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有望株にアセスの壁

6月5日の日経新聞の一面にこういう記事があった。

エネルギーの明日へ1
規制岩盤を崩す
有望株にアセスの壁

タイトルの通りアセスメントが普及を妨げている再生可能エネルギーの話だ。

昨年10月政府は一定以上の出力を持つ風力発電所の建設に法に基づく環境影響評価(アセスメント)を義務づけた。
そのアセスの手続きはかなり大変だ。

「調査項目を記した方法書に180日
現地調査に最低一年
準備書面や評価書に300日
再調査となることも多く費用も一億円を超える。
気の遠くなるような時間、労力、コストあきらめろと言わんばかりだ。」

鳥の生態を調べるのはともかくモグラやドジョウやダンゴムシや蝶など場所によっては1000種類の生態を調べる必要がある。
4月からは配慮書という手続きも加わるので更に数ヶ月遅れるという。
風力発電のコストは太陽光発電より安いと言われている。
そういう意味では再生可能エネルギーの有望株なのだ。

太陽光発電はアセスの対象外だがダンゴムシを調べるなら広い土地を使う太陽光発電の方ではないかと日経氏は言う。
買い取り価格も太陽光の方が高い。
風力発電に適した北海道ではメガソーラーの殺到で北海道電力は送電網が容量一杯だそうだ。
出遅れてしまった風力発電は闘う前から不戦敗の様相だ。

国の太陽光発電優遇政策があるのは事実だがアセスの影響がここまでとは思わなかった。

実例がある。
このブログによく登場する五島列島の話だ。
最北端の宇久島に日本風力開発は出力10万kwの大規模風力発電所の計画をし、アセスを始めた。
だがドイツの企業が島の4分の1を埋め尽くす40万kwのメガソーラー計画をぶちあげ、風力発電用の土地を確保出来ないおそれが出てきたという。

この記事の結論はこうだ。

「自然は大切。アセスをやめろとは言わない。でもエネルギーの将来を摘んでしまっては元も子もない。せめて効率よく短く。アセスそのものをアセスメント(評価)すればいい。待てよ、その審査でもっと時間がかかってしまうかー。」

太陽光発電も風力発電も共に急速に伸びて行くようにしたいものだ。

少なくとも再生可能エネルギーは伸びないと政府に電発維持の口実を与えないように。

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