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2017年1月23日 (月)

おは!Twitter俳句(切干大根)

別記事のように昨日は仲間たちと文京区を歩いた。
最初の会社に入った頃の仲間との触れ合いは楽しい。
その後の会社ではなかなかこんな濃密な人間関係は作れないとの思いは共通だった。
仲間の内一人が既に亡くなっている。
今後も半年に一度は逢おうということになった。
大事にしたい仲間達です。


ーー
この一週間の俳句です。
私の俳句:   @twryossy
私のコメント: ★

2017年01月23日(月)

@twryossy 下町や切干大根軒に吊る 公彦
★浅草の路地道だったと思うが網に入れて切干大根を吊るしていた。

【今日の季語2583】切干大根(きりぼしだいこん):三冬の生活季語「切干作る」の傍題の一つで「切干」の省略形でも。野菜の少ない冬の保存食として初冬の時分に作られることが多い。◆切干大根ちりちりちぢむ九十九里(大野林火)

【今日の季語2583:別記】例句はこれを思い切り良く上五に据えたが、句調の良さからさほどの破調を感じさせない。別題「大根引」がダイコヒキの五拍形で用いられるのに歩調を合わせて本季語もキリボシダイコの七拍形を用いれば中七に据えるにも具合が良い。

◆追加◆【今日の季語2583:別記②】この季語の重心が「作る」にあるのは本題を見れば明らかである。これを省いた「切干(大根)」は生活季語から食物季語に転じたものであり、同時に季感を失った姿に変身したことにもなる。

2017年01月22日(日)

@twryossy 侘助やその清純に息をのむ 公彦
★侘助は誠に綺麗である。そして清純である。

【今日の季語2581】侘助(わびすけ):三冬の植物季語。ツバキの一品種で茶花として栽培されてきた。秀吉の朝鮮出兵の折に従軍した兵卒が持ち帰ったところからこの名が出たとされるが異説もあり真偽のほどは未詳。
◆侘助やしづかに烏鷺をたたかはす(青山 岬)

【今日の季語2582:別記】例句の「烏鷺(うろ)」は囲碁の異称。碁石の黒を烏、白を鷺になぞらえて、囲碁の勝負を争うことを「烏鷺の闘い(争い)」という。侘助を活けた床の間の前で静かに囲碁を打つを詠んだ句だが、詞の面白さが先行した嫌いもなしとはしない。


2017年01月21日(土)


@twryossy 菜を洗うがばいばあちゃん夕陽差す 公彦

★「菜を洗う」に映画のワンシーンを思い出しました。


【今日の季語2581】菜洗(なあら)ふ:三冬の生活季語。漬物などにするために野菜に付いた土や泥を川や用水堀の洗い場で落とすこと。温泉地では湯気に包まれてその作業を行う風景も見られる。◆水細く筑波は遠し菜を洗ふ(池内友次郎)

【今日の季語2581:別記】「京菜洗ふしなやかに水ほぐしては(成智いづみ)」における「京菜」(初春)のように、他季の「菜」の個別名を用いた場合には、それに応じた季の扱いをするのが順当であろう。


2017年01月20日(金)

@twryossy 寒替りそろそろ年貢の納め時 公彦
★寒替は24節季の一つで大寒の事。


【今日の季語2580】寒替(かんがわ)り:二十四節気の一つで晩冬の時候季語「大寒」の別名。「寒」が「小」から「大」に替わる意から生まれた表現。人間界の「代替り」を思わせる味のある詞ではあるが今日では廃語に等しい。◆夜咄しの脾胃のつよさよ寒がはり(千川)

【今日の季語2580:別記①】歳時記にはこの語を「大寒」の傍題として載せるものもあるがこれを用いた例句は皆無に等しい。ようやく『日本国語大辞典』の「寒替」に収める用例を手掛かりに元禄一一年(1698)刊の俳諧書『篇突(へんつき)』所載の一句を得た。


【今日の季語2580:別記②】上掲例句は、一方に三冬の季語「夜咄」の重なる点が気になるが、「夜咄茶事」に因むこの語が季語に加わったのは後代のことで江戸期には季語としての扱いを受けていなかったと見れば問題は解消する。

【今日の季語2580:別記③】芭蕉発句の俳諧五十韻「鷺の足」(1681)に「凩の乞食に軒の下を借ス 才丸/先祖を見知ル霜の夜語リ 揚水」の付合がある。付句が前句「凩」を承けて「霜」により冬を続けているが「夜語」は季語とされていところが参考になる。


2017年01月19日(木)

