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豚インフルエンザ問題

WHOが警戒レベルをフェーズ3からフェーズ4に引き上げたと日本時間の早朝発表して以来昨日のニュースはほとんどこれがトプニュースだった。

豚インフルエンザ問題は現在こういう状況です。

■■豚インフルエンザ情報まとめ(2009/4/28)■■
●メキシコ産(3月18日確認→4月に大流行)
●人→人感染確定(米疾病対策センター公式発表)
●現時点での死亡率は約7.4%(149人/1995人)
●豚のA型インフルエンザウイルス(H1N1型)新型
●死者は25-45歳の青壮年に集中している特異な状況
●症状は通常のインフルエンザとほぼ同じであるが、肺炎の発症率が高い
●鳥インフルエンザ用プレパンデミックワクチンは効かない可能性有
●抗インフルエンザ薬のタミフルやリレンザは効果がある
●WHO,警戒レベルをフェーズ3からフェーズ4に引き上げ
●米国で44人感染←new!
●カナダで6人感染
●NZ,ブラジル,フランス,スペイン,コロンビアで感染者発生か?
●スペインで1人感染
●英国で2人感染
●まとめwiki:http://www23.atwiki.jp/pandemic/

WHOが警戒レベルをフェーズ3から一気に二段階上げてフェーズ5に引き上げることも検討していたという。
フェーズ4は「人から人への感染が増加していることの証拠がある」であり
フェーズ5は「人から人への感染がかなりのかずある」だそうである。

であればもうフェーズ5ではないのか?
まだフェーズ3だからと企業は手を打たなかったきらいがある。
多くの企業はフェーズ4で動くようになっている。
これからメキシコの法人には帰国勧告が出るだろう。

後手後手にならないことを望みます。

一連の記事の中にメキシコで報告隠しがあったというBBCの記事が東京新聞にあった。

豚インフル メキシコ医師ら“告発” 『未報告の死者がいる』

2009年4月28日 朝刊

 【ロンドン=共同】「報告されていない若者の死者がいる」「状況はコントロールされていると言うにはほど遠い」-。英BBC放送は二十七日までに、豚インフルエンザ感染の震源地メキシコの医師らが生々しい被害実態を“告発”した投稿をウェブサイトやラジオ番組で公開した。

 メキシコ市の呼吸系疾患専門医アントニオ・チャベス氏は「一日に三人から四人が死亡する事態が二週間以上前から続いている」として、感染者の死亡率は「メキシコ当局の報告より高いのが真実だ」と指摘した。

 二十歳から三十歳までの若い世代が「望みを失った医師らの目の前で」次々と亡くなっていくことに、深い悲しみに襲われると吐露した。

 さらにメキシコ市の医師グアダルーペさんによると、必要な検査が実施されなかったため豚インフルエンザとは報告されていない若者の死亡ケースが数例あるという。

 南部オアハカのアルバロ・リカルデス氏は「病院で働く友人らは、状況はとても悪く、医師と看護師を含め十九人が死亡したと話していた」と説明。また「彼らは本当の状況については口外しないよう言われている」として、当局による情報隠しの可能性も示唆した。


http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2009042802000091.html
東京新聞

毎日.jp
で押谷仁・東北大教授(ウイルス学)はこう言っている
http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/news/20090428ddm003040047000c.html

今回の豚インフルエンザは、どの程度の脅威なのか。押谷教授は「感染は今後も間違いなく拡大する。その結果、どの程度の被害や致死率になるかが問題。メキシコの致死率は高いが、実際の感染者数がもっと多いためかもしれない」と話す。

二つの記事を合わせるとメキシコで致死率が高いのは患者の報告隠しがあったとしか考えられない。


この件を煽るつもりはないが押谷教授の次の指摘は怖い。


押谷仁・東北大教授(ウイルス学)は「感染の拡大状況だけを見れば、(最高の警戒レベルで新型インフルエンザが一般社会に急速に拡大する)フェーズ6のパンデミック(世界的大流行)になっている」と感染拡大のスピードに注目。「日本にもウイルスが入ってきているかもしれない。確認されるまでは冷静に行動しなければならないが、パンデミックになることを前提に対策をとることが必要だ」と指摘。また、米国が非常事態宣言に踏み切った点を評価し「日本政府が(フェーズを引き上げる)WHOの宣言を待っているとすれば逆に間違いだ」と迅速な対応を促した。

