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赤嶺政賢さんの国会質問

今国会が面白い。

下らないバラエティを見るよりも余程面白い。

特に共産党に新しい議員の質問には唸らせるものがある。

新人ではないが昨日の国会衆議院予算委員会での赤嶺政賢さんの質問は素晴らしかった。

3・22の不当逮捕の追求など沖縄の人は赤嶺さんを当選させて良かった思っているだろうと思った。

安倍首相も一目置いているような感じがした。

【教科書検定意見撤回を求める県民大会「県民へのアピール」】

 赤嶺政賢衆院議員が、3日(火)の予算委員会で紹介した「9・29教科書検定意見撤回を求める県民大会」(2007年)の「県民へのアピール」全文です。

砲弾の豪雨の中へ放り出され
自決せよと強いられ
死んでいった沖縄人(うちなーんちゅ)の魂は
怒りをもって再びこの島の上を
さまよっている

いまだ砲弾が埋まる沖縄の野山に
拾われない死者の骨が散らばる
泥にまみれて死んだ魂を
正義の戦争のために殉じたと
偽りをいうなかれ

歴史の真実をそのまま
次の世代へ伝えることが
日本を正しく歩ましめる
歪められた教科書は
再び戦争と破壊へと向かう

沖縄戦の死者の怒りの声が
聞こえないか
大和の政治家・文科省には届かないか
届かなければ 聞こえなければ
生きている私たちが声を一つにして
押し上げ 訴えよう

私はこれを読んで「きけ!わだつみのこえ」の次の詩を思い出した。
時も場所もテーマもジャンルも違うものだが詩精神のようなものに共通点を感じた。


【夜の春雷】

はげしい夜の春雷である。
鉄板を打つ青白い電光の中に
俺はひとりの石像のように立ってゐる。

永い戦いを終へて
いま俺達は三月の長江を下ってゐる
しかし、荒涼たる冬の予南平野に
十名にあまる戦友を埋めてしまったのだ。
彼等はみなよく戦ひ抜き
天皇陛下万歳を叫んで息絶えた。
つめたい黄塵の吹すさぶ中に
彼等を運ぶ俺たちも疲れはててゐた。
新しく掘りかへされた土の上に
俺達の捧げる最后の敬礼は悲しかった。
共に氷りついた飯を食ひ
氷片の流れる川をわたり
吹雪の山脈を越えて頑敵と戦ひ
今日まで前進しつづけた友を
今敵中の土の中に埋めてしまったのだ。
はげしい夜の春雷である。
ごうごうたる雷鳴の中から
今俺は彼等の声を聞いてゐる。
荒天の日々
俺はよくあの堀り返された土のことを考へた。
敵中にのこしてきた彼等のことを思い出した。
空間に人の言葉とは思へない
流血にこもった喘ぐ言葉を
俺はもう幾度きいたことだらう。
悲しい護国の鬼たちよ!
すさまじい夜の春雷の中に
君達はまた銃剣を執り
遠ざかる俺達を呼んでゐるのだらうか。
ある者は脳髄を射ち割られ
ある者は胸部を射ち抜かれて
よろめき叫ぶ君達の声は
どろどろと俺の胸を打ち
ぴたぴたと冷たいものを額に通はせる。
黒い夜の貨物船上に
かなしい歴史は空から降る。
明るい三月の曙のまだ来ぬ中に
夜の春雷よ、遠くへかへれ。
友を拉して遠くへかへれ。

     1941年3月10日 予南作戦後 長江上にて

http://ootsuru.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/post-e233.html


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