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一泊で岐阜・長良川で行われた新日本歌人の全国幹事会に参加しました。
十八楼という150年前からある老舗旅館に泊まりました。

十八楼のいわれはこうだそうです。

1688年(貞享5年)俳聖・松尾芭蕉翁が岐阜を訪れた際、長良川畔にあった水楼を「十八楼」と名づけ、かの有名な「十八楼の記」を記しました。

このことは地域にとってもかけがえのない誇りとなり、子に孫に語り継がれておりました。

それから170年余経た江戸時代末期、この誉れが忘れ去られていること悲しんだ当館の先祖が、地域の宝を再興しようと一念発起し、1860年(万延元年)に自らの旅館の名前を「山本屋」から「十八楼」に改名しました。

おもしろうてやがて悲しき鵜舟哉      

元禄一年(一六八八)芭蕉四十五歳の長良川での作である

句意


 

鵜舟が目の前で、花やかな篝火を焚きつつ活発な鵜飼を繰り広げる時、面白

さはその極に達するが、やがて川下遠く闇の彼方へ消え去るにつれて、何とも

言い知れぬ空虚な物悲しさだけが心に残る。

長良川温泉はいい所でした。

議決した声明の一つはこれです。
内閣総理大臣安倍 晋三 殿 宛に送りました。

ーー

内閣総理大臣
安倍 晋三 殿    「テロ等準備罪」=「共謀罪」=「第二の治安維持法」の新設に反対します!                      貴内閣は「テロ等準備罪」法案を三月二十一日に閣議決定し本通常国会に上程されました。 共謀罪導入を盛り込んだ「組織犯罪処罰法改定案」は2003年以降、国会に3度提出されましたが、いずれも廃案になりました。  すべての市民が監視・捜査の対象となる「テロ等準備罪」を新設する「組織的犯罪処罰法改正案(通称:共謀罪法案)」の危険な本質は、犯罪は行為であり、思想や内心は処罰しないという日本の刑法の根本原則を覆すことです。  憲法19条の思想及び良心の自由を侵すものであり、憲法第21条で保障された「表現・言論の自由」、「集会・結社の自由」を侵害し、自由に物を言えない監視社会を生み出します。「国際組織犯罪防止条約」を締結する為には「共謀罪」は全く必要ありません。条約締結後に国内法を新設した国は二国しかありません。又、国連の「テロ行為を防止するため」のリストには「国際組織犯罪防止条約」は入っていません。   この法律は共謀罪という特別な犯罪類型を新たに創出するものではなく、幅広く一般犯罪について「共謀」段階から処罰の対象にするものです。その為277の犯罪について共謀罪が成立すると指摘されています。  犯罪の計画や相談、合意をしただけで処罰することは、警察をはじめ国家権力が日常的に国民を広く監視することになります。  「個人の尊厳」と基本的人権が国家権力によって不断に脅かされる状況となります。共謀罪は、憲法の基本的人権の尊重との関係で、重大な問題を孕みます。とりわけ、我々のように短歌等文化活動に関わる者や市民運動団体の活動に重大な侵害、萎縮的影響をもたらす恐れがあります。又電話の盗聴やメール、SNSの傍受が「共謀」の立証の為に横行する社会となる危険があります。  法案は共謀した時点で組織的犯罪集団とみなされるので短歌の集まりも「共謀」があれば組織的犯罪集団となってしまうかも知れません。  幟等の物品を購入する等の行為だけで「共謀」として処罰される可能性があります。物品を購入すること自体は犯罪ではありえず、客観的危険性もないので、結局は、共謀に基づき犯罪をする意思を持っていることで処罰することになります。  一般人か犯罪集団かを決めるのは、政府や警察であり、政府の気にくわない人たちには、犯罪集団のレッテルを貼ることができます。 これは逮捕者が数十万人に及んだ治安維持法の現代版とも言えるものです。  岐阜・長良川の地に集まった私たちは、貴殿に「共謀罪」法案を撤回又は廃案にする事を強く要望します。 2017年3月27日 新日本歌人協会 全国幹事会 (連絡先 〒170‐0005 東京都豊島区南大塚2‐33‐6‐301 新日本歌人協会 電話03‐6902‐0803)
ーー

