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「みんなの党」を批判する!

参議院選挙で私は一つ悔いがある。

会社の同僚が「みんなの党」のタリーズコーヒー創業者に入れると言った人に訴えきれなかった事だ。
その人の1票が小池晃さんに行ったとて小池さんは当選出来なかったが私としては忸怩たる物を感じている。
投票日前に書いたみんなの党批判の記事は他のブログでも取り上げられ反響を読んだ。

世直しドクター危うし!(公務員削減問題とみんなの党批判)

惜しむらくはこの小泉竹中路線の新自由主義政党批判が流れにならなかったことだ。
むしろtwitterでボランティアが集めたりタリーズコーヒー創業者はネットをうまく使った。
このネット戦略が当落を分けたと言っても過言ではないだろう。

みんなの党に関して岐阜の近藤 ゆり子さんから私の参加するメーリングリスト
uniting-peace@yahoogroups.jpへのこんな書き込みがあった。

 

皆様へ

非常に素朴な質問です。

「議員定数削減」は、「民にガマンをお願いするのだから政治家と公務員はまず率先
して身を切るべきだ」というふうにプレゼンされ、それを拍手万雷で迎える「市民」
が少なからずいるのは何故か?
(「議員定数削減は少数政党が・・・」とか「『小さな政府』論で新自由主義を加速
させようとしている」 というような「議員定数削減」「公務員削減」そのものへの
批判を私が聴きたいのではありません)

みんなの党の躍進は象徴的ですが、「政治家と公務員はまず率先して身を切るべき
だ!」という言説には拍手喝采的な雰囲気があります。
マスコミの問題もありますが、単にそれだけでは説明しきれない。
昔風でいえば「左翼労働組合」でバリバリ活動をしていた人も「拍手喝采」に加わる
-「何で? それは・・・・というふうな問題・懸念があるのではないの?」と言っ
ても、そういう方々の耳には全然入らないらしくて、別に私に反論するわけでもな
く、「議員定数削減/議員報酬削減」を熱心に言い続けるのです。その「心情」「心
象風景」が理解できずに戸惑っています。
(一種の「熱気」。論理や議論でない次元にいきなり(普段は冷静で論理的な人も)
ワープしてしまうのです。だから対応に戸惑います)

国会議員定数ではありませんが『議員定数削減/議員報酬削減』は名古屋でも大流行
です。
河村たかし名古屋市長とその支持者達は、『議会リコール』署名を8月末にも集め始
めるそうです。
4万人の受任者のメドが立ったとか。
「市長提案をことごとく否決する市議会はケシカラン」「今の議会をリコールして、
まずは議員定数の大幅削減と報酬の大幅削減という市長提案を呑ませなくてはいけな
い」

これまでさまざまな活動で一緒にやってきた人の中にも、この受任者になっている人
が少なくありません。
で、私は「何故?いずれにしても来年春には、現在の議会は任期切れになる。統一地
方選で選挙し、新しい市議会で議会のありようを議論するのがスジではない?市長が
率先して議会のあり方を根本的に変える、というのでは二元代表制の意味もなくなっ
てしまう。『今の市議会議員には腐った奴が多い』という事実は十分に知っているつ
もりだけど、だから『議会リコール』というのは、ちょっと違うように思うけど?」
というのですが、「通じない』。
そこで一番最初の「素朴な質問」が生じるのです。


*************************************
近藤 ゆり子 

これに対して川西 玲子さんから「生活の不安」というタイトルのコメントがあった。
みんなの党を支持する背景は「生活の不安」だと言う。

ずばり生活の不安、未来への不安でしょう。 特権を享受している人間、既得権益を守ろうとしている人間は許せない という心情です。 マスコミはそれを煽っているわけですね。

そうじゃないんだと、冷静かつ具体的に説明すべきマスコミが、ポピュ
リズムに走っているのですから、どうしようもありません。
実際、女優がだめだからと立候補したり、世襲議員がいい思いをしたり
しているのですから。
でも、そう人間たちを当選させているのも一般市民。
矛盾していますが。


