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「さわるな危険!宮武外骨~反骨の闘士 時代と格闘す~」

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歴史秘話ヒストリア「さわるな危険!宮武外骨~反骨の闘士 時代と格闘す~」を観た。

宮武外骨という名前は初めて聞いたが草の根の自由民権運動家とでも言える存在だったということを知った。
大阪で人気だったようだが長じて東京大学の職員となり多くの貴重な資料が東京大学に残っていることを知った。

歴史秘話はあるものだと思う。
NHKが力を入れて制作していることが予想される。
今後も出てくる歴史秘話に期待したい。

今後の秘話はこれです。

アンコール放送 謎の忍者軍団
知られざる“忍びの里”
平成21年7月8日(水)22:00~22:43 NHK総合


第14回放送予定 真田幸村
平成21年8月26日(水)22:00~22:43 NHK総合

松岡正剛の第七百十二夜に
吉野孝雄『宮武外骨』の感想文があった。
この最後の部分を紹介してweb文化論ともしたい。

さて、このような外骨の編集王ぶりで最もぼくが感服したメディアを、最後にあげておく。
 これは50歳のときに刊行した大正5年発売の「袋雑誌」というもので、次の12種類の雑誌印刷物を一袋に放りこんだ前代未聞の立体メディア、福袋やビニ本のように買わなければ中身はわからないという代物だった。外骨の作った雑誌と他人の雑誌が入り交じっている。
 すなわち、「猥褻と法律」「廃物利用雑誌」「我儘随筆」「裏面雑誌」などの自己編集ものに、貝塚渋六こと堺利彦主筆の「俚諺研究」、長尾藻城の「漢方医学雑誌」、溝口白羊の「犬猫新聞」、安成貞雄の「YOTA」などを織り交ぜた。
 福袋のようにただ投げこんだのではない。全体を総合雑誌のような体裁にして、目次だけはまとめて綴じ、そのほかは分冊製本したのである。発行人は「東京パック」の有楽社の中村弥次郎が天来社をおこして、引き受けた。もっともあまりに資金をかけすぎて、これは第2号の予告であえなく挫折した。
 しかし、この発想は群を抜いている。ひとつは、お上がそのうちの一つの内容を発禁にしようとしても、12種類の雑誌すべてを反故にできないだろうという防衛策があった。もうひとつは、「メディアは互いに連動する」という判断だ。ぼくも以前、「遊」と「エピステーメー」を一冊にするアイディアをもったことがあるが、これは言うは易く、なかなか実現しにくい。それでもいまや、ウェブ上のホームページたちがその壮挙をなんなく、ただし無自覚に実現してしまった。外骨の先見の明というべきである。
 けれども、いまだにウェブ上のホームページやサイトは“袋詰め”されてはいないのだ。そろそろ“電子の宮武外骨”が現れて、「滑稽」や「癇癪」に代わる方法をもってウェブ社会を煙に巻くべきではあるまいか。


ステレオ字幕放送 歴史秘話ヒストリア「さわるな危険!宮武外骨~反骨の闘士 時代と格闘す~」


番組紹介

チャンネル :総合/デジタル総合
放送日 :2009年 7月 1日(水)
放送時間 :午後10:00~午後10:45(45分)
ジャンル :ドキュメンタリー/教養>歴史・紀行
ドキュメンタリー/教養>ドキュメンタリー全般
番組HP:番組ホームページ http://www.nhk.or.jp/historia/
番組内容
明治時代後半、庶民の怒りを過激でちょっとエッチな笑いで代弁した「滑稽新聞」は大人気。罰金発禁、投獄も何のその。権力に対し反骨を貫いた表現者・宮武外骨を紹介する。
詳細
明治時代後半、庶民を食い物にする悪徳商人や官僚の腐敗を、笑いを武器に徹底攻撃し、人気を集めた雑誌があった。その名は「滑稽(こっけい)新聞」。反権力、ちょっとエッチで、風刺が効いた紙面作りが話題となり、月間8万部を売り上げた。発行した宮武外骨は、生涯に120あまりの本や雑誌を出版、投獄4回、罰金・発禁は29回を数えた。世間から奇人と呼ばれ、時に危険人物視されながらも、反骨を貫いた表現者の生涯を描く。
出演者ほか
【キャスター】渡邊あゆみ