この一週間の俳句です。
私の俳句:   @twryossy
私のコメント: ★

2017年03月27日(月)

@twryossy 雨上がる岸に並べる観潮船 公彦

★岐阜・長良川の川べりで鵜飼の船が並ぶのを見て作りました。

【今日の季語2646】観潮船(かんちょうせん):仲春の生活季語「観潮」の傍題。干満の差によって生ずる渦巻を見物するために仕立てられた船。渦巻は春彼岸の頃が一年でもっとも大きいところからこの時季の季語とされる。◆観潮船雨粒びつしりと鎧ひ(波多野爽波)

【今日の季語2646:別記①】例句の「鎧(よろ)ひ」は、古語動詞ヨロフの連用形で「鎧」はここから派生した名詞にあたる。ここでは《鎧を身に付ける》意の動詞の原義を、比喩的に《自らを守る防備を固める》の意に用いた。

【今日の季語2646:別記②】蕉門俳諧『冬の日』に、「粥すゝるあかつき花にかしこまり 野水/狩衣の下に鎧ふ春風 芭蕉」の付合がある。芭蕉の付句は《春風にめくれた狩衣の下には装着した鎧が見える》意を表すもので、ヨロフの原義に従う用法。

2017年03月26日(日)

@twryossy 霞立つ行橋の山父と見し 公彦

★小さい頃伯母のいた行橋に一度だけ父と行った記憶がある。山は桜が満開で驚く程綺麗で霞がかかっていたのを絵に描いた覚えがある。


【今日の季語2645】霞(かすみ):三春の天象季語で「薄霞」「横霞」「春霞」など傍題が多く、動詞を伴う「霞立つ」「霞棚引く」などの形でも。詩歌の世界では春の風物の代表的存在。◆高麗船(こまぶね)の寄らで過ぎ行く霞かな(蕪村)

【今日の季語2645:別記①】気象用語では「霞」と言わず、この現象が生じた状況における視度を目安に、1キロ未満を「霧」と言い、1キロ以上先が見える時には「靄(もや)」を用いる。


【今日の季語2645:別記②】ただし季語の世界では「霧」は三秋に用い、「靄」は「冬靄」「凍靄(いてもや)」など、冬季の語を冠して用いる。三春の季語「朧」も同じ現象を指す呼称で、「朧月」「朧夜」など夜について用いることが多い。


2017年03月25日(土)


@twryossy みちのくや白き花咲く春祭 公彦

★栗駒山に行った記憶である。菅原文太の生まれた家もあった。


【今日の季語2644】春祭(はるまつり):三春の神祇季語。田仕事の始まる時季に豊作の予祝として山の神を迎えて行うのが春祭の本来の姿であった。「祭」単独では三夏の扱いを受けるので、他季には「春・秋・冬」の語を冠する。◆軍鶏抱いて風の岬の春祭(小笠原和男)

【今日の季語2644:別記①】例句に出る「軍鶏」は江戸初期にシャム(タイ)から輸入され、日本で改良されたシャモのこと。気性が荒く闘鶏の主役を務めることが多い。江戸期には輸出国の漢字表記「暹羅(シャムロ)」が用いられたが後に「軍鶏」にその座を譲った。


【今日の季語2644:別記②】例句は春祭の行事に闘鶏を行う神社近くの海岸で詠まれたものと思われるが未詳。和歌山県田辺市には源平の争いにちなむ故事を伝える「闘鶏神社」があるものの特定はできない。

【今日の季語2644:別記③】ヘボン編『和英語林集成』には「SHAMO シャモ」の見出しはあるが三版(1886)に至っても漢字表記は示されず、大槻文彦編『言海』(1884)「シャモ」の項にも「軍鶏」は見えない。この熟字が定着したのはそれ以降と見られる。



