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2009年1月 7日 (水)

派遣関係3題とウエッジウッド

メールマガジンの発行を始めました。
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◎メールマガジン名 :大津留公彦の目

今日は4つの記事です。


その1.坂本政務官発言問題

坂本政務官は1月5日の総務省の仕事始めのあいさつで、

「年越し派遣村、日比谷公園の情景を見るとき、これは本当なんだろうか、本当に真面目に働こうとしている人たちが、こうやって日比谷公園に集まっているのかなぁ、という気もいたしました」

と、「派遣村」のあり方について疑問を呈した。さらに、

「(集まった人が、厚生労働省の)講堂を開けろ、もっといろんな人が出てこい(と言っていた)。何かしら、学生紛争の時の『学内を開放しろ』『学長出てこい』という戦術、戦略が垣間見えるような気がした」

翌1月6日朝のTBS系情報番組「朝ズバッ!」に出演した共産党の穀田恵二国対委員長は、発言を引き合いに

「本当に国民が苦しんでいる、ということに心を寄せていない内閣」

と批判。連日、派遣村を応援に訪れていた社民党の福島みずほ党首も、同番組中で

「自殺を図って、お巡りさんに助けてもらって派遣村に来た人もいる。もちろんホームレスの方もいましたけど、その(ホームレスになる)前に雇用を失っている。派遣切りの人も一定(数)いるんですよ。あの発言の『この人たちは働く気があるのか』というのは絶対に許せない。みんな『命をつなげるか』というレベルで生きているんです」

しかしネットの世界では違うという。

ライブドアが1月4日にサイト上で始めた「派遣村、継続や移転すべき?」というテーマのアンケートでは、1月6日18時現在で約6万1000件寄せられている回答のうち、「するべき」との回答は28.65%なのに対し、「するべきでない」は71.34%。寄せられたコメントの内容を見ても、派遣村に否定的なものが多い。

2チャンネルも見たが両論半々位かなという印象ですがそもそもネトウヨの多い所の話です。
こういうブログへの書き込み程度の物が仰々しく取り上げられるニュースというのものもあまり大したことはないなと思う。


その2.一方的派遣切りを正当化する論の特徴

村野瀬玲奈の秘書課広報室は一方的派遣切りを正当化する論の特徴と言う記事で派遣切り批判をあえて批判する  財部誠一の「ビジネス立体思考」を批判している。
そして一方的派遣切りを正当化する論の特徴をこのようにまとめているので紹介します。

▼一方的派遣切りを正当化する論の特徴

-内容の薄い感情的言葉の多用 -労働法制の原則が確立してきた歴史的流れへの無知、無理解 -派遣切りを容易にする法制は大企業側こそが推進したという事実を都合よく忘れる不誠実さ -労働者は機械ではなく生きた人間であるという人間的認識、人道的感性のとぼしさ -生産拠点の海外シフトがすぐに行なえると考えているらしい、実務に対する理解のとぼしさ -生産拠点を海外シフトするぞという、同国人に対する脅迫的態度 -企業の内部留保の蓄積や経営者の高額報酬や株主配当には触れたくないという独占欲 -「経営判断」という聖域や形式論理に逃げ込み、面倒なことは政治に押し付けるというご都合主義と、そんなに苦しんでいなくても「苦渋の選択」と言ってしまう鉄面皮

「内容の薄い感情的言葉の多用」「人道的感性のとぼしさ」などはよく分かります。

ここには結論しかありませんが、この分析結果に至った内容は是非本文をお読み下さい。

▼一方的派遣切りを正当化する論の特徴

その続編もありますが私も時間があれば後日批判します。
■続「派遣切り批判をあえて批判する」
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20081225/121762/

その3 誰が労働者派遣法改悪を進めたのか?

