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今日三郷文化センターで「日本の青空」を見た。
ストーリーは関連サイトを見て頂くとして紹介しないが凄くいい映画だったと紹介しておきます。
ドラマと鈴木安蔵の話がダブルストーリーとなっていて良くできていた。
脚本の成功だろう。
日本国憲法を作った男が鈴木安蔵であることは間違いないと思った。
この映画で日本の歴史の一部がはっきりした。
日本国憲法は押し付け憲法ではない。

映画の中でベアテ・シロタ・ゴードンさんが憲法24条の男女平等規定の導入について日本側に訴えるところで、彼女の英語が途中から日本語になり、自分の見てきた日本の女性の低い地位を改善するためにこれは絶対必要いと涙を流して訴える所で思わずウルウルしてしまった。
結果的に法制局長官がシロタさんがホントに書いたのかと聞き「そうです」と答えると通訳の白州次郎が「勝目がないようですな」といい採用が決まった。
映画が終わって会場のロビーで知り合いの娘さんに思わず「あなたたちはシロタさんに感謝しなければならない。彼女がいなければ男女平等規定は日本の憲法に入っていなかった。」と演説してしまった。

他の知り合いは見たのは3回目だがそれぞれ違うところで感動したと言っていた。

鈴木安蔵が詠んだ短歌がある。

学連事件で治安維持法違反第一号で投獄され戦前に獄中で読んだ歌

   この子等が、行く道悲し 然が思い 嘆きこころは深まりゆくも

戦後に詠んだ歌

  憲法よりも食糧と 虚無の笑いを浮かべつつ 語れる人を見つつ悲しき

改憲国民投票法案情報センター
故鈴木安蔵長女「審議尽くされていない」
より

鈴木安蔵は戦後一貫して護憲の活動をされ憲法会議の初代代表であり立正大学では憲法学の金子勝を育てた。(経済学の金子勝とは別人)

ブログの中で鈴木安蔵が生まれた小高の9条の会の講演録の中の吉原泰助先生講演録から私の思いとつながるものがあるので紹介します。
  2006.2.5 南相馬市小高区の浮舟文化会館で開催
おだか9条の会のページ


私は武力によらない自衛権,これが日本が戦後ずっと掲げてきた方針であり,今 後ともそうありたいものだというふうに思ってます。
 そしてこれだけの経済力を持った国が,軍隊がないから,あるいは軍隊が貧弱だからといって,ここを攻めることは,実際問題としては,世界大戦か,その国 の自殺以外にはないという状況になっています。中東辺りで事が起こるのとは違います。日本の経済力,日本の民度,ここに無謀にも軍隊を出すと,あるいは, 侵略すると,こっちが仕掛けた場合は別ですが,そうでない場合は,その国が滅びるぐらいの危険を冒さないとできないというふうに私は思います。納得できる 論理かどうか知りませんが,私の思いはそういうことです。(以上)

吉原泰助先生講演録  2006.2.5 南相馬市小高区の浮舟文化会館で開催
おだか9条の会のページ
http://sousou9.web.fc2.com/odaka.html

ブログを見ていたら憲法無効論というものがあった。

映画「日本の青空」
焼け跡から生まれた憲法草案は実際には11存在する
やけくそから生まれた憲法偽史

大日本国憲法の改正手続きを経ていなくて日本側自由意思でないから日本国憲法は無効であるというものです。
ポツダム宣言が日本の在り方の変更を求めるものであり、大日本国憲法の改正などではなかった事は自明だと思っていたがこんな戦前のような論理が堂々と右派ブログの中でまかり通っているのが情けない。
最も右派の中でも主流ではないようだが。
ネット右翼のこの論理と映画への感想を聞きたいものだ。

Index_photo2

参考

大津留公彦のブログ2
「日本国憲法 誕生」今夜9時
「日本国憲法 誕生」を見て
白洲次郎の「プリンシプルのない日本」を読んだ。

9条の会を応援する有志のブログ
「日本国憲法は押し付けられたか?」-1

(このシリーズは独自の論考もあり講演を何度もされた原稿でありよくまとまっています)

JUNSKYblog2008
「日本の青空」を再び見ました。

内野光子のブログ
映画『日本の青空』を見て

志村建世のブログ
憲法無効論に驚く


ペガサス・ブログ版
「日本の青空」は秀作


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