2017年03月24日(金)

@twryossy 雪崩るるを恐れ輝く雪渓へ 公彦

★昔会社の同期生と山に行っていたが雪渓を通過する時は緊張した。

【今日の季語2643】雪崩(なだ)る:仲春の地理季語「雪崩」の動詞形傍題。傾斜地に積もった雪が春暖による融雪のために基部が不安定になり、風や物音などの微小な原因によって大量に崩れ落ちる現象。◆青天の翳(かげ)ると見えて雪崩たり(豊長みのる)


【今日の季語2643:別記①】古語ナダルは《傾斜する》が原義でそこから《斜めに崩れ落ちる》の意が生じ、さらに《傾斜地に積もった雪が崩れる》意に特化された。一方、「なだれこむ」に見るような、人波などがどっと押し寄せる様子をいう比喩的用法も生まれた。


【今日の季語2643:別記②】室町期に大伴広公の編んだ古辞書『温故知新書』(1484序文)には、「雪頽」に「ナタルヽ」の読み仮名が施され、「雪/人/岸」(「岸」は《崖》の意)の注記を添えた例がある。本語が当時すでに上記三義を備えていたことを示す。

2017年03月23日(木)

@twryossy 骨組みのあらわに見えて屋根を葺く 公彦

★写真を見たままです。現在日常では行われてない季語は難しい。

【今日の季語2642】葺替(ふきかえ):仲春の生活季語「屋根替」の傍題で「屋根葺く」とも。茅(かや)や藁で屋根を葺いていた時代には、強風や降雪などで傷んだ屋根を修繕するのがこの時季の仕事の一つであった。◆葺き替への藁屋根を丸裸にす(右城暮石)

【今日の季語2642:別記】今日では瓦・石材・金属などが屋根材の主流を占めるようになったが、古くは茅や藁のほか樹皮や板などを用いるのが通例であった。《屋根をふく》意に用いる「葺」字の意符が、植物を示す草冠であるのはそのことを示す。


2017年03月22日(水)

@twryossy 菊分つ父眼裏の深くあり 公彦

★父は庭に菊を沢山咲かせていた。それを咲かせる為に一年中世話をしていた。


【今日の季語2641】菊根分(きくねわけ):仲春の生活季語で「菊分(わか)つ」の傍題でも。花が終わった前年の菊の細根から生え出た芽を増殖のために切り離して、苗床に一本ずつ植える作業をいう。◆菊根分眼前の死の見えざりき(長谷川 櫂)

【今日の季語2641:別記】菊の繁殖法には、本季語のような根分けの他に、品種に応じて実生(みしょう)や挿し芽などの方法もあり、後者は「菊挿す」として仲夏の季語の扱いを受ける。

2017年03月21日(火)

@twryossy 四十二年大沼・小沼氷消ゆ 公彦

★これではわからないですね。新婚旅行で森岡・北海道と啄木を追って行ったのが四十二年前の今頃です。
【今日の季語2640】氷消(こおりき)ゆ:仲春の地理季語「氷解(こおりどけ)」の傍題で「氷解く」とも。春暖の時季を迎えると、陽光を直接受けない山陰などに残っていた氷が溶け出す。北海では氷海が弛んで流氷の移動が始まる。◆氷消えて風に遅れそ水車(園女)


【今日の季語2640:別記①】本題の「解」字が名詞形「氷解」では濁音、動詞形「氷解く」では清音に読まれるのは、前者が名詞の複合から生じる連濁形であるのに対して、後者は独立の述語であることから生まれる相違。このことは「凍解」と「凍解く」についても同様。

【今日の季語2640:別記②】例句の「遅れそ」は《遅れないで》の意を表す柔らかな禁止表現で、同義の副詞「な」を前置した「な遅れそ」の形でも。これに対する「遅るな」(後に「遅るるな」)は、本来は上位者が下位の者に対して行う禁止表現であった。

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