2004年の派遣の製造業への適用は一部野党は反対したが1999年の労働者派遣法改悪には共産党以外の全ての党が「多様な選択肢の確保の為」として賛成した。
この事実は消えない。
今は労働者派遣法の見直しが流れとなっている。
厚生労働大臣も「個人的には派遣の製造業への適用は見直すべきだ」と言い始めた。
いいことだと思う。
厚生労働大臣にも全野党にも皆さん頑張って貰いたい。
しかし
共産党以外の政党は全部一回自己批判してからいろいろと語るべきだろう。
それを後押ししたマスコミも一言反省があってしかるべきだろう。
でないと又同じことを繰り返す。
このころ実は私にはピンと来ていなかったが友人は「これはいずれきっと大変な事になる」と語っていた。

ネットの時代は過去の行動が残っている。検証可能である。

では共産党の記事を検証してみよう。1999年6月の事を書いた去年の赤旗の記事です。

六月二十九日の参議院労働・社会政策委員会で採決に先立って反対討論にたったのが市田忠義議員(現党書記局長)です。市田氏は、反対理由として

「派遣の対象業務の拡大は大量の低賃金、無権利の労働者をつくりださざるをえない」
「常用労働者の派遣労働者への置きかえが加速する」
「派遣労働者の保護にかかわる規定が不十分である」
「請負という名で大規模に派遣労働者化がすすめられている実態について有効な措置を講じていない」

という四点をあげました。

 対照的なのが他党。自民、民主、公明など各党を代表して公明党の山本保議員が「労働者に多様な選択肢を確保し、就業機会の拡大を図るため」に「時宜を得た内容と考える」と賛成討論しました。いまではまったく通用しない主張です。

 市田氏は、「あの時、私たちが指摘したことが誰も否定できない現実になり、派遣労働の規制強化へと流れが変わってきた。当時はこういう情勢になるとは思いもしなかった」と、劇的変化を述懐しました。そして「法案に反対しているのはわが党だけだから、論戦は非常に重要で、私は土日の休みを返上して、議員会館にこもって必死に質問準備をしたことを覚えています」と語りました。

 このときの参院労働・社会政策委員会の委員長は日本共産党の吉岡吉典議員でした。他党が労働省(当時)のスケジュールにそって法案の採決を主張した最終盤の理事会で、徹底審議の必要性を筋道をたてて説いた異例の発言が、いまも語り草になっています。

 「戦後の労働者保護法制の歴史的な転換といえる重要な法案を中途半端な審議で終わらせたら、国会が歴史的責任を果たさないことになる。後に誰が見ても審議をつくしたといわれるような、記録として残していく慎重審議が必要だ」

 こういう論旨でした。当時を振り返って吉岡氏は「数は相手が上回っていたが、政治的には私たちが優位に立っていた。結局は、われわれが主張した通りになった」と語りました。

2008年8月17日(日)「しんぶん赤旗」
「決定的場面」と日本共産党
派遣労働 「原則自由化」に唯一反対

その4.ウエッジウッド


我が家のウエッジウッド

正月の家族新年会にたまたま来てくれた息子のお嫁さんが宴会の中休みに皿を洗ってくれたが「さりげなくウエッジウッドですね」と言っていた。
ウエッジウッドファンのかみさんとしてはその日は少し鼻が高かったようですが今日はショックだという。
ウエッジウッドが倒産したからだ。
かみさんは「今の若い人はウエッジウッドは買わないだろう。我々がウエッジウッドをありがたがる最後の世代だろう。」という。
確かに英国皇室ご用達の高級陶器はなかなか買えない。
しかしそれとともに若い世代にありがたがられなくなった製品ラインアップにも問題があるのではないかと思う今日この頃ですが皆さんいかがお過ごしですか?

今日はこんな所です。

関連サイト:
全国のホームレス支援団体HP一覧表


ホームレス支援全国ネットワーク


派遣ユニオン ブログ


「派遣切り」被害者の労働相談(12月31日~1月4日、東京・日比谷公園)のご案内


「派遣切りした企業の商品を買わないようにしよう」

アパホテルに泊まるのは止めよう!キャンペーン中(一覧記事)へ

財界と・アメリカ中心の政治から国民が主人公の政治へ!

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