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「知られざる“同胞監視”~GHQ・日本人検閲官たちの告白~」 

JUNSKY blog 2013にこういう記事があった。
11月5日放送の NHK「知られざる“同胞監視”~GHQ・日本人検閲官たちの告白~」 これは凄い!

番組を見てませんので記事から紹介です。

第二次世界大戦敗戦後、日本を占領支配したアメリカ合衆国GHQが、

日本国民の信書を無断で開封し、検閲していたと云う話である。

 そして、その『検閲作業員』として、日本人学生など「知識層」を多数雇って

従事させていた。 

 今回、米国公文書・情報公開で判明しただけで、四千人に及ぶとのこと。

(追記:日本の憲政資料館でこのたび発見された「GHQ資料」でした。)

 また単に、内容を検閲していただけではなく、検閲情報を元に、闇市のブローカー

などを逮捕していた。

 一方で、日本共産党や党員の動向を集会などに潜入させて情報収集していたとの

証言も紹介され、まさに政治警察(元・特高警察)の下働きをさせられていた。

元CCD職員 エドワード・ナカムラさん(88歳)
「アメリカの関心は、共産主義の広がりに移っていました。
ソ連との冷戦状態から、緊張関係が高まっていたからです。」

CCDに闇市の情報を報告していた、川田隆さん。
川田さんも、共産主義を警戒するよう命じられていました。
少しでも疑わしい情報は、報告を求められたといいます。

元検閲官 川田隆さん(87歳)
「共産党、左翼の動きですね。
動きと党員の動向。
ことごとく報告しましたね。
ほとんど集会は、ことごとく。
そうではないだろうと思うものまで報告してあります。」

 さらに検閲で判明した思想傾向をグラフ化し、天皇に対する意識や共産党に

対する親近感の有る無しなど国民の政治意識を調査し占領支配の資料としていた。

やはりなという感じである。
昔からそういう話を聞いて来た者にはそういう感想であるが原発事故以後社会に目を向けて来た若者にはとんでもない異常な事として受けとめられるだろう。

junsky氏は検閲情報からグラフ化された日本人の意識動向(同番組より)以下を読み取っている。

  

 3.共産主義(共産党)に対する是非:2,620-Data
   4.暴動,デモ(示威行動):4,102-Data
   5.占領政策:2,835-Data
   6.天皇制(天皇)への意識:2,102-Data
   7.食糧問題:84,377-Data
   それぞれ2千を超す標本数(Data)であり、世論調査として相当有効。
   その中でも国民の焦眉の関心が食糧問題であることが明瞭である。
そして

『日本版NSC』 と 『秘密保護法』 が成立したら、としてこう書いている。


民主化に必要との名目で、「検閲を禁止し信書の秘密を保護した」日本国憲法が

制定されてからも、継続して検閲と云う「スパイ活動」が行われていたのである。

 米国は自国の利益のためならば、仮想敵国は言うにおよばず、友好国であろうと

同盟国であろうと力で支配している占領国(日本)であろうと、他国をスパイ活動

するのは、『当然の日常活動』だと思っているようだ。

 先月発覚した、米国NSAによる同盟国への電話やインターネットを盗聴する

スパイ活動も、この流れの一環であり、途切れることなく、スパイ活動を継続

していることが明らかになった訳である。

 知らなかったのは、日本政府を始め、各友好国の人々だった訳である。

 しかし、『日本版NSC』 と 『秘密保護法』 が成立したら、日本政府が

行ってきた、そして今後行うであろう国際法違反行為が永久に埋もれてしまい

米国のように「数十年経てば如何なる極秘情報も公開する」と云うこともなく、

闇から闇に葬られてしまうだろう。

 尤も、米国でも『闇から闇に葬られてしまう』極秘情報があるかも知れないが・・・

番組のホームぺージによるとゲストの春名幹男さん(早稲田大学大学院客員教授)が
●検閲に関わった人々が抱える心の闇
●日本国憲法制定後も続けられた検閲 アメリカの目的は?
を語った後に
●アメリカの諜報活動 日本への影響は?
として以下語っている

やはり、アメリカにとって、まずい情報は、メディアに対して検閲をして、報道させない。 このことは、報道の現場で、GHQの新聞課長との戦いというのが、現実にあったわけですね。 それとは全く別に、アメリカは、アメリカの明るいムード、あるいは、すばらしい生活を教えるために、日本に対して、民法の揺らん期ですね、発足したばかりで、ソフトがない時代に、ソフトを作って、完全パッケージの形で提供していたと。 その中には、例えば、5月の母の日にカーネーションを渡すという風習は、日本にはなかったんですけれども、そういう風習を日本に植えつけていったと。 アメリカ好きを、そういう形で助長していくということもやっていた、ということだと思います。

(検閲によって、アメリカが日本の思考や考え方を、数量的につかんだ。
政権や国会、共産党、デモ、あるいは占領政策や天皇制、さまざまことについて傾向を知ろうとした。
このやり方について、どう見る?)

そうですね、アメリカは、この量的に、できるかぎり大量の情報を集めるというやり方なんですね。
それは今でも、NSA=国家安全保障局がやっている手法と似ているわけなんですね。
やはり、こういった形で、相対的に、例えば世論調査をやるような形でやってるわけなんですが、それとは全く別に、さっきも、ちょっとした証言があったんですけれども、例えば重要な情報があった時には、それを抜き取って、それをさらに深く調べていったということもあったんじゃないかと。
戦後、戦後史の中で、出来事とか事件とかいろいろあって、いまだに未解明のところがあるわけですけれども、そういうところを、個々の情報を突き止めていくことによって、戦後史の解明につながる可能性もあるのかなという期待感も持てたというふうに思います。

『日本版NSC』 と 『秘密保護法』 が成立したら、「検閲に関わった人々が抱える心の闇」がさらに増幅され、そして将来に残る事だろう。

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コメント

junskyさん
コメント有難うございます。
記事にゲストの春名幹男さんの発言を紹介してありますように番組のホームページもチェックしています。
今後ともよろしくブログ記事を紹介させて下さい。

当方のブログ記事を殆ど丸ごと紹介していただきありがとうございます。

NHKのサイトにも、この番組の
「放送まるごとチェック」
があり、当方のブログにリンクを張っていますので
御覧下さい。
取材映像の殆ども見ることができます。
ゲストとのトーク映像はありませんが、文章で起こされています。

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