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2014年10月14日 (火)

ノーベル平和賞のマララへのタリバンの反論

タリバーンに頭を撃たれたパキスタンの16歳の女性マララ・ユスフザイがノーベル平和賞を受賞した。

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写真はwikiから

憲法九条以上の受賞の意味があったという事だろう。

憲法九条を保持している日本人の一人としては来年の受賞に向けて努力して行きたいと思っています。

この受賞には日本人として考えるべきことがあります。

私にも結論があるわけではありませんが非常に考えさせられたので考える参考として三つの文書を紹介します。

一つ目はノーベル平和賞、マララさんのスピーチ全文 です。
http://www.yomiuri.co.jp/world/20141012-OYT1T50145.html
こういうスピーチで始まりますが共同受賞者のインドのカイラシュ・サティアルティさんとパキスタンとインドの其々の首相を授賞式に呼ぶ事を打ち合わせたとの事。国際的なアクションが素晴らしいです。
――

ノーベル平和賞の受賞者に選ばれて光栄です。この貴い賞をいただけて光栄です。初のパキスタン人、初の若い女性、初の若者としてこの賞の受賞者となれたことを誇りに思います。
 インドのカイラシュ・サティアルティさんと受賞することは本当に幸せです。子供の権利のため、児童労働に反対する彼の素晴らしい活動は私の刺激となります。多くの人々が子供の権利のために働き、私は孤独ではないことを幸せに思います。彼は本当に賞にふさわしい人で、彼とともに受賞できることは名誉です。
 私たち2人のノーベル賞受賞者は、1人がパキスタン、1人がインド出身です。1人がヒンズー教を信じ、もう1人はイスラム教をあつく信仰しています。これは、パキスタンとインド、異なる宗教の人々に愛のメッセージとして届きます。私たちは互いに支え合っています。

二つ目は<マララさん>母国のイスラム武装勢力「不信心者」非難声明 です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141011-00000087-mai-asia
「イスラム法による統治」を訴えるタリバンは独自の理論で、議会政治や公正な選挙を含む「民主主義」を「異教徒による文化侵略」として否定する。
端的に言うと、これを無視できるかという事です。
以下一部の引用です。
――

スワート渓谷では07年ごろからイスラム武装勢力「パキスタン・タリバン運動(TTP)」の支配力が強まった。当時、この地を支配していたのが、TTPのメンバーにマララさんの銃撃を指示したとされるファズルラ師だ。同師の影響下、スワート渓谷だけで08年までに400に及ぶ学校が爆破され、学校教育が禁じられた。

 TTPは昨年、米国の無人機攻撃で最高指導者が暗殺されると、ファズルラ師を後継者に選出。違法のラジオ放送を通じ、女子教育の廃止だけでなくCD、DVDの廃棄なども訴えるファズルラ師は「ラジオ・ムッラー(イスラム教導師の尊称)」の異名を持つ。

 地元紙によると、マララさんの受賞決定を受け、今年8月にTTPから分派した「ジャマート・ウル・アハラル」が11日、マララさんを「不信心者の手先だ」と批判する声明を発表。マララさんに対して改めて強硬姿勢を示した。

 なぜタリバンは、「教育」とりわけ「女子教育」を攻撃するのか。マララさんの自伝「わたしはマララ」によると、女子教育禁止を訴える勢力は「女子が学校に行けば西側の(生活・思考)様式を身に着ける」と主張していた。「イスラム法による統治」を訴えるタリバンは独自の理論で、議会政治や公正な選挙を含む「民主主義」を「異教徒による文化侵略」として否定する。

三つめは「王様の耳そうじ」というブログに紹介されていた受賞前の「タリバーン幹部からマララへの手紙」 です。
http://earclean.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/post-bf6a.html
2013年7月19日 (金)
米軍の無人機による攻撃で昨年だけで300人以上、これまでには2000人以上が殺され、しかもそのほとんどが民間人であるという事実(米軍はそれを事実と認めていないが)はほとんど顧みられていない。その2000人以上の命とマララの存在は矛盾するのか、矛盾しないのか?
以下一部の引用です。
--