川西 玲子

今日の赤旗にみんなの党とこの暑いのにそれに秋波を送る民主党への批判があった。

みんなの党 あおる「構造改革」
危険な“接点”求め秋波 民主党

長いが全文紹介しよう。

行革と消費税の両方で国民は被害を被ろうとしているという事だと思う。


「行革」
 

「増税の前にやるべきことがある」――参院選で、みんなの党はこう訴えましたが、同党が「やるべきこと」として挙げていることには、大きな問題が含まれています。
 中心点は「大きな政府を小さく圧縮して、民間でできることは民間で、地方にできることは地方に」(渡辺代表)というもの。貧困と格差を極限まで拡大した小泉「構造改革」の象徴的スローガン「小さな政府」の立場とまったく同じです。
 渡辺代表は今後の国会で、「矢継ぎ早にいろんな(法案を)提案していく」「与党、野党に提案することによってクロス連合ができたらいい」(17日の民放番組)と発言していますが、提出を準備しているという主な法案は次のようなものです。
 ▽政権党による幹部職員人事への恣意(しい)的な介入を合法化する「霞が関改革」法案(前国会では自民党と共同提出)▽強権的国家づくりをすすめる「国家戦略局の政治主導」法案▽問題噴出の「郵政民営化路線」への「復帰」法案▽通貨供給量の拡大をにらんでの「デフレ脱却」法案…。

消費税
 

政府・民主党は、「公務員制度改革」を糸口にみんなの党との連携を模索しています。
 みんなの党は、参院選の公約(「アジェンダ」)で、国家公務員「現在31万人」の「10万人削減」など、公共サービスを投げ捨てる「国家のリストラ」を掲げています。
 公務員制度改革担当相の玄葉光一郎・民主党政調会長は、「公務員制度改革についての考え方は、みんなの党と方向性は一致している。歩み寄れる余地はあるのではないか」(13日の会見)などと発言しました。
 さらに、民主党の細野豪志幹事長代理は18日の民放番組で、「公務員制度改革は、消費税(増税)の問題に入る入り口で、やっぱり『そういうことをしっかりせよ』というのが民意だと思う」と述べ、この問題での連携を、消費税増税のための協議に入る前の入り口として位置づける姿勢を示しました。
 これに対しては、みんなの党の江田幹事長も、「無駄遣いで出た財源を差し引いて『あとどのくらい足りないから、じゃあ消費税だ』という議論ならまだわかる」と応じています。
 ここからは、国民にとって必要なサービスの低下をもたらす野放図な「行革」があおられた末、消費税増税というシナリオが透けて見えてきます。

ーーーーーーーー


消費税増税党の「みんなの党」化けの皮はいずれ剥がれる 公彦


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(定数削減問題)
秘書の経費も含めて、1人の国会議員にかかるお金は約7000万円です。80人分削ると56億円。
一方で、政党助成金は320億円ですが、これを削ったら何と450人分の国会議員を削るのと同じくらいになる。

ーーーーーーーーーーーーーーー
(消費税特集)
泉谷しげるの消費税「10%」だと!?

消費税増税絶対反対!大脇道場キャンペーン第5弾!導入以来、累計で224兆円。 同時期に大企業などの法人三税(法人税、法人住民税、法人事業税)などの減税が累計で208兆円。

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湯浅誠さんを東京都知事に!


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コメント

青い鳥さん
有り難うございます。

東日本大震災でも新自由主義/民営化/小さな政府論の結果の問題点が指摘されています。
みんなの党の賞味期限はもはや切れたでしょう。

ヨーロッパ型の福祉社会に進むことには私も賛成です。

小池さんの「防災・福祉都市 東京」というスローガンはその方向だと思います。

‘みんなの党’が目指す社会は、小泉政権以来の『小さな政府』『民間にできる事は民間で』という社会である。昨今この考えが巷で跋扈(ばっこ)しているが、冷静に考えれば「東日本大震災」の様な国難級の事態に直面した場合、不安を感ぜずにはいられない。民間事業者は『利潤を追求』するものである。国民の生命を左右する事態において、対策を民間に丸投げするのは、いかにも非道すぎる。 賛否わかれるところではあるが、わたしの個人的な考えでは、スウェーデンのような『高福祉高負担』の社会の方が、日本の様な社会的経済的弱者に冷たい国の在り方よりは余程良いと思う。 因みにスウェーデン国民は貯金する感覚で納税しているそうで、脱税も極端に少ないらしい。無論、スウェーデン国民と政府・官僚との間に盤石な信頼関係があるから出来るのだが…。