 
またスペイン風邪と似ているという話も怖い。

 1918年に世界中で猛威を振るったスペイン風邪に詳しい速水融(あきら)・慶応大名誉教授(歴史人口学)は「現状はスペイン風邪発生の状況とよく似ている」と指摘する。スペイン風邪は3月に米国で発生したとされ、初期にはほとんど死者が出なかった。5月にウイルスが上陸した日本では当初、死者も出なかったが、9月に欧州で、10月に日本でも死者が出た。速水氏は「夏以降に世界のどこかでウイルスが毒性の強いものに変異したと言われている。当時と比べれば世界の感染症の監視体制は発達している。その体制を生かし、警戒を続けることが必要だ」と話す。【関東晋慈、江口一】

スペインかぜは記録にある限り人類が遭遇した最初のインフルエンザの大流行(パンデミック)である。

感染者は6億人、死者は4000万-1億人に及び、当時の世界人口は18億人であったと言われているため、全人類の約3割がスペインかぜに感染したことになる。日本では当時の人口5500万人に対し39万人(当時の内務省は39万人と発表したが、最新の研究では48万人に達していたと推定されている)が死亡、米国でも50万人が死亡した。これらの数値は感染症のみならず戦争や災害などすべてのヒトの死因の中でも、もっとも多くのヒトを短期間で死に至らしめた記録的なものである。
スペインかぜ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ーーーーーー
Photo

googleはグーグル・マップで発生地のデータ表示をやっている。

豚インフルエンザをリアルタイムで伝えるテクノロジー

 

グーグル財団がサポートするもうひとつの組織、InSTEDD(伝染病および緊急災害への革新的サポート)では、自然に組織化されるグループも含めて、様々な組織のメンバーが地元のレポートをチャットで投稿することで、全体地図上に情報がレイアウトされる「ジオチャット」などのテクノロジーを開発している。

 万が一、豚インフルエンザが世界中に広まっていった場合、この地図を見れば、近所のどこで発病があったか、どの医者が対応できるか、どこの病院はベッドが満床かなどの情報が入手できるわけだ。

 このInSTEDDは、主要な健康、病気関連のニュースやTwitterのインフルエンザ関連フィードも「トラッカーニュース」というサイトにまとめている。豚インフルエンザ関連の情報が一カ所で入手できて、これはかなり役に立つ。

 グーグル財団がサポートしている他の組織は、アフリカやメコン・デルタ地域などで発生している特定の伝染病の対策にかかわったり、ウイルスの分子診断技術を含む長期的な研究していたりなど、あまり緊急対応型ではないようだ。

 だが、豚インフルエンザについて詳しく調べたければ、他にももっと方法がある。

 グーグル財団自身がやっている「インフルエンザ・トレンド」もそのひとつ。世界各地でインフルエンザに関する検索が、どのくらい行われているかをグラフで示したものだ。実際の広まりと検索行動の間には、密接なかかわりがあるという前提で成り立っているもので、以前このコラムでも取り上げたグーグル・インサイツ技術を用いているようだ。また、グーグル・マップでも発生地のマッシュアップをやっている。

Photo_2


グーグル・マップでの豚インフルエンザ患者発生最新マップ
http://maps.google.com/maps/ms?ie=UTF8&hl=en&t=p&msa=0&msid=106484775090296685271.0004681a37b713f6b5950&ll=32.639375,-110.390625&spn=15.738151,25.488281&z=5&set=relate_a

グーグル財団がこんなことをやっているのは3年前にラリー・ブリリアントという人物をチーフに迎えたからだ。
ブリリアント氏はユニークなバックグラウンドを持つ人物で、インド付近を放浪した後、発展途上国で天然痘撲滅運動にかかわった医者で、WHO(世界保健機関)に勤めていたこともある。

ネットの時代一人で新聞もテレビも出来るが、みんなでやれば医療サービスもやれるということだろう。

望むらくはこのマップの日本のところが汚れませんように・・・・

今日の情報提供はこんな所です。

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