« JAPANデビュー 第2回 天皇と憲法 への疑問 | トップページ | niftyはNHKの 「アジアの“一等国”」を 偏向報道と規定するのか? »

2009年5月 5日 (火)

ETV特集「いま憲法25条“生存権”を考える」を見た

25


昨日の予告の通り書きます。

5月3日(日)夜10時からNHK教育テレビのETV特集「いま憲法25条“生存権”を考える」を見た。

こんなキーワードがあった。

すべり台社会(ちょっと間違えば誰でもすべり台から落ちてしまう)

日本は企業内福祉社会であったことはあっても本当の福祉社会であったことは一度もない。

日本は企業一元支配社会だった。

新自由主義は飛行機の外側のエンジンを捨てて機体を軽くして飛行機を飛ばしているようなもの。

新自由主義は非効率=人間の生存コストを捨てて来ている。

人間の顔をした国=共生経済を

FEC自給権(圏)food house care を

青木が原樹海に向う駅のホームで派遣村のことを知って助かった人の話など衝撃を持ってしか聞けない話だった。
確かにこのままでは国が成り立たないだろう。


朝日訴訟の朝日茂さんの息子さんが春の派遣村の相談ボランティアとして参加されていたのは印象的だった。
今朝日訴訟と同様な生存権訴訟が全国で10件進行中だという。

1957年の朝日訴訟が半世紀を経て今問い返されている。

当日の映像がアップされていましたのでいつまであるか分かりませんが紹介します。

View More Free Videos Online at Veoh.com

View More Free Videos Online at Veoh.com
http://www.veoh.com/videos/v18386657y2GnW586

既に多くの方が書かれています。
以下他の方が書かれた記事を紹介します。

今夜はこんな所です。

参考になりましたらこちらのクリックお願いいたします。
人気ブログランキングへ
良ければこちらもお願い致します
FC2ブログランキング
更によければこれもお願いします。
ブログランキング・にほんブログ村へ

 

虹の架け橋  a rainbow bridge
http://blog.goo.ne.jp/rainbow1952/e/a28cc9a891f1742a95bc48d3a859357e

5月3日(日)夜10時からNHK教育テレビのETV特集「いま憲法25条“生存権”を考える」を見た。
昨年来の世界金融危機で、「派遣切り」により失職する労働者は15万人を超えると予想される中、職や住む場所を失い、生存そのものの危機に直面する人が続出している。62回目の憲法記念日を迎えて、“生存権”を規定した憲法25条が取り上げられた。
「第25条:すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」
番組では昨年末「年越し派遣村」村長にもなった湯浅誠さん(40)と、経済評論家として90年代から派遣労働などへの規制緩和に警鐘を鳴らし続けてきた内橋克人さん(76)のお二人が対談した。
生存権に関る訴訟として、1957年の朝日訴訟(通称:念のため判決)がある。訴訟そのものは原告(朝日茂さん)が上告審の途中で亡くなったため最高裁は「訴訟は終了した」との判決を下し、さらに「なお念のため」として生活保護については厚生大臣をはじめとする行政府の裁量に任されていることを意見として付け加えている(生活保護法第8条では厚生大臣が生活保護の基準を定めることが規定されている)。1960年以降は高度経済成長の中で、一度は国内から貧困が消えたようにも思えた。しかし、オイルショック以降になると財政基盤が弱まるにつれて社会保障は抑制へと転換。生活保護は適正実施の名の下に審査が厳しさを増した。2001年小泉首相が誕生すると構造改革路線の中で見直された社会保障費は削減され「自助と自立へ」と舵が切られ2003年には生活保護基準の切り下げ。2004年製造業の派遣法成立、そして2008年に金融危機が起こり、現在はちょうど朝日訴訟が起こった50年前のように社会に貧困者が溢れている。
生存権はなぜ形骸化してしまったのか。そもそも生活保障制度が財政状況で左右されるという解釈に問題がある。生存権の先駆けとなったワイマール憲法では、人間の尊厳の原理が最高とみなされ、財政状況に関らず保障される権利と考えられている。国家がその義務を果たさなければ国民の権利は実現されない。
日本では1990年代まで企業一元支配社会の中にあって、企業内福祉によって人々は支えられていたが、本来あるべき社会保障制度を並行して走らせることが出来ていなかった。90年以降企業はグローバル化の中で己の飛行機をより早く飛ばすため、錘になっているかに見えるエンジンを機体からはずしてしまった。企業内福祉を放棄してしまったのである。そして国が果たすべき社会保障制度が整備されていないために、人々はいつでも「貧困」に陥る可能性のある「滑り台社会」となってしまった。
かつて貧困者は怠惰であり罪であるという貧困を個人の責任とする考え方から、20世紀に入り貧困を社会の歪として捉える考えに変わってきている。しかし未だに貧困を個人の責任と見る考えが残っている。
内橋さんは「共生経済」を提唱される。生存に関る食糧(Foods)、エネルギー(Energy)、ケア(Care)の3つFEC自給権(圏)を共同・連帯・参加で実現する共生セクターを立ち上げることから社会保障を実現させたいと考えている。また、湯浅誠さんは90年以降の新自由主義の過ちの一つは人間の生存コストを計算に入れなかったことを指摘し、社会保障が備わった社会を用意するために市民の思いを結集するためのactivist(活動家)つくりを始めておられる。今こそ“生存権”をめぐって、日本の国があるべき福祉国家に向けてスタートする機が熟したと言える。

