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「蟹工船」を読んだ(まんがで読破9)

まんがで読破「蟹工船」を読んだ

ラストシーンは二度目のストライキが成功する。
原作はそうだったと思うのでこれは原作に忠実ということになる。
二回の映画と白樺文学館作漫画の漫画は「僕らは立ち上がったもう一度!」で終わっていると思う。

最後には蟹工船の主任監督浅川までもが首になるという終わり方がなかなか暗示的で現代的だと思った

ところで
蟹工船ブームには去年訪問した我孫子市の白樺文学館のこの漫画が果たした役割が大きいようだ。

志賀直哉は

「一番念入ってよく書けていると思ひ、描写の生々と新しい点感心した。」(1931/8/7付 多喜二宛書簡)

と多喜二に書き送っている。

去年白樺文学館で作った私の歌です。

 多喜二宛直哉の褒めし作品は他ではあらず「蟹工船」なり

 多喜二宛ての手紙を友は読み上げて我は頷く白樺文学館

以下資料です。

白樺文学館作漫画
http://www.takiji-library.jp/collection/read/kanikousen/kani_cmc.pdf

小説はここで読めます。
小説
http://www.takiji-library.jp/collection/read/kanikousen/index.html

第一回目の映画をここyoutube 11本掲げました。
(しかしその後角川映画の申し出でyoutubeから削除されました。)
http://ootsuru.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/youtube-96a0.html
「蟹工船」ブックトレイラーとyoutube「蟹工船」

音楽を演奏しているのは東京交響楽団。
第二バイオリンには、小林三吾がいた。
小林三吾は、小林多喜二の弟である。

 『蟹工船』の音楽録音ではこんなことがあった。この作品の音楽演奏は東京交響楽団が受け持ち、指揮は伊福部自身が行った。その際、セカンド・ヴァイオリンの小林三吾という奏者が伊福部のもとに来て、こう名乗った。「私、多喜二の弟です」。伊福部は愕然とした。小林はさらにこうつけ加えた。「伊福部さんのことはよく知っていますが、名乗ったらいいか悪いか、迷って控えていたんです」。小林多喜二の実弟・三吾は東京交響楽団のヴァイオリニストだったのである。
 ネヴォで接点があり、『蟹工船』をむさぼり読んだ身である自分がこの映画に音楽をつける、さらにはヴァイオリン奏者に小林多喜二の弟にあたる人物がいて、兄の代表作といわれる『蟹工船』の音楽を自ら演奏する・・・・。そのあまりに奇遇ともいえる偶然に、いい知れぬ衝撃を受けた。
 「小林多喜二さんの弟さんが、『蟹工船』の音楽を演奏したわけです。私としては棒を振っていて、えらくショックでした。多喜二さんの作品を私がやるというのもそうですが、弟さんが曲を演奏する、大変緊張しました」
「伊福部昭の映画音楽」小林淳・著、井上誠・共著(1998) p.79

参考弊記事

2008年7月 3日 (木)
おい、地獄さ行(え)ぐんだで!
http://ootsuru.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_d7dd.html

蟹工船感想文

2009年10月18日 (日)
白樺文学館の秋
http://ootsuru.cocolog-nifty.com/blog/cat6462011/index.html


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手塚英孝著「小林多喜二」上下巻、この本を何度手に取ったことだろう。その度ごとに私は新たな感動に包まれたものだ。不屈な革命的芸術家に対する尊敬のこころと、同志としての愛情に満ちた文章、綿密な考証で解説されたその生い立ち、そして「死」。小林多喜二の伝記として..... [続きを読む]

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