@twryossy いつの間に枯菊父に焚かれけり 公彦

★父は菊を育てるのが趣味だった。その鉢に入った菊を歩いて学校に持って行った事もある。


【今日の季語2579】枯菊(かれぎく):三冬の植物季語で「凍菊」「菊枯る」などのほか、丹精を込めて育てた菊の花が寒気や霜などで枯れたのを惜しみながらその始末をする「菊焚く」の傍題も。◆あまつさへ枯菊に雨そそぎけり(安住 敦)

【今日の季語2579:別記①】本日の例句は、散文ならば直前の記述に続けて《おまけに》の意を添えるのを常とする文語副詞「あまつさえ」を意図的に句頭に置き、その前件を大胆に省くという表現技法を用いたところが印象を深めるのに役立っている。

【今日の季語2579:別記②】この副詞は「剰」字の漢文訓読語で当初はアマリサヘと読まれたのが音便化してアマッサヘに転じた。その促音が表記されないアマサヘの形も一方にある。現在のアマツサエの形は文字にひかれた「綴り字発音」から生まれた読み方。

【今日の季語2579:別記③】かかる読みが生まれたのは、この語がもっぱら文字言語として用いられ、音声言語としての命を失っていたのが、後に文字を通して息を吹き返す際に"取り違え"が起き、生前とは異なる面相の主として甦ったという事情があったのであろう。


【今日の季語2579:別記④】そこにはもう一つ、促音は本来の日本語に存在しない音韻の一つであり、これを表す仮名文字がなかったという事情も絡んでいる。後に"促音便"などが契機となって生まれた新たな音韻をいかに表記するかという難問が生じた。


【今日の季語2579:別記⑤】これに応じる方策として、促音自体を表記しなかったり「つ」の仮名を借用したりするなどの便法が取られたが、やがて今日行われている小書きの「っ」を用いる方式に落着した。それは実に1946年制定「現代仮名づかい」以降のことである

2017年01月18日(水)

@twryossy 身罷りし人一人いて霙降る 公彦
★Jリーグを創った木之本興三さんが亡くなった。謹んで哀悼の意を表します。

【今日の季語2578】霙(みぞれ):三冬の天文季語で「雪雑(ゆきまじ)り」「雪交(ゆきま)ぜ」とも。雪が溶けかかったり雨が混じったりして降るもの。地表の温度がさほど低くない時に起きる現象。◆野をわれを霙うつなり打たれゆく(藤沢周平)


【今日の季語2578:別記①】歳時記によってはミゾレの傍題に「氷雨(ひさめ)」を置いたり、別題の「霰(あられ)」にも同じ扱いをしたりする。ヒサメは本来「雹(ひょう)」の古語で三夏の季語にあたるが、三者の違いが微妙であるところからかかる問題が生じる。

【今日の季語2578:別記②】上記の事情を踏まえて本日の例句を見ると、「霙」が仮に「氷雨」であったとしたらどうなるか、いささか厄介なことになりそうに思われる。また、夏季に転ずる結果を招くのは承知の上で、これを「霰」に置き換えてみたい思いにも駆られる。



【今日の季語2578:別記③】「霙」の傍題には、《みぞれが降る》意を表す「霙(みぞ)る」の動詞形もある。これは先行する名詞のミゾレが下二段動詞の連用形と見なされて生まれた動詞で、すでに院政期に使用された例がある。


【今日の季語2578:別記④】事のついでに言えば、語末がこれと同じ環境のアラレにも同様の逆派生があってもよさそうに思われるが「霰(あら)る」というあられもない姿の動詞は見当たらない。かかる言語事象は体系的にではなく個別的に生じる性格のものである。


2017年01月17日(火)

@twryossy 凍凪の長崎港の家族かな 公彦

★昔家族全員で五島・大分と帰った事がある。
五島に行く船から見た長崎港は凪であった。


【今日の季語2577】凍凪(いてなぎ):穏やかな冬の海をいう三冬の季語「冬凪」の傍題。イテ(凍)は《凍る》意を表す古語動詞イツの名詞形で、これを単独で用いた動詞形「冱・凍(い)つ」は三冬の時候季語として扱われる。◆冬凪や鉄塊として貨車憩ふ(木下夕爾)

【今日の季語2577:別記①】「凍」を他の名詞に冠する季語には、「凍滝」のように主体が実際に凍っている状態をいうものと、「凍星」のように凍ったごとくに見える状態を比喩的に表すものがある。本季語は後者の例に属する。


【今日の季語2577:別記②】国字「凪」によって表されるナギは古語動詞ナグから派生した名詞。そのナグの形を取る動詞には「和(な)ぐ」「薙(な)ぐ」両語があり、ナギは前者から出た名詞形と解されている

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