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かみさんが図書館から借りて来た「本とコミックの情報マガジン」ダ・ヴィンチ9月号の電子書籍特集を読んだ。

結論は

「電子書籍は、新しい読者を生む」

「電子書籍は紙の本の市場を奪うものではなく、読書の幅を広げるもの」

です。


今私の属する短歌会の短歌の合同歌集をどうして出版するかを話し合っている。

本+電子出版とすることも選択肢として検討している。


宮本百合子や小林多喜二の本は著作権が切れているので今でも無料で読める。

しかし25年前位の本はなかなか読めない。

読者としてはこれから著作権のある物が多く無料で出てくることに期待します。

表現者としては電子書籍の未来に期待します。


「電子書籍の衝撃」の著者の佐々木俊尚さんはダ・ヴィンチにこう書いている。


「重要なのは媒体の変化ではなく流通システムの変化です。

過去流通システムの変化はたった一度。15世紀に手書き写本が印刷に変わった時にしか起こっていない。

印刷で知の大量流通が可能になって大衆に広がった結果、ルネッサンスと宗教改革が起き、西洋社会は急速に

近代化の道をたどりました。

電子書籍による流通の変化は、人類文明に対して、それと同じくらいのインパクトを持つ出来事です。」

又漫画で紹介されている中にこんな言葉もある。


「今年間で8万点の本が出てますがおそらく10倍以上の点数になる。

誰でもブログのように簡単に電子書籍で本が出せるのでものすごい数になりますよ。」


何となくワクワクするではないか!


この特集で特筆すべきは五木寛之氏の発言だ。

彼は「親鸞」上巻を彼の提案でweb上で1ヶ月無料公開した。

web公開後出版社の心配をよそに売れ行きは25%増えたと言う。

又海外の日本人から大変感謝されたという。


複数の出版社と協力して「五木寛之ノベリスク」と言うものを作ったという。

彼が期待するのはこういうことだ。

書店では自分著作の100分の1しか手にとれないので残りの99%にある彼の思い入れのある作品を読んで欲しい。


電子書籍では劣化がないので作品は半永久的に読書対象となりうる。

自費出版を諦めていた人にも福音となる


同時に解決すべき問題としてこういうことを挙げている。

ーー

横書きに対応する電子的字体を新たにデザインすることが必要

電子書籍は英語文化圏に有利なように仕組みが出来ているので電子的な帝国主義、電子的な植民地化が出て当然なので日本人としてどう利用して行くか

利用履歴が残ることへの自覚が必要

ーー


五木寛之氏は最も電子書籍化に積極的な作家だけに問題点も良く捕らえている。

問題点を挙げ自分が踏み切らない理由にするよりもニヒリズムを心に抱きながらデジタルの世界と真正面から向き合うことは意味があると言うよりもこれからの世界に生きる人には必須だと思います。

以上です。


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