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2009年10月28日 (水)

神戸市長選挙から学ぶこと

10月25日(日)の選挙で民主党は宮城で負け、川崎でも推薦した30代新人が破れ、神戸では現職を単独推薦したが、新人に苦戦した。

政権交代までの
 「とにかく今は民主党」
という感じではなくなって来ている。   
  
アエラ2009年9月7日号では、2010年7月が参院選を衆参同日選になるとの観測があるようです。
小沢氏側からの話だとすると自民の息の根を止めるという戦略かもしれないが、そうなら小沢氏側にやや焦りがあるのではないか。
国会でも小沢氏の新人議員への研修参加強制の影響で予算審議ががたついている。


今回の選挙の中から神戸市長選挙についての二人の記事を紹介します。

さとうしゅういちさんとお玉さんの記事です。

なかなか考えさせる記事であり選挙でした。
一部だけを紹介します。
全文はそれぞれの記事をご覧下さい。


神戸「民主単独推薦」市長大苦戦で「民主神話」の終焉?
さとうしゅういち2009/10/27

http://www.news.janjan.jp/election/0910/0910262237/1.php

Photo


■矢田・樫野ともに「民主の風」求めるが・・・

 今回の選挙で名乗りを上げていたのは当初は、矢田市長(2001年、2005年は自社公民相乗り)と市民団体【神戸再生フォーラム】及び新社会党が推すIT会社経営の樫野さんでした。
神戸市長選挙に臨む新社会党の態度

 しかし、総選挙で自公が惨敗。そうした中で矢田市長は民主党にだけ推薦を要請。樫野さんも民主党に推薦を要請し、民主党の推薦を得られたら共産党の支援も受けたいようでした。(9月下旬時点でそのようにわたしは聞いています)。
  
 結局、両者とも「民主の風」がほしかったのです。

 だが、そうこうするうちに共産党も業を煮やして公認候補を擁立。一方の民主党は矢田さんの単独推薦を小沢さんじきじきに神戸に乗り込み、決めます。

 矢田さんにばっさり切られた形になった自公両党はかんかんに怒りますが、候補者を立てられず自主投票。ただし、一部議員が水面下で矢田さんを推します。

無党派強調戦略で樫野さんが猛追

 樫野さんは、樫野さんで、共産党の推薦は得られない。民主党の推薦も得られない。大変な窮地に立たされました。そこで、一転して、「無党派」を強調する戦略を打ち出しました。それがつぼにはまって、矢田さんを猛烈に追い上げ、土俵際まで追い詰めました。

 しかし、あと一歩及びませんでした。もし、樫野さんが最初から「完全無所属」にしていれば、共産党は自主投票かつ「反矢田」でまとまっていた、という感触を取材を通じてわたしは得ています。

 そうなれば、「結果はわからない」どころか「樫野KO勝ち」になったでしょう。「残念だ」という声を関西の左派の方からは多くうかがいます。

 なお、投票率は、30%程度と、やはり低いです。ひとつは、自公が自主投票だったこと。さらに、大阪への通勤者が多いので、どうしても地方自治への関心が低くなりがちなことが背景にあるでしょう。東京近郊でも同じことです。

■求められているのは「チェンジ』

 そうした枠の中でも、民主党公認候補に近い選挙戦を行なった矢田市長が苦戦したことは、市長自身にとっても、そして民主党にとっても重大な教訓を含んでいます。

 今回のことで明らかになったのは、有権者が求めているのは、「民主党」そのものではない、ということです。求めているのは「チェンジ」です。

 市役所職員から助役、そしてオール与党相乗りで来たような人ばかりが市政を牛耳っていたらバランスが悪くなってしまうのではないか?バランスを取り戻すには、一回、民間出身の若い人にやらせてみるか?

 こんなところが大まかな神戸市民のニーズではないでしょうか?

 最近、「民主党でありさえすれば楽勝だ」的な雰囲気が党内にもちょっと漂っているような感じもして気になっていました。しかし、そうではなかったのは、宮城県知事選挙を見ても明らかです。

■「民主神話」の終焉か?