番組ホームページより

さわるな危険!宮武外骨
~反骨の闘士 時代と格闘す~

●本放送 平成21年 7月 1日(水) 22:00~22:43 総合 全国
●再放送 平成21年 7月 8日(水)
平成21年 7月 8日(水)
08:15~08:58
16:05~16:48
BS2
総合
全国
全国
※再放送の予定は変更されることがあります。当日の新聞などでご確認ください。
配役:配役  宮武外骨役:や乃えいじ
エピソード1 予は危険人物なり
「滑稽新聞」明治新聞雑誌文庫蔵
自由民権運動華やかなりし頃、日本の針路を巡りさまざま活発な議論が交わされていた。こうした空気を吸いながら、若き日の宮武外骨はジャーナリストを志す。東京で雑誌の編集を手がけ始めていた頃、明治憲法が発布されるとそれまでの議論を忘れ去ったかのように日本社会はお祝いムード一色に。違和感を感じた外骨が、憲法発布をパロディにしたところ、不敬罪で逮捕投獄されてしまう。出獄した外骨は、活動の場を大阪に移し、ある雑誌の編集を手がける。徹底した反権力の姿勢に加え、センスよく色気と頓智が詰め込まれた「滑稽新聞」は大阪の人々の圧倒的な支持を集める。
 
エピソード2 新たな闘い方を探して・・・
大正時代、外骨は自ら行動を起こす。衆議院議員選挙に立候補、制限選挙の欺瞞を徹底的に暴いたのだ。やがて普通選挙を求める運動が盛り上がっていくと、正面から政治的な主張も展開、言論の自由や社会の変革を訴える。しかしこうした外骨の言動は政府によって危険視され、監視の下に置かれてしまう。1923年関東大震災がおきると、誤った情報によって人々は理性を失い、数千人の朝鮮民族の人々が虐殺される。さらに軍隊は混乱に乗じて、政府に批判的な人々を次々と殺害した。こうしたなかで、外骨はいかなる闘い方を見出していくのか・・・。
被災地の外骨(再現)
 
エピソード3 未来に残そうとしたもの
「リュックを背負う外骨写真」 吉野孝雄氏蔵
日本が戦争へと向かっていく時代、外骨は東京帝国大学の職員となって、古い新聞や雑誌の収集をしていた。そんな外骨のことを、いまや焼きがまわったと揶揄する者も少なくなかった。しかし外骨には、外骨なりの考えがあった。それは明治時代の多種多様な議論を、次の時代に残すこと。作家や出版人、新聞人たちが雪崩を打って戦争遂行に協力していく中、外骨は黙々と資料を収集し続けた。
 
明治大正期の新聞に関する展覧会予定
「明治・大正期の新聞展(仮)」  
時期:11月の予定
主催:朝日新聞社・東京大学明治新聞雑誌文庫
場所:朝日新聞東京本社
 
参考文献

『宮武外骨 民権へのこだわり』吉野孝雄著(吉川弘文館)
『宮武外骨』吉野孝雄著 (河出文庫)
『外骨という人がいた!』赤瀬川原平著(ちくま文庫)
『外骨みたいに生きてみたい』砂古口早苗著(現代書館)
『過激にして愛嬌あり』吉野孝雄著(ちくま文庫)
『予は危険人物なり 宮武外骨自叙伝』吉野孝雄編 (ちくま文庫)

今夜はこんなところです。
ではまた・・・

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

オバマ大統領殿 広島・長崎においで下さいというウェブ署名に行っています。
是非ご協力下さい。
署名プロジェクトURL:
http://www.shomei.tv/project-928.html

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コメント

嶽村さん

コメントありがとうございました。
海外旅行の記事も楽しく読んでいます。

公文書館大事ですね。

九大は六本松跡地の問題にその叡智を発揮して欲しいものです。

私も見ました。台所に立っていて、「がいこつ」の響きの反応しまして。

知ることは面白いです。
九大跡地の運動で知りあった秀村先生も、公文書館の設置を言われます。
歴史や先人から学ぶことは大きいと。

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