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2011年7月25日 (月)

「人間は忘れることによって悲劇を繰り返す。」(ナターシャ・グジー)

「人間は忘れることによって悲劇を繰り返す。」

「いつもなんどでも」悲劇は伝えられなければならない。

チェリノブイリで被爆されたナターシャ・グジーさんの言葉です。


三日で戻れると言われて何も持たずに家を出てそのまま四半世紀家に帰れなくなった彼女の歌声に、9条世界会議で魅せられてからはやくも3年になります。

彼女が日本に暮らしてくれている事に日本人として感謝したい。
彼女がこれからも続く日本人のつらい思いを先行体験して知っているからです。

ナターシャ・グジーさんの歌声は実に綺麗で且つ深く染み通り滲み透ります。

彼女の歌声をお楽しみ下さい。そしてその深い意味を味わって下さい。

いつも小出先生の記事を配信頂いている永岡さんの「たね蒔きジャーナル、音楽家ナターリャ・グジーさんのチェルノブイリ体験」という記事の後に掲げます。
私の過去記事も掲げます。
私の二つ目の記事「孫さんと森永さんの違い」にある映像での彼女の震災直後の提案は今も生きていると思います。

2011年7月21日(木) 午後10時00分
タイトル: たね蒔きジャーナル、音楽家ナターリャ・グジーさんのチェルノブイリ体験

 永岡です、続いて、日本で活躍するバンドゥーラ(ウクライナの伝統楽器、日本の琵琶+ハープに当たる)奏者のナターリャ・グジーさんのお話がありました。ナターシャさん、6歳でチェルノブイリから3.5kmの自宅で被曝、日本に11年前に来て、日本語学校に通い、日本語をしゃべることができるようになったのです。

 チェルノブイリ、事故は夜中で何も知らずに寝ていて、翌日普通に生活していて、原発の火事を見た人もいたものの、政府は何も知らされず、知らされたのは翌日で、3日間避難せよと言われて、必ず戻れると言われて必要なものしか持たずに避難しました。そのまま25年、1回も帰っていません。住んでいた場所は放射能汚染がひどく家も壊されています。

 避難生活、各地を転々として、友達と離れ離れになり、好きなぬいぐるみを持って行けなかった、両親は将来の不安(お金の問題)を持ち、最終的にキエフに避難し、ゼロからの生活を始めたのです。知らない土地で生活せざるを得ず、国の援助は、プリピャチからの避難にバス2000台を動員、列車で避難した人は行きたいところに行け、であり、お金もなく、祖母のところに行き、事故の後、政府から家賃の安い家、交通手段の補助も最初はあったものの、時間とともに切られて、被曝した家族は苦しい状況にあり、被曝した子供から生まれる子供は障害を持っている、また、時間を経て病気になる人もいる、病気の子供が生まれると、自分たちの薬代+子供の薬代がかかり、国は援助がないのです。政府の責任による健診は2年に1回ありますが、病院に普通にいくには大変な金が要るのです。

 避難して転校し、そこに何とか慣れたものの、すぐには友達を作れない、仲良くなってもまた離れないといけない、という状況であり、心から喜べる状況にはありませんでした。チェルノブイリからの転校として、被爆した子供の給食は違うものになる(ビタミンのたくさん入ったもの)と、キエフのもともとの子供たちに不満もありました。大人になり、被曝した人と結婚させないとの偏見も出たのです。

 

 リスナーの質問、福島事故の一報を聞いた感想は、で、悲しくて、日本に来て、日本で地震が多く原発も多い、「チェルノブイリの経験を伝えないといけない悲劇をもう味わいたくないと思っていたのに、言葉が出ないほど悲しかった」のです。しかし、意味があって日本に来た、音楽を通してチェルノブイリを伝えたい、自分のやるべきことをやり、チェルノブイリの時に子供だったものとして、福島の子供、妊婦を助けたいとの気持ちであり、国の将来でもあるのです。遠く、安全なところに子供たちを避難させたいのです。

 その後、ナターシャさんの千と千尋の神隠しの主題歌を歌いました。

 リスナーより、多くの反響もありました。当時のつらさと今後の決意への賞賛もありました。リスクを知りつつ推し進めた政府への怒りもありました。福島のため、私たちに出来ることは、子供たちの健康への心配と、心の健康のことで、ナターシャさん、音楽に助けられた、今後福島に行く、子供たちを安全なところに避難させたいとの思いなのです。子供たちが心の傷を背負って生きることのないように、とのお話がありました。自分が、これをやることにより幸せ、希望を感じるものを見つけて欲しいとのお話でした。希望を持って生きてほしいとのことでした。

 以上、チェルノブイリの被曝を体験した人のお話でした。これをお伝えいたしました。

ーー

ウクライナ美女が"千と千尋~"主題歌を熱唱 Nataliya Gudziy sings "Spirited Away"

弊記事

9条世界会議の歌声
2008年5月 5日 (月)
ウクライナの歌姫の歌声

2011年4月 5日 (火)
孫さんと森永さんの違い

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福島の原発事故と避難のこと / ナターシャ・グジー (Nataliya Gudziy)
(86年のチェルノブイリ原発事故の際、6才で避難生活を体験したナターシャ・グジーから、 福島第一原発の事故についてメッセージとお願いをお伝えします。)
(ホームステイの提案をされています。)

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