高遠本の町プロジェクト
今朝の東京FMのクロノス で北尾トロさんの進める「高遠本の町プロジェクト」の紹介があった。
「 読み聞かせや本の町シンポジウムの開催、まちかど図書館等の本による町おこしにより高遠の魅力を全国に発信するとともに、日本初の「ブック・ツーリズム(本をかなめとする観光スタイル)」を確立し、地域活性化を図
る。」
として国の補助金も受けるようです。
元祖はイギリスのイングランドとウェールズの州境に位置する「ヘイ・オン・ワイ」という小さな町で、1960年代初頭、リチャード・ブースという若者が一軒の古書店をオープンさせたことからその歴史が始ったそうです。
こういう試みが日本の活性化には大事だと思います。
他加藤は桜の時に行ったことがありますが、是非行ってみたい町です。
北尾トロさんの店にも行ってみたいです。
本の町プロジェクト
本の町プロジェクトについて
「本の町プロジェクト」とは、”日本に本の町をつくりたい”と考える有志によってつくられた任意団体です。企業や、おおがかりな組織ではなく、メンバーそれぞれが仕事を持ちながら、プロジェクトに関わるスタイルを取っています。
海外(とくにヨーロッパ各国)には、本の町(ブックタウン)と名乗ったり、呼ばれたりする町や村が多数存在しています。元祖はイギリスのイングランドとウェールズの州境に位置する「ヘイ・オン・ワイ」で、1960年代初頭、リチャード・ブースという若者が一軒の古書店をオープンさせたことからその歴史が始まりました。以降、「ヘイ・オン・ワイ」の成功に刺激を受けたベルギー、フランス、イタリア、スペインなどさまざまな国で、個人の尽力で、あるいは行政主導でとスタイルはさまざまですが、その数を増やし、現在では10カ国以上に20~30のブックタウンが存在し、地域活性化に大きな役割を果たしています。なぜ、こういうものが世界でも指折りの活字大国・日本にないのだろうと思ったのが活動の原点となりました。
「本の町プロジェクト」は、幾多の成功例を参考に、日本の郊外でも、本の持つ魅力や集客力を活かした町づくりを行えるのではないかという発想のもと、ブックツーリズムという観光スタイルを念頭に、2007年から長野県伊那市高遠町を舞台に実験的な活動を開始。現在も継続中です。
私たちは日本における本の町について、個人の才覚のみで突っ走る町づくりでも、いわゆる”箱もの行政”的なものでもなく、町の人と本好きを中心とし、それを行政がバックアップするスタイルを模索しています。
と、このように書き連ねていくと長い長い企画書のようになりかねませんので、ここでは要点だけを記しましょう。
日本にも”本の町”があったらいいと思いませんか?
豊かな自然につつまれ、本好きはもちろん、さほど本に興味がない人でも数日間楽しむことができる場所があったら行ってみたくはないですか?
高齢化などの事情によって、このままでは日本のあちこちにある素晴らしい町が消滅しかねないと心配になりませんか?
わずか数年間に過ぎませんが、私たちは高遠町で行ってきた経験や海外視察で感じたことなどを基礎とし、さらに本気で、プロジェクトに取り組んでいきたいと思っています。
この活動にご興味を持たれた皆様、町おこし事業に取り組んでおられる方々がおられましたら、「本の町プロジェクト」のサイトをぜひご覧下さい。よろしくお願いいたします。
2011年7月
本の町プロジェクト
(スタッフ:北尾トロ、斉木博司、李早苗)
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