 有権者は、それほど愚かではありません。もちろん、総選挙で政権交代するまでは「何が何でも民主党」という雰囲気も反自民の有権者にはありました。地方選でも民主党は連戦連勝しました。しかし、そうした「民主神話」はあっけなく終了しました。

 なぜか? もう、政権交代は成就したことが挙げられます。そして、自民党はいまや、神戸では独自候補を出せないまでに零落しました。

 そうした中で、「政策や政治姿勢などをみて選んでみよう」あるいは、「今までの政治家とは違うタイプの人を選んでみて、バランスを取ってみよう」

 有権者の意識がこのようなステージに進んできているのではないでしょうか?

 民主党もこうした有権者意識に対応しなければならない段階です。

 個々の候補者にとっても「民主党の支援」は、あったほうが、人手などで楽にはなることは確かです。しかし、自分自身がきちんと自分自身の信念に基づき、市民のニーズに応える、という姿勢を見せないと、厳しいのではないか?

 逆に言えば、(新社会党程度でも組織がないとしんどいですが)市民のニーズに応えられれれば、巨大与党となった民主党とも、地方選挙では互角かそれ以上に戦える事を証明しています。

 今回の神戸市長選挙は、含蓄が深い選挙だと思います。

+++++++++++++++++----


お玉おばさんでもわかる 政治のお話
http://potthi.blog107.fc2.com/#entry803
神戸市長選挙の絶望
この記事が表に出ないで済むことを祈りつつ・・・週末は過ごしてました。
  選挙結果は・・・・・
     矢田立郎  164,030       
     樫野孝人 156,178      
     松田隆彦  61,765
投 票率は組織力のある矢田さんにとっても有利な31.51パーセント・・しかも、民主党が独自候補として立てた形…(うそだけど)・・・・にもかかわらず、 樫野さんと矢田さんとの差はわずかに7852票・・・・さすがに神戸市民の怒りを矢田さんは今かみしめていることでしょう・・
一応これまでの記事を紹介しつつ・・・・。
お玉ブログより
神戸市長選挙の悲しみ

神戸市長選挙の希望

神戸市長選挙は「かしのたかひと」さん

 土 曜日の夜は、ここまで樫野さんを応援してきた方々数名とお食事をしました。樫野事務所の方、神戸再生フォーラムの方などなど・・・・これまで神戸市長選挙 のために尽力されてきた人たちの生のお話をいっぱい聞きました。ブログの話題になって、結構お玉がこの前書いた市長選挙の記事、読んでくれてたんだって。 うれしかったよ・・
 お玉は今までどんな選挙のときでも、共産党は応援していたし、どちらかというと庇ってきた。
  東京都知事選挙の時は、それまでの経過を踏まえたうえで、左翼リベラルの「共産党出るなのバッシング」はおかしいと思っていたほうだし、共産党やその候補 者に「降りてほしい」ならまずきちんと話し合いの場を持てばいいことで、それをしないで、ただ降りろっていうのはおかしいよねえ・・なんて思っていた の。。。