関心空間
関心空間とは?
あなたならこのアイテムをどう使う?
http://www.kanshin.com/diary/1806691
(http://www.kanshin.com/tb/diary-1806691済)
憲法25条「生きさせろ」

憲法記念日に問いかけられる、改憲派と護憲派が主張をぶつけ合う論点といえば、ほぼ一貫して「9条」だった。確かに、9条は今も平和憲法の核心である。しかし、今年はずいぶん趣が違うようだ。クローズアップされるのは「生存権」。
ワーキングプア、ネットカフェ難民などを通し「生きさせろ」という叫びは潜在的な問題として指摘されてきたが、昨年秋の経済危機は、市場原理主義のひずみとして巣食っていた「生存の危機」を顕在化させた。象徴的だったのが「年越し派遣村」だろう。

「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」。憲法25条はこう規定している。

3日の午前と夜、生存権をテーマにしたNHKの特集番組2本を見た。生存権が現憲法に位置づけられた背景を知った。

五木寛之はいう。生存権を盾にして闘うというより、その奥にあるものを考えるべきだ、と。システムとして生存権を考えると見誤ってしまうという。
こんな言い方もした。「目に見える憲法」(形の憲法)に対し、「目に見えない憲法」(心の憲法)を持つ方向に進むべきだ、と。それはヒューマニズム、モラル、あるいは「天が許さざること」の重要性を指すのだろう。
人と人、社会とのつながりで生存権をとらえる吉岡忍、雨宮処凛の見方も興味深い。「競争ベースでなく、信頼ベースの人のつながりを」と語る吉岡。雨宮は、インディーズ系の労組などの新たなコミュニティー、つまりは居場所、関係性をつくることが大事だと説く。

生存権が脅かされている現状を可視化させた、派遣村の湯浅誠村長はこう提起する。効率や自己責任の名の下に人々を切り捨てる市場原理主義は、実は非効率ではないか、と。「人間の生存コスト」を計算していないからだという。
生存権を今なぜ問うのか。内橋克人は、人の顔をした政府、人の顔した制度をどう作っていくかの原点だからという。

表現は違っても、大事なものが浮き彫りになったような気はする。


生きづらい世の中と嘆いているばかりではだめなんだろう。逝ってしまった反骨のロックスターなら、こんな世をどう歌うのだろう。


世に倦む日日
http://critic6.blog63.fc2.com/blog-entry-73.html
(http://critic6.blog63.fc2.com/tb.php/73-e2d148dbトラックバック済み)

NHKが憲法記念日にこれほど盛り沢山の特集を企画制作したのは初めてか、久しぶりのことではないか。昨年は何かあっただろうか。
ここ数年、特に小泉政権以降、憲法記念日なのにNHKは何も真面目に憲法を特集した番組を放送して来なかった。
このブログは5年間続けているけれど、もしNHKが本格的な番組を放送していたなら、必ずレビューを記事に上げていたはずだ。
今年のNHKは少し違う。元のNHKに戻り始めていて、視聴率も好調で、自信を取り戻している。
今回のNHKの憲法特集において特筆すべきだったのは、第25条の生存権をテーマとしていた点で、3本中2本が25条の番組だった。
25条が憲法記念日に特集されたことがあっただろうか。
私の記憶では初めてで、朝日訴訟(人間裁判)をあれだけ詳しく映像で取り上げるのを見たのも初めてで感慨深い。  


悔しそうなこんな意見もあった。
反論する為に紹介します。


無党派日本人の本音
[NHKの思惑に沿った人選?]