近藤ゆり子さんのご意見に賛同します。 『みんなの党』の基本理念は、おっしゃる通り、小さな政府を目指すものです。 また小泉政権からの新自由主義・市場原理主義を推し進める政党です。 国民は今ルールなき資本主義の渦に巻き込まれ、格差・貧困に苛まれ疲弊仕切っています。
政治の原点をもう一度よく考え直す必要があります。 国民の生命・財産・文化的な生活を守り抜くことが政治の責務であると考えます。 近藤さんのおっしゃる通り河村名古屋市長の手法は、ニ元制民主主義を否定するもので看過できません。
国会議員の定数削減論議は、少数民意を抹殺するもので私は許せません。歳費削減は大切である事は否定しません。定数削減するのであるならば、小選挙区制度を廃止し中選挙区制度にもどすか、少数民意を正確に反映する比例区の定数をそのままにし、小選挙区を20から30削減すべきです。わたしは、二大政党制には反対です。戦時中の体制翼賛を危惧するからです。 わたしたち有権者はマスコミが垂れ流す情報を鵜呑みにせず、ものごとの本質を見抜く目を養い、政治家の意図するところを深く考察する必要があると考えます。

みやとんさん

コメント有り難うございました。

「みんなの党のアジェンダ」に関しては、民主党が議論をしようともしなかった所為
と言うのがいまいち分りません。

「サヨク」というのが何をさすのかが不明です。

いまいちお立場かが分りませんがみんなの党が小泉路線だと言う認識は一致しているようですね。
みんなの党は厳しく批判されなければなりません。

みやとんさん

コメント有り難うございました。

「みんなの党のアジェンダ」に関しては、民主党が議論をしようともしなかった所為
とか
サヨクというのが誰を鎖すのかが不明です。

いまいちお立場かが分りませんがみんなの党が小泉路線だと言う認識は一致しているようですね。
みんなの党は厳しく批判されなければなりません。

dさん

私は川西さんのみんなの党を支持する背景には「生活の不安」があるという指摘が合っていると思います。
ただしそれは歴史的な分析であり護憲派には戦術的な敗北の原因の解明が必要でしょう。


latter_autumnさん

いつもながらのするどい突っ込みありがとうございます。
確かに私はネットをかいかぶり過ぎているかもしれません。
しかし
自分でテレビコマーシャルを打つ事は出来ませんが
ネットの世界では自分でも出来ることがある。
そして護憲派はこの分野で大きく立ち後れている。

この二つが今回の選挙の私の教訓です。

普通の人達は、『小泉・竹中流の改革』を選んだ、いや、そこにしか未来は無いと判断したのでしょうね。

みんなの党の主張は小泉改革の流れを一番ひいてますからね。

やらなければギリシャ化が待っていると判断したのでしょう。

まあ、普通の人達はソレでわかります。

わからないのは、サヨクのヒトですね。小泉改革にあれほど反対してたヒトが--?

バカじゃないのか?それとも、自分のやってる事の意味もわからないのでしょうか?

「みんなの党のアジェンダ」に関しては、民主党が議論をしようともしなかった所為でしょう。
こうやって突き付けるしかないでしょう。

ネットに関しては、今回はあまり関係ないとおもいますよ。次回からでしょうね。

ココで一句

  サヨクさん  わかっているのか  わが事が?

上下問わず連帯したければ、上の者が下に降りてくれば済む話。
上の者が下に降りれないと言う事は、下に降りてしまえば這い上がる事が極めて困難であるか、下の者を上に上げる事なんて出来ないという証拠。
ま、特定団体の利権を温存したままで連帯だとか言っても、利権にありつけない者・ありつけなかった者が、そう言った主張にソッポを向く事は、歴史的にも実証されてしまっているしー。

大津留さんはネットを買い被っていますね。「ネット戦略が当落を分けた」なんてことはありませんよ。

様々な宣伝の媒体が持つ訴求力を比較するなら、ネットは弱い方です。
テレビのCMやニュース、新聞の大広告、街頭のポスターの方がずっと強いのです。それらは「見ようと思っていなくても見えてしまう、勝手に目に入ってくる」からです。
しかしネットは「見ようと思わなければ見えない」。

みんなの党の勝因は、宣伝媒体について言えば、テレビや新聞での露出が多かった、共産党よりも多くて有利だったからです。ネットが決め手ではない。テレビや新聞こそが決め手。

しかし、論理や議論でない次元にいきなりワープ、というのは言い得て妙ですね。
有権者の論理的思考力の欠如も、みんなの党の勝因の一つです。
「雇用を改善せよ、失業者を減らせ」と「公務員削れ」は矛盾しますが、論理的思考力がないからこういう矛盾の自覚もない、そして自分で自分の首を絞める羽目になる訳です。

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