でもね・・・
今回は悪いけど、言わせてもらう。
  前回の選挙の時、共産党員の候補者をほかの市民団体も押す形で矢田に挑んだ・・・あのとき、もう一人の対立候補だった陣営が、今回の選挙では「一緒に闘お う」といってくれた。本気で神戸を変えたいから。もう、官僚上がりの市長をいい加減にやめさせたいから。神戸の市政に透明性を持たせたいから・・
 今回の選挙で共産党の人が候補に上がる前。実はずっと共産党と樫野陣営は話し合いを持っていた。みんな樫野さんを当選させたかったから・・神戸を変えたかったから。なんとか共産党とも一緒に戦ってほしかった。だって、これまで一緒にやってきた仲間ジャン・・
 でも、共産党が気に入らない候補者だったのは分かった。だったらせめて共産党から候補者を立てるのだけはやめて・・という必死のお願いを聞き入れることはなく・・・・・結局突然降ってわいた40年ぶりの独自候補擁立・・お玉は「あほか」と思った。
  いま、樫野さんを応援しようとしている人の中には共産党員の方が大勢おられます。いつも共産党に票を入れているリベラルがたくさんいます。共産党が立候補 を出せば票が割れるだけじゃない、共産党自身が今後の選挙で信頼と議席を失ってしまう。なんでそれがわからないんだろう?
・・・・・実際共産党の立候補表明直後、動揺したり、悩んだりした党員の方々がたくさんおられます。
 陰でこっそり樫野さんを応援していた党員の方もお玉は何人も知ってる・・・・
  そんな状況の中、連日の赤旗報道は、本来批判すべき矢田市長ではなく、なぜか樫野批判のほうが記事の扱いが大きかった。何言い訳してるんだか???どこに 向かって書いてるんだか??お玉、最近赤旗取り出してたんですけど・・購読やめたろうか??と思えるほどでした・・(やめないけどね。いいことも書いてる とは知ってる、お世話にもなってる。)
 土曜日、お玉は一緒にいた人たちに約束していました。
もしも、かしのさんが僅差で負けるようなことがあったら・・・兵庫県の共産党批判記事で暴れちゃうと・・・・・で、書いちゃった…・
題名は神戸市長選挙の絶望。
…もしもかしのさんという選択が間違いであったならば、それはまたその時に審判すればいいだけのこと。矢田よりも新人の樫野批判をしてどうする?兵庫県の共産党のえらいさん…
 しっかしい・・・矢田市長・共産党にすごく感謝してるだろうね・・・・これでまた4年も神戸は変われない・・・・
兵庫県の、神戸の日本共産党・・・・いったい何がやりたいの?もちろん共産党の立候補だけが敗因ではない。本当にいけないのはここまできて、 まだ立ち上がれない私たち神戸市民自身ですよね・・投票率 31.51パーセント・・・・ああ・・ひく~~い・・・
かしのさんの当選は投票率次第だといわれてました。あと数パーセントあれば・・違った結果になった可能性が大きいのです・・・・でもこんなに低い投票率にもかかわらず、樫野さんはこんなに票をとれた。すごいです。かしのさん、これからの一生を政治に身を置きたいと言ってくださったそうで…・4年後も出てほしいなあ・・・・
 おかげさまで、お玉の記事は神戸市長選挙で検索してきてくださる方が、ものすごく多いです。その方々にむけて書いた

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コメント

いくの ともうみさん
ご無沙汰です。
コメント有難うございます。
今後とも厳しくチェック下さい。

 大津留さん、ご無沙汰です。

>■矢田・樫野ともに「民主の風」求めるが・・・

>結局、両者とも「民主の風」がほしかったのです。

 これでは、神戸市民の利益よりも、目先の選挙勝利に目が眩(くら)んで国政与党に擦り寄っているようにしか見えませんね。

~たしかな野党 支え続けて 上げ潮めざす!~
~「政治の中身を変える」ために勇気を出して奮闘しよう!~
~「党名が…」 政治良くなりゃ それでいい~
~入れても勝てない。それでも惨敗から惜敗を、惜敗から勝利を目指す!~

latter_autumnさん

コメントありがとうございました。

お玉さんは信頼を置いている長い付き合いのブログ仲間で神戸の事にコミットされています。

事情のわからない自分としてはコメントが難しい所ですが樫野氏にはやや興味がありました。

「矢田市政はけしからん」とは言いつつも、
「矢田市政を支えてきた民主党はけしからん」とは言わず、
「民主党にすり寄った樫野氏はけしからん」とも言わず
「樫野氏の『足を引っ張った』共産党はけしからん」と言う。

このお玉さんの欺瞞と責任転嫁は何なのか。

>これまで一緒にやってきた仲間

確かに矢田氏と民主党は「これまで一緒にやってきた仲間」ですな。いわば悪政の共犯者。

>今回の選挙では「一緒に闘おう」といって
>くれた

確かに樫野氏は、矢田市政与党である民主党にそう呼び掛けた訳ですな。袖にされたけど。

共産党がこんな人物を信用できないのは、まあ当然でしょ。
樫野氏を応援したくない共産党が独自候補を立てるのも、共産党の支持者が松田氏に投票するのも、日本国憲法の下で保障されている参政権の自由な行使ですよねぇ。

>いったい何がやりたいの?

しかるにその参政権の自由は一顧だにせず、「あほか」と。
何ともものすごいことをのたまう自称護憲派であらせられることで。

>矢田市長・共産党にすごく感謝してる
>だろうね

民主党や自民党等市政与党側としては、矢田氏が勝っても樫野氏が勝っても大差ない、「これまで通り一緒にやっていける相手」ですからね。

市政与党の行状と樫野氏の姿勢を一切不問にしておいて、共産党への八つ当たりばかりとは、何ともまあ・・・。

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