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Yokozuna

昨日の夜は金八先生があった。
受験にまつわるスト-リーは素晴らしいものだった。
それは番組ホームページを見ていただくとして、中で紹介された相撲取りをめざす主人公を取り巻くストーリーに大きく関係のある格言について紹介します。

それは「吾未だ木鶏に至らず」というもの

その内容は下を見ていただくとして、この言葉はわが郷里の大分の相撲取りの双葉山の言葉として紹介された。
しかし双葉山にこの言葉を教えたのは安岡正篤(まさのり)であり荘子のことばだそうです。

この言葉の来歴はこれです。

名横綱双葉山と木鶏の逸話 紀渻子という人が闘鶏の好きな王(学者によって説もありますが、一般には周の宣王ということになっています)のために軍鶏(しゃも)を養って調教訓練しておりました。そして十日ほど経った頃、王が“もうよいか”とききましたところが、紀渻子は“いや、まだいけません、空威張りして「俺が」というところがあります”と答えました。さらに十日経って、またききました。“未だだめです。相手の姿を見たり声を聞いたりすると昂奮するところがあります”。また十日経ってききました。“未だいけません。相手を見ると睨みつけて、圧倒しようとするところがあります”。こうしてさらに十日経って、またききました。そうすると初めて“まあ、どうにかよろしいでしょう。他の鶏の声がしても少しも平生と変わるところがありません。その姿はまるで木彫の鶏のようです。全く徳が充実しました。もうどんな鶏を連れてきても、これに応戦するものがなく、姿をみただけで逃げてしまうでしょう“と言いました。

双葉山にこの言葉を教えた安岡正篤のエピソードはこうです。

大変おもしろい話でありますが、私はこの話を往年の名横綱双葉山関にしたことがありました。これは双葉山関自身が『相撲求道録』という本に書いておりますが、まだ横綱になる前の大変人気が出てきた頃でした。双葉山を非常にひいきにしていた老友人に招かれて一緒に飲んだことがあるのです。なにしろ私もまだ若かった頃ですからつい一杯機嫌で、“君もまだまだだめだ”と申したましたろころ、さすがに大横綱になるだけあって私もそのとき感心したのですが、“どこがいけないのですか”と慇懃(いんぎん)に尋ねるのです。そこで私が木鶏の話をいたしましたところが、大層感じ入ったらしく、それから木鶏の修行を始めたのです。その後は皆さんもご存知のようにあのような名力士となって、とうとう六十九連勝という偉業を成し遂げたのであります。なんでもそのとき、私に木鶏の額を書いてくれということで、書いて渡したのでありますが、その額を部屋に掛けて、朝に晩に静座して木鶏の工夫をした。本人の招きで私も一度まいりました。

そしてこの言葉が有名になったエピソードです。

今度の大戦(第二次世界大戦)の始まる直前のことでありますが、私は欧米の東洋専門の学者や当局者達と話し合いをするためにヨーロッパの旅に出かけました。もちろんその頃はまだ飛行機が普及しておりませんから船旅ですが、ちょうどインド洋を航行中のときでした。ある日、ボーイが双葉山からの電報だと言って室に飛び込んできました。なにしろ当時の双葉山は七十連勝に向かって連戦連勝の最中で、その人気は大変なものでしたから、ボーイもよほど興味を持ったらしい。そして“どうも電文がよくわかりませんので、打ち返して問い合わせようかと係の者が申しておりますが、とにかく一度ご覧ください”と言う。早速手にとってみると「イマダモクケイにオヨバズ」とある。双葉山から負けたことを報せてきた電報だったのです。なるほどこれでは普通の人にわからぬのも無理はありません。この話がたちまち船中に伝わり、とうとう晩餐会の席で大勢の人にせがまれても木鶏の話をさせられたのを覚えています。

 その後双葉山の木鶏の話が自然に広がり、あちらこちらに鶏ならぬ人間の木鶏会ができました。しかし、これは結構なことです。


(安岡正篤『人物を修める』致知出版社刊より)
安岡正篤一日一言

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以下ストーリーです。

第17話
2.14 OA
3B男子で一番体格がよく相撲好きの玉田透(米光隆翔)は、相撲部が強いことで有名な私立高校を第一希望に決めていた。 そんな透が入試を翌日に控えたある日、五十嵐雅迪(田辺修斗)が風邪で高熱を出しているにもかかわらず、無理矢理授業に参加。 あからさまに具合の悪そうな雅迪の様子に、受験を控えた周囲の生徒たちは「風邪をうつされたくない」と早退を勧める。 だが、3年間無遅刻無欠席無早退の皆勤賞を狙っている雅迪は、帰宅を頑なに拒否。皆のヒンシュクを買う。


ところが、そんな雅迪を背負って帰った透が、翌日高熱でダウンしてしまう。 自分のせいで透が受験に失敗したと3Bの面々に責め立てられた雅迪は、何故自分のせいにされるのかわからないと逆ギレして…!?
一方、金八(武田鉄矢)は、生徒たちを心配するかたわら、娘の乙女(星野真里)のことでまた頭を悩ませていた。 教師としての心配と父親としての心痛、両者に追われる金八だが…。



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