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昨日は活動家一丁あがり講座で一緒だった若者たちの依頼があり1970年代の話をした。
・学生運動のこと
・音楽のこと
・読書のこと
・恋愛のこと
等を自分の当時の日記を含むいくつかの資料を基に話した。

出された疑問はなぜそんなに社会科学の本が読まれ学生運動にそんなに多くの人が入って行ったのかということ
答えには困ってしまったが
当時はマルクス等を読むのは当たり前だったしクラス討論をすると安保反対が当たり前だった(一人だけ賛成という人がいたが)
入学前だが九大では1968年のファントム墜落事故後板付基地撤去要求で学長を先頭に3千人のデモがあったと言うと驚いていた。

Crash5
ペガサス・ブログ版より借用


課題として学費値上げ問題があり中教審答申が将来の教育を壊すと批判されている。
政治課題としては沖縄協定とベトナム戦争があった。

たまたま持って行った今も活躍されている経済学者の金子勝さんの1971年の東大教養部の学生自治会選挙への立候補の文章が気に入ったと近くのコンビニでコピーをして帰った。

彼の文章はエリートとしての自分を否定するというような格調高い文章で確かに魅力的文章だった。
そして今に続く直原性に感心をしていました。

中に中教審答申で学費は20倍になると書いてあるが、当時の学費は年間12000円だったので今は20倍どころか50倍になっている。
(これについては2年前の活動家一丁あがり講座で講師の湯浅誠さんに振られ見事正解を答えた。何せ自分で払っていた学費だったので覚えていた。)

自分は育英会の奨学金も大分県の奨学金も親の仕送りも受けていたので私はそんなに極貧ではなかったがお金を貯めるために一年間休学して戻って来た人も居たと言ったら驚いていた。

話はそれるが1970年の国立大学授業料と2012年のそれを比較した資料がある。

年 国立大学授業料 最大値を 国立大学授業料 最大値を
100とした (現代の価値に換算) 100とした
比率 比率
2012 (平24) 535,800円 100 535,800円 98.9
1970 (昭45) 12,000円 2.2 43,178円 8


年次統計 国立大学授業料


ここには物価の上昇スピード以上に大学授業料が上がっていることが書かれている。
昨日もたぶんそうだろうとそういう話をしていたがまさに実証されている。
物価水準を均してみると他の物より12倍上がっていることになる。
教育が荒廃するはずです。


ここにはこんな悲しい記述もある。

「国立大学授業料が大幅に上がった理由について、よみうり入試必勝講座に以下のように書かれている。
よみうり入試必勝講座 
大学在籍者中の私大学生の割合は1950年には60%だったのが70年には75%にまでなりました。(略)また60年代には先ほど述べましたように私立大学の学費高騰が続いたため、国立と私立の学費格差は看過できないほどに広がりました。政府の財政逼迫もあって、国立大学の学費値上げ問題が1960年代から浮上してきます。
最終的に大幅値上げにつながる議論は1970年の夏ごろ大蔵省あたりから持ち上がってきました。当初、文部大臣は「個人的には反対」、「検討中」などと言っていましたが、結局は72年4月から実施されました。
(略)
実は、国立大学の大幅値上げが達成できた背景には、60年代末の東大闘争から始まる一連の学生紛擾がもたらした、国立大学の社会的威信の失墜があったとも言われます。

よみうりの憶測記事なので根拠はないが学生運動の隅っこを担った一人としては悲しい記事である。

新宿の喫茶店で二時間半話しコンビニでコピーを取り涼しくなった新宿の町で再会を約して別れました。

金子勝さん
あなたの文章は44年後の若者に影響を与えようとしていますよ。
もっともご記憶にないくらい昔の話ですが。。。


以上です。

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