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2009年3月 7日 (土)

映画「幸せのちから」を昨夜テレビで見た

[幸せのちから] ブログ村キーワード

映画「幸せのちから」を昨夜テレビで見た。

監督 ガブリエレ・ムッチーノ  主演 ウィル・スミス
これは今上映中の「7つの贈り物」と同じ組み合わせだ。

弊感想文
「7つの贈り物」『SEVEN POUNDS』を観た

『幸せのちから』(The Pursuit of Happyness)は2006年のアメリカ映画。事業の失敗によりホームレスになるまで落ちぶれたが、最終的には成功を掴んだ実在の男性、クリス・ガードナーの半生を描いた作品である。主演はウィル・スミス、息子役には彼の実の息子であるジェイデン・スミスが配役され、親子共演となった。

劇場では妻と娘だけで見た映画だったので再度妻と二人で日本語訳で見た。

初めにタイトルがTHE PURSUIT OF HAPPYNESSと出たので「幸福の追求だね」というと娘は「そうこれは幸せの追及なのよ」と一言のたまって寝た。

途中から確かにこれは「幸せの追及」なのだと思いながら見ていた。
何となく身につまされる話だった。
息子のいる父親にはお勧めできる映画だ。

しかし「7つの贈り物」のドラマの意外なストーリー展開のインパクトが強かったのでつい比較してしまうが
この二つの映画は作り手は一緒だが全く違う映画なので比較してはいけないのだろう。

泣きたい人は「7つの贈り物」
泣いている人は「幸せのちから」

この映画で驚くのはアメリカンドリームよりもアメリカントラデジーだ。

驚いたシーンは

・主人公は証券会社のインターンシップとして半年間挑むこととなったが、その期間は給料無しだということ。
20人に電話で証券の営業をさせその成績で1人だけ採用するという
こういう採用条件は日本では許されないのではないか?

・税金を払えなかった主人公の口座から本人の了解なく引き落としがされてしまうこと。
これも日本では考えられない。

・泊まるところを無くした親子の毎日の宿の可能性を提供するのが教会だったこと。
(列に並ぶのが遅れるとその日泊まる所が無くなるのだが・・)
(この正月の年越し派遣村の列を思い出した。この映画を年越し派遣村で上映したかった。

映画の内容はここから
幸せのちから
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

yahoo映画にあったレビューを紹介します。
「7つの贈り物」は作品の構成上ストーリーを紹介できないがこの映画はこれ位のネタばれも許されるだろう。
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id326148/rid900/p1/s0/c1/
所詮ただのアメリカンドリームだが・・。

採点:
(5点満点中3点)

投稿日時:2009/03/07 00:43:56 投稿者:晴雨堂ミカエルさん

 

物語はただのアメリカンドリーム、主人公がいかにどん底の生活をしてきたか、そしていかに這い上がり栄華を極めていったのかをもったいぶって語っているように見えてしまう。しかもこれがフィクションではなく実話というのであれば、実在する企業家の自慢話でしかない。
 そもそも、私はアメリカのサクセスストーリーを胡散臭く思ってしまう癖がついているため、映画館で観るつもりは最初から無かったのだ。アメリカのサクセスストーリーは、アメリカンドリームの宣伝だ。世界中の人々がそれに騙されてアメリカに移住し大半が辛酸をなめる羽目になる、と批判したら言い過ぎだろうか?

 今しがたTV番組「金曜ロードショー」で観たところだ。日本語吹き替えがそこそこ良かった(余談1)ので、ストレス無く鑑賞できた。
 物語はやはりアメリカンドリームを体験した人のサクセスストーリー(自慢話)だったので、粗筋は全て予測できた。ただ、さすが金をかけたハリウッド映画だけあって、80年代前半のアメリカが再現できている。それから脚本がいい。ホームレスから大金持ちになった実在の人物の物語、というふれこみの映画なのだが、最初からホームレスではなく最初は安アパートで若夫婦と幼子の三人家族が悪戦苦闘している様から丁寧かつ簡潔で構成の技術が高い。

 子供との関係は良好だが、夫婦間は既に険悪のムードで妻は我慢の限界に達しようとしている。商売を始めたばかりの、まだ子供ができる前のラブラブ状態が回想シーンとしてオーソドックスに手堅く挿入、妻役のタンディ=ニュートン氏が次第に別れる決意を固めつつある表情や台詞の変遷が上手い。それに対しウィル=スミス氏扮する主人公の鈍感さも良い。
 何となくヤバイ事になりつつあるのは気付いているが、「俺だって楽してるわけじゃない、頑張っているんだから、もうちょっと猶予を・・」という感じで甘えてしまい、人の情けについ安心して甘えすぎる。そして、相手から見放された時に血相かえて慌ててしまう。ウィル=スミス氏のダメ男ぶりがリアルだ。主人公は妻・友人・家主にも同様に甘えて三行半を突きつけられる。

 ある成功者との出会いから藁にもすがる思いで証券関係の仕事に挑戦する。たぶん、実際は証券の勉強をかなりしたはずだが、映画では人脈をつくる機会を逃さず広げている様を強調して描写していた。前の商売での失敗が生きたのか、それとも前の商売では妻に甘えて無意識に頑張っているフリをしていただけだったのか。私自身も分野は違えど似た様な経験があるので解り易い。足元に火がついた時の頑張り、あるいは清水の舞台から飛び降りた時の開き直り。(余談2)ハリウッドはサクセスストーリーを描くのが巧い。

 脚本の構成以上に素晴らしいと感じたのはウィル=スミス氏の演技だ。以前に人物レビューで指摘したことがあるが、彼の泣き顔は説得力がある。幼い息子と駅の冷たい便所で一夜を過した時のみじめな泣き顔、最後の面接で採用を勝ち取った時の赤く腫らした目、彼の泣き顔がサクセスストーリーの成功者(余談3)の自慢話を感動作へと押し上げる。

(余談1)一番良いのは、使用言語を理解して鑑賞するのが一番である。俳優の演技も台詞の意味も楽しむ事ができる。
 しかしながら、例えば本作の場合はアメリカ英語を理解するのがベストなのだが、私も含め多くの日本人は聞き取りできない。こういう場合、必ず字幕派と吹替派に分かれる。
 字幕の利点は俳優の生の演技を観る事ができるが、字幕の字数が制限されているため台詞の意味がかなり省略されてしまう。吹替は元の台詞はかなり保持されるが、日本語声優の演技が下手だと映画そのものが台無しになる。
 聞くところによると、原版の台詞を100とした場合、台詞の分量は吹替が60から70、字幕になると40くらいになるそうだ。専門用語や宗教・文化の込み入った問題が絡んでいく作品となれば字幕は不利である。また、日本人俳優や声優はパニックや緊迫した雰囲気をステレオタイプで演じてしまう傾向があるので、臨場感が削がれる事も多々ある。

 本作の場合は、世界共通普遍的ホームドラマなので、吹替でも堪えられるし、むしろ吹替のほうが自然に感情移入できる。

(余談2)例えば、人前で話す事は苦手だったのに、いつの間にか1時間程度のスピーチを台本無しで即興でできるようになったり、人の顔と名前を憶えるのが苦手だったのができるようになって、いつしか「顔が広い」と評価されるようになったり。そんな事があったので作中の主人公には感情移入できた。

(余談3)成功者の後日談を知りたいものだ。成功しても家庭不和になっている可能性もある。いや、別に私は人の不幸を願っているわけではないよ。(笑)

今日はこんな所です。

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