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薄暮

今日小さい秋を見つけました。
風のそよぎ
風の音・・
鈴虫・・

そんな中で今月の短歌八首ができました。


暑さ残る薄暮を帰る黄電車白い夕陽が貫きて居り

まだ明るいときに乗り込む赤い電車緑見下ろし東葛を行く

薄暮という新しき時間見つけたり終わりでもあり始まりでもある

人間らしい暮らしとはただひとつなり薄暮の内に家路を辿る

信号も駅の階段も走らない生き方をする秋風が吹く

風の音に応えて泣き初むる鈴虫の公園中に音広げ居り

いつまでも真夏日続くと思っていた誤解の中を秋は今日立つ

涼みたるベンチを後に歩き出すまだしばらくは歩を連ねよう


秋と言えばこの歌が思い出されます。
解説と共に紹介します。

秋きぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる(古今169)藤原敏行

【通釈】秋が来たと目にははっきりと見えないけれども、風の音にはっと気づいた。

【補記】古今集の秋歌劈頭を飾る名歌。「立秋の日から風は吹き増さる」という当時の常識――生活実感に基づく常識と言うよりも文学的な常識である――を前提とし、「目に見る」「音に聞く」という対比のもとに季節の推移への気づきを詠んだのは、古今集の典型的な作風であって、写生的な要素は全く無い歌である。一陣の涼風のようにさわやかな調べ・姿は比類がない。「さやかに」の句が下句にも効いて響き、秋の訪れを告げる風の音が、鮮やかに聞き取れる。

千人万首
―よよのうたびと―
http://www.asahi-net.or.jp/~SG2H-ymst/yamatouta/sennin/tosiyuki.html

今回はこんなところです。
ではまた・・・

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