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中沢正夫さんの「記憶治療」を読んだ。

腰痛で一日中寝ているので二冊目の本を読んだ。
「精神科医の“反核”小説」
である。
精神科研修医・大岡は、被爆患者・山田ハルと出会って、自分の被爆者に対する見方を変える。

多分多くは中沢正夫さんの体験した事実だろうと思う。
精神科の患者と医療スタッフ全員参加によるキャンプには感心した。
代々木病院の精神科は今もこのキャンプをやっているのだろうか?
これにより快方に向う患者が多いという。
ハルさんもこれから良くなって行く。
ハルさんとの六カ月の医師と患者としての付き合いが最後には突然友人としての関係で終わる。
最後は悲しい。
つい大岡の涙に私も涙した。

こんな「反核小説」も初めてだ。
四半世紀前の事ではあるが核を中心とする世界情勢がストーリーと並行して出て来る。

核兵器も原発も人類とは共存出来ない。
あとがきの最後にこうあるように

[だが、いざというとき、自分だけは「ノアの方舟に乗れる」と思って貰っては困る。
あなたも私も滅ぶのである。あなたがもう一人立ち上がらなかったために、私もあなたも、全人類も滅ぶのである。]


商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
精神科医の“反核”小説。何時しか…精神科研修医・大岡は、患者・山田ハルと出会って、自分の病人に対する見方がはっきり変わってきていることを、自覚していた。何時しか…老女は、大岡との出会いで、屈折した記憶との葛藤の渦の中から解かれようとしていた。
内容(「MARC」データベースより)
何時しか精神科研修医・大岡は、患者のハルとの出会いで病人に対する見方が変化しているのを自覚していた。そして老女は、大岡との出会いで、屈折した記憶との葛藤の渦の中から解かれようとしていた。

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