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『どうするオバマ?失せろブッシュ!』 マイケル・ムーア著 を読みました。

『どうするオバマ?失せろブッシュ!』 マイケル・ムーア著
を読みました。

アメリカ大統領選の前に書かれた本なので時事的にはタイムリーではないがマイケル・ムーアという人の考え方のスタイルがよく分かる。
この人はストレートな言い方ではなくひねりが効いている。
「マケインを簡単に勝たせるには」などはその精神の真骨頂だろう。
しかし言っていることは我々には至極当然だが、アメリカ人にはかなり驚くことなのだろうと思う。

何となく爆笑問題の太田光と通じるような感じを持った。

見なかったが来日中のマイケル・ムーアと太田光の対談がテレビであったようだ。

マイケル・ムーアの新作で最後(?)という映画「キャピタリズム」は今までの集大成ということなので期待している。

第3章 新大統領、お願いだ、これを公約にしてくれ!―アメリカをグッと良くする十の方法
から幾つか簡単に紹介しよう。

1. 徴兵制を復活させる。
但しひねりとして年収が国内でトップ5%に入る18-26の子女だけ徴兵する。
そうすれば戦争反対運動が起こり今みたいな戦争が起こるはずがない。

2. 医療で儲けようとした奴はみんな逮捕する。
これは映画「シッコ」をご覧になった方ならおわかりだと思う。
病気の人に「現金ですかカードですか?」等と問うのは違法にする

3. 高果糖コーンシロップは禁止する
アメリカ人の三分の二が過体重で三分の一は正真正銘の肥満なのはニクソンが砂糖の代わりに安いこれを食品に入れたからだという。

4. アメリカ人の税金をフランス人より安くする。
所得税率はアメリカ19%に対してフランス22%
しかしフランスは
保育から大学までただ、給与保証の4か月以上の育児休暇、給与保証の30日の有給休暇(強制取得)、病欠でも給与保証
がある。
アメリカでこれにかかる費用を税金とするとアメリカの方がはるかに税金が高い。
(アメリカ化しつつある日本としても興味のある問題である)

5. 映画館でのCMを全面的に禁止する
アメリカの映画館はこれで400億円位荒稼ぎしている由。

6・アルカイダなどの反米組織の勢力を削ぐ為に井戸を掘る。
地球上には安全な水が飲めない人が10億人、下水道がない人が20億人(全体の3分の1)、世界の人口の5%のアメリカが世界の資源の25%を使っている。
それが最大の問題。
世界中に井戸や下水道を作るのにそんなに金はかからない。
(これはペシャワール会の中村哲医師がやっていることと同じ)

7. 電話番号案内に地元の人が出るようにする。(略)
8. 金持ちに相応の負担をさせ、社会保障制度を22世紀まで安泰なものにする。
小さな政府論に共和党のみならず民主党も飲み込まれた。
民営化で金持ちの税金が随分安くなった。
サービスは低下した。
それで、石油が欲しいから戦争を始めたら週に20億ドルも消えることが5年も続いた。その金を金持ちから借り今後20年間庶民が利息を払う。
金を借りている外国は中国が一番多い、共産主義を憎めと散々言っていたのに・・・
9.「忠誠の誓い」の文言を修正する(略)
10.HBOを無料にして全国民に!(略)

第4章 本当に、たちが悪い!腐ったアメリカの選挙制度―もうブッシュみたいな奴はゴメンだ!の中でいくつか気付いた点は
1.アメリカの選挙の投票日は火曜日
2.有権者登録をしないと投票権はない
3.紙の投票用紙ではない。
4.選挙期間が長い
これに対する対案を示している。(ほとんど日本でやっていることだが・・)
そのほかに公的資金を選挙運動に提供し、使える金額の制限をし、政党が無料でCMを流せるようにするという提言をしている。

ブッシュの断罪はこれからの課題だろう。
日本では小泉・竹中の断罪が課題だろう。

今後同じような馬鹿な事を起こさせないために・・・

翻訳者後書きより。
〈本書は「アメリカ(大統領)選挙ガイド」というつもりで書いたようだが、我々外国人にとっては、「アメリカ入門」という意味合いでも 楽しめ、役立つ本になっていると思う。先進国、超大国だとばかり思っていた國の酷さ、でたらめさ、それでもやっぱりすごいと思わせる奥深さ、それを一人で も多くの日本人に知ってもらいたいと思う〉

目次:
第1章 マイケル・ムーアに訊け!―アメリカが抱えるやっかいな問題にズバリ答える!
第2章 悪夢のブッシュ帝国、まさかの存続―マケインを簡単に勝たせるには
第3章 新大統領、お願いだ、これを公約にしてくれ!―アメリカをグッと良くする十の方法
第4章 本当に、たちが悪い!腐ったアメリカの選挙制度―もうブッシュみたいな奴はゴメンだ!
第5章 ブッシュ一味を市中引き回しにせよ!―犯罪者は裁かれなくちゃいけない


マイケル・ムーア監督、米国と同じ道たどるな
(2009年11月30日東証でのなかなかすごい演説です。小泉の責任追求が必要です。)

マイケル・ムーアの新作は金融批判映画

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