた灰汁を取り除いた程度で改革とは言えないものだった。  しかし今回のこの改革の早さは何だろう。年金問題で長妻議員など野党に流れる内部告発をとめる。新聞の表を見ていると政治担当の自民党議員は官僚に会うことができる。  と言うことは、素人判断だが、野党の議員が法に反... [続きを読む]

» 農業への夢とデカップリング [関係性]
 連日の株暴落によって「世界同時株安」が新聞紙上をにぎわし、毎日が落ち込むニュースの連発である。  くだらない株投資や外貨預金や投資信託などしている奴の顔が浮かび、ザマー見ろと言いたいのだが、こちらの商売の雰囲気もとても悪い。まさに“嫌な感じ”を漂わせている。この投資屋たちと私とでは係わりもつながりもないのに、同じような“嫌な感じ”を受ける。  そんな都会の仕事から離れて、田舎で農業でもと思えるほど安易な日本農業ではない。老後の遊び半分や観光気分での参加ならできるが、そんなものが農業であるわけがない... [続きを読む]

» 津軽三味線の話 [アルバイシンの丘]
 この記事は一月以上も前に予定していた話であるが,これまたとても後回しになってしまった.ただし,初めにはっきり言っておくが,この記事は『自慢話』である.従って,人の自慢話を読んだりするのが嫌いな人は,続きを読まない方がいいです,すみません. 昨年の4月からあるカルチャープログラムの一つである,『津軽三味線』を受講している.津軽三味線は私の琴線をくすぐるのである.ずっと以前に津軽三味線という記事も書いたことがあるほどだ.【注1】  それが嵩じて,とうとう自分でもぜひ弾けるようになりたい,と思ってしま... [続きを読む]

» [ダイビング]共生ハゼたち [ミクロネシアの小さな島・ヤップより]
ニンゲン社会の一部では共生社会っていう言葉(だけ)が流行みたいだけど、自然界ではそんなことは当たり前、実はニンゲンの身体の中でもたくさんの細菌やウイルスが共生してるんだよね。彼らは「愛」だの「関係」だのメンドークサイことは考えちゃいない。そこには必然があるだけさ~(笑) 海の中でもたくさんの共生関係が見られる。たとえばハゼとテッポウエビの共生。上下写真の左側はロッティリアテッポウエビ(Alpheus rubromaculatus)と共生するオドリハゼ(Lotilia graciliosa)、右... [続きを読む]

« 映画「北辰斜にさすところ」を観た。 | トップページ | 米英経済の不振は10年続く? »

無料ブログはココログ

カテゴリー

  • 1万歩日記
  • 2014都知事選
  • 2016都知事選
  • 3.11
  • 9.11
  • abend
  • CO2削減
  • facebook
  • google
  • iphone
  • iphone apri
  • IT
  • mac
  • M男の映画評論
  • NHK
  • sst不当解雇
  • TPP
  • twitter
  • ustream
  • youtube
  • おいしい店紹介
  • お食事処
  • ことわざ
  • たっちゃん
  • どきどきブログ句会
  • まんがで読破
  • みんなの党
  • わらび座
  • アジア
  • アベロ
  • イベント紹介
  • イラク
  • インターネット新聞『JanJan』
  • エコ
  • オバマ
  • オーマイニュース
  • キャンプ
  • サッカー
  • タビサ
  • チベット
  • テレビ
  • テロ特措法
  • ネズミ講
  • バラとガーデニングショー
  • ファスレーン365
  • ブログ紹介
  • メルマガ「おは!twitter俳句」
  • メーリングリスト
  • ラジオ
  • ワーキングプア
  • 三郷
  • 中国
  • 中国残留孤児
  • 九州大学
  • 九条世界会議
  • 五島
  • 井上ひさし
  • 今日の日経から
  • 今日は何の日
  • 介護保険
  • 企業経営論
  • 会の案内
  • 俳句
  • 俳論
  • 健康
  • 共謀法
  • 内野事件
  • 創価学会
  • 労働問題
  • 北朝鮮
  • 医療
  • 原子力発電
  • 句会
  • 周辺の花・景色
  • 啄木
  • 回文
  • 国民投票法案
  • 地方自治
  • 地震
  • 埼玉
  • 大分
  • 大津留の映画評論
  • 大津留公彦
  • 大津留選俳句
  • 太陽光発電
  • 子宮頸がんワクチン
  • 安倍晋三
  • 小林多喜二
  • 小田実
  • 山頭火二豊路の足跡と句碑めぐり
  • 川柳
  • 希望のまち東京をつくる会
  • 平和への結集
  • 年金
  • 広島.長崎
  • 庄内
  • 従軍慰安婦問題
  • 憲法九条
  • 我が家の庭
  • 戦争と平和
  • 教育
  • 教育基本法
  • 文団連
  • 新宿
  • 新宿の昼飯処
  • 新日本歌人
  • 新聞
  • 日本共産党
  • 日本橋
  • 映像関係
  • 映画
  • 東京
  • 東京電力
  • 東日本大地震
  • 歌論
  • 正岡子規
  • 民主党
  • 沖縄
  • 沢田研二
  • 活動家一丁あがり
  • 消費税
  • 温泉
  • 湯布院
  • 湯平
  • 現代短歌研究会
  • 環境問題
  • 田中宇の国際ニュース
  • 短歌
  • 石川啄木
  • 社会
  • 社民党
  • 福岡
  • 福田康夫
  • 秋田
  • 立ち枯れ日本
  • 米軍保護法案
  • 経済・政治・国際
  • 署名
  • 美術
  • 美術展
  • 自民党
  • 芝居
  • 芸能・アイドル
  • 菅直人
  • 藤原紀香
  • 行事案内
  • 詩論
  • 貧困
  • 資格
  • 趣味
  • 農業
  • 連歌
  • 選挙
  • 陸前高田
  • 電子出版
  • 電気代一時不払いプロジェクト
  • 青年
  • 非正規雇用
  • 音楽
2017年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

ウェブページ