昨年10月にタリバーンに頭を撃たれたパキスタンの16歳の女性マララ・ユスフザイ。やっと怪我から回復した彼女が、さる7月12日にニューヨークの国連本部で行ったスピーチは感動的なものとしてメディアで大きく取りあげられ、「マララさんにノーベル平和賞を」という動きまで起きているという。それはテロリズムや暴力によって子どもたちが教育の機会を奪われることがないように先進諸国に支援を求めるとともに、暴力ではなくペンによって戦うことを訴える内容だった。

そのマララに宛てて、数日前、パキスタンのタリバーン運動(TTP)の幹部アドナン・ラシードが書いたという反論の書簡が公開された。アドナンは、このような事件が「起きてほしくはなかった」とする一方、「タリバーンは教育そのものに反対しているわけではなく、あなたのプロパガンダが問題とされたがゆえに、あなたを襲撃したのだ」と書いている
アドナンは書いている。「英国が侵攻してくる前、インド亜大陸の教育程度は高く、ほとんどの市民は読み書きができた。人びとは英国人士官にアラビア語やヒンドゥー語、ウルドゥー語、ペルシア語を教えていた。モスクは学校としても機能し、ムスリムの皇帝は莫大な資金を教育のために費やした。ムスリム・インドは農業、絹織物産業から造船業などで栄え、貧困も、危機も、宗教や文化の衝突もなかった。教育のシステムが高貴な思想とカリキュラムに基づいていたからだ・・・。
「あなたはポリオの予防接種のチームに対する襲撃について語っている。だが、それなら1973年にユダヤ人である米国のキッシンジャー国務長官が第三世界の人口を80パーセントまで減らそうとしたことをどう説明するのか? 国連機関の主導のもとで避妊手術と優生学的なプログラムがさまざまな国で、いろんな形で進められたのはなぜなのか? ウズベキスタンでは100万人のムスリム女性が本人の同意なく強制的に不妊手術を受けさせられた。・・・バートランド・ラッセルは述べている。『食事と注射と強制命令を組み合わせれば、きわめて低年齢の段階で、当局にとって望ましい性格や考え方をもつ人間を生み出せる。権力を厳しく批判することなど心理的にできなくなるだろう』と。だからこそ、われわれはポリオ・ワクチンの予防接種に反対するのだ。・・・
気の毒な少女が平和や教育の大切さを訴えれば、だれだってそれを表立っては批判しにくい。実際、マララという少女は勇気ある、高潔で、賢く、まっすぐな女性なのだと思う。しかし、だからこそ問題なのだ。問題はマララのスピーチの中にあるのではなく、そうしたまっすぐな子どもをプロパガンダの宣伝材料にする、というやり口にある。そうした少女が国連のスピーチで世界の賞賛を受け、ノーベル平和賞候補にまで祭り上げられる陰で、米軍の無人機による攻撃で昨年だけで300人以上、これまでには2000人以上が殺され、しかもそのほとんどが民間人であるという事実(米軍はそれを事実と認めていないが)はほとんど顧みられていないとは、どういうことなのか? 

現在の日本にあって、グローバルという名の一律な価値観や尺度にさらされながら、こんなんでよかったんだろうかと感じることの多い今日この頃だけに複雑だなあ。

ーー
タリバンの反論がわれわれには正しくないのかも知れない。
しかし私には無人機の存在は大きく映る。
マララはアメリカのパキスタンに対する軍事干渉には批判的な見解を示し、2013年10月にアメリカのオバマ大統領と面会した際は、無人機を使ったアメリカのテロ掃討作戦をやめるよう求めた。

250pxmalala_yousafzai_oval_office_1


写真はwikiから

私はマララとカイラシュとタリバンと一緒にアメリカに無人機による攻撃をやめるように要求したい。

無人機でパキスタンを終日爆撃し家に帰って家族と語らう 公彦

以上です。

ーー
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