 それと今回の番組が後半にだれてしまったのは、お互いに話の合う同志の「なあなあの雰囲気」でいつまでも生存権の話しばかりしたた為だと思います。
 内橋さんは、「内橋克人」でGoogleで検索した所「内橋克人 nhk」のキーワードが出ているほど、平素から政府批判の多い金子勝さん同様にNHKのお気に入りの経済評論家です。
 それでNHKの番組で金子さんや内橋さんが出ているのを見るだけで、大体NHKの番組の思惑がほぼ検討がつきます。
 そうかと言って私は内橋さんの批判をする訳ではありませんが(*注記)、NHKとして公平な報道にするために、例えば内橋さんの論敵であり番組のテーマの生存権の確保に必要な、福祉予算を削減した小泉さんの腹心のる竹中平蔵さんの様な人を何故呼ばなかっのでしょう。
 今回の放送は先の台湾問題ほどの偏向とは思いませんが、少なくとも放送法第3条の
2.政治的に公平であること
4.意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすることの
の規定は抵触していると思うのですが。
 放送の効果の面からいっても、番組を盛り上げるためからも、問題の本質を明らかにするためからも、内橋さんへ批判的な批評家か学者を呼べば良かったのにと思ったのですが。
 先の台湾問題の放送の印象がまだ残っている私にとって、また今回のETV特集も何かの政治的な意図を持った報道のように感じられてならないのですが。

« JAPANデビュー 第2回 天皇と憲法 への疑問 | トップページ | niftyはNHKの 「アジアの“一等国”」を 偏向報道と規定するのか? »

「経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/190315/44901921

この記事へのトラックバック一覧です: ETV特集「いま憲法25条“生存権”を考える」を見た:

» 憲法第二十五条を考える 内橋・湯浅対談 [漫望のなんでもかんでも]
 ETV特集を見ました。 湯浅誠さんと内橋克人さんとの対談と、憲法25条をめぐる様々な事柄が紹介された番組でした。 25条「生存権規定」は、ワイマール憲法から示唆を受けた森戸辰男氏の粘り強い努力によって憲法に書き込まれるようになった規定です。GHQ草案がそのまま...... [続きを読む]

» 「五輪招致前につぶせなかった」大阪WTC(2013年まで東京招致を口実に強行されることを思う) [Like a rolling bean (new) 出来事録]
ハシモト府知事が、破綻した大阪WTC(地盤沈下でも著名になりました)に府庁移転を画策して頓挫した珍事がありましたが、その大阪WTCが、オリンピックでがんじがらめになってその前に潰せなかったという記事があります。 これを、市場の豊洲移転は東京五輪招致前につぶせない・... [続きを読む]

» 「赤い疑惑」サウンドデモライブ動画 [喜八ログ]
「赤い疑惑」。彼らのことはよく知らないのですが、とても格好いいバカバンドですね。 [続きを読む]

» 憲法あれこれ。 [今日の喜怒哀楽]
【喜】【怒】  「改悪の危険」「改正の王道を」=護憲、改憲両派が集会-憲法記念日 5月3日17時32分配信時事通信  憲法記念日の3日、憲法改正に賛成、反対する市民団体がそれぞれ東京都内で集会を開いた。 護憲派の「5・3憲法集会」には4200人(主催者発表)が参加。ノーベル物理学賞を受賞した益川敏英京都産業大教授が講演し「憲法9条改悪のきな臭い においがする。大変危険な状況だ」と強調。一方で「日本人の9条への思いは軽くない。改憲に乗らないと信じている... [続きを読む]

» 火曜日  憂楽嘲(ごまめの翁)ブログの目次 [護憲+グループ・ごまめのブログ]
09年5月5日 火曜日  憂楽嘲(ごまめの翁)ブログの目次 1・) 朝日新聞TP {/arrow_r/}(ここからお入り下さい) 2・首相と太田代表{/arrow_r/}(ここからお入り下さい) [続きを読む]

