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2012年9月24日 (月)

映画「狼よ落日を斬れ」を夫婦で観た。


日曜日の昼間のテレビで映画「狼よ落日を斬れ」を夫婦で観た。
出掛ける予定だったが夫婦で興味のある池波正太郎の原作ということで予定を変更して見ることにした。
3本の映画を一本にしているので2時間40分にわたる長編だったが面白かった。
「その男」と「人斬り半次郎」の原作をベースにしている1974年の作品だ。

時は幕末、場所は京都と江戸から東京へと名前を変える東京と薩摩。
主人公は名もない無外流の剣の使い手である杉虎之助を高橋英樹 が演じる、そしてそれに複雑に絡む人斬り半次郎を緒形拳が演じる。
二人が主人公の本を合体した脚本なので主人公が二人いるようなものだ。
その他の歴史的人物は西郷隆盛、近藤勇、土方歳三、沖田総司、、

随所に池波正太郎の人情の世界がある。
池波正太郎をかなり読んでいるかみさんはここは池波正太郎流と何度もコメントしていた。
主人公は生き方的には真っ直ぐの生き方を貫き、曲がった事が嫌いだ。
新撰組を池波正太郎は書かないそうだが、ここでは主人公ではなく脇役として登場する。

主人公は幕末の世を生き抜き明治になって侍をやめ床屋になる。
床屋は皆が平等な世界という印象的な台詞があった。
又上の者は時代が変わっても変わらないという台詞も印象的だった。

ストーリー的にはかなりうまく出来ておりいろいろと絡み合っている。
殺陣立ち回りが多くスペクタクルものでもあり同時に本格時代劇でもある。
子連れ狼や座頭一の三隅研次監督なのでやたら血が出るのは愛嬌か。

太地喜和子がやたら色っぽい
松坂慶子が初々しい。

最後の方で西南戦争の前に薩摩での決闘のシーンがある。
死闘の末、戦いの途中で二人とも剣を投げ出す。
そこで武士の時代は終わったのだろう。

最近こういう時代劇が無くなっている。作れなくなっているのだろう。

時代劇よ逞しくよみがえれ!

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大津留の映画評論」カテゴリの記事

コメント

よしさん
コメントありがとうございました。
この映画は間違いなく娯楽映画です。

面白そうな映画ですね、興味津々です。

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