» 再び夢見る平等と正義、平和 [薫のハムニダ日記]
再び夢見る平等と正義、平和/高橋哲哉 2009年の新年を迎え、日本メディアは国内ニュースでは解雇された非正規労働者の困窮した状況を、国外ニュースではイスラエル軍のガザ空襲を集中的に報道した。現在、日本の労働者の3人に1人を占めている非正規労働者の不安と困窮については、このコラムでも何度か扱ってきた。日本メディアも今月、「年越し派遣村」を一斉に報道した。昨年秋の金融危機でトヨタ、日産、ソニーなどの世界的な大企業で派遣労働者を大量解雇したために、寒空の下で路上生活をせざるを得なくなった失業者た... [続きを読む]

« JAPANデビュー 第2回 天皇と憲法 への疑問 | トップページ | niftyはNHKの 「アジアの“一等国”」を 偏向報道と規定するのか? »

無料ブログはココログ

カテゴリー

  • 1万歩日記
  • 2014都知事選
  • 2016都知事選
  • 3.11
  • 9.11
  • abend
  • CO2削減
  • facebook
  • google
  • iphone
  • iphone apri
  • IT
  • mac
  • M男の映画評論
  • NHK
  • sst不当解雇
  • TPP
  • twitter
  • ustream
  • youtube
  • おいしい店紹介
  • お食事処
  • ことわざ
  • たっちゃん
  • どきどきブログ句会
  • まんがで読破
  • みんなの党
  • わらび座
  • アジア
  • アベロ
  • イベント紹介
  • イラク
  • インターネット新聞『JanJan』
  • エコ
  • オバマ
  • オーマイニュース
  • キャンプ
  • サッカー
  • タビサ
  • チベット
  • テレビ
  • テロ特措法
  • ネズミ講
  • バラとガーデニングショー
  • ファスレーン365
  • ブログ紹介
  • メルマガ「おは!twitter俳句」
  • メーリングリスト
  • ラジオ
  • ワーキングプア
  • 三郷
  • 中国
  • 中国残留孤児
  • 九州大学
  • 九条世界会議
  • 五島
  • 井上ひさし
  • 今日の日経から
  • 今日は何の日
  • 介護保険
  • 企業経営論
  • 会の案内
  • 俳句
  • 俳論
  • 健康
  • 共謀法
  • 内野事件
  • 創価学会
  • 労働問題
  • 北朝鮮
  • 医療
  • 原子力発電
  • 句会
  • 周辺の花・景色
  • 啄木
  • 回文
  • 国民投票法案
  • 地方自治
  • 地震
  • 埼玉
  • 大分
  • 大津留の映画評論
  • 大津留公彦
  • 大津留選俳句
  • 太陽光発電
  • 子宮頸がんワクチン
  • 安倍晋三
  • 小林多喜二
  • 小田実
  • 山頭火二豊路の足跡と句碑めぐり
  • 川柳
  • 希望のまち東京をつくる会
  • 平和への結集
  • 年金
  • 広島.長崎
  • 庄内
  • 従軍慰安婦問題
  • 憲法九条
  • 我が家の庭
  • 戦争と平和
  • 教育
  • 教育基本法
  • 文団連
  • 新宿
  • 新宿の昼飯処
  • 新日本歌人
  • 新聞
  • 日本共産党
  • 日本橋
  • 映像関係
  • 映画
  • 東京
  • 東京電力
  • 東日本大地震
  • 歌論
  • 正岡子規
  • 民主党
  • 沖縄
  • 沢田研二
  • 活動家一丁あがり
  • 消費税
  • 温泉
  • 湯布院
  • 湯平
  • 現代短歌研究会
  • 環境問題
  • 田中宇の国際ニュース
  • 短歌
  • 石川啄木
  • 社会
  • 社民党
  • 福岡
  • 福田康夫
  • 秋田
  • 立ち枯れ日本
  • 米軍保護法案
  • 経済・政治・国際
  • 署名
  • 美術
  • 美術展
  • 自民党
  • 芝居
  • 芸能・アイドル
  • 菅直人
  • 藤原紀香
  • 行事案内
  • 詩論
  • 貧困
  • 資格
  • 趣味
  • 農業
  • 連歌
  • 選挙
  • 陸前高田
  • 電子出版
  • 電気代一時不払いプロジェクト
  • 青年
  • 非正規雇用
  • 音楽
2017年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

ウェブページ