« おは!Twitter俳句(酢海鼠)と資本論読破 | トップページ | 新日本歌人2017年12月号 10首選 »

おは!twitter俳句(河豚鍋)と子規・一茶・山頭火

今週は子規と一茶と山頭火の句を紹介した。
ここの所有名人の句の紹介コーナーのようになっている。
8年もやっていると林さんの示される季語が、あまり人口に膾炙しない季語が多くなっているので類句を探す時間が長くなり、その間に興味深い記事を見つける事が多いので紹介したくなるからである。
因み紹介したのは次の句である。

毛布著た四五人連や象を見る 子規
くわん~と炭のおこりし夜明哉 一茶
これが河豚かと食べてゐる 山頭火
ーーーー
この一週間の俳句です
私の俳句:  @twryossy
私のコメント: ★
【今日の季語】 @twryossyさん

2017年12月04日(月)

‭山頭火てっちり食いし中津かな 公彦


‭★山頭火は大分県中津市でこういう句を作っている。‬
これが河豚かと食べてゐる

‭初めて食ったのではないようだが。‬
‭出典‬
‭種田山頭火のおいしい俳句‬ 作者:種田潔
http://ncode.syosetu.com/n5142dp/13/

【今日の季語2898】河豚鍋(ふぐなべ):三冬の生活季語で「河豚ちり」「てっちり」などの別名傍題でも。刺身を取った後の中落ちや、ぶつ切り肉などに豆腐や野菜を加えて煮込んだ鍋料理。冷えた体を温めるのに最適。◆ふぐ鍋や夜眼に見えねど淀流る(森川曉水)

2017年12月03日(日)

@twryossy 母の忌や透き通るまで蕪煮込む 公彦

★母が亡くなった日は寒かった。母の亡くなった次の日の朝湯布院に初雪が降った。

【今日の季語2897】蕪青・蕪(かぶら):アブラナ科の越年草カブの古称で三冬の植物季語。耐寒性が強く甘味の増す冬が収穫期。通用形「蕪(かぶ)」のほか産地名を冠する「聖護院蕪」「近江蕪」などの傍題も。◆洗はれて蕪は土を忘れけり(宋 寿寿)


【今日の季語2897:別記】カブラの名は,本題とは別に矢の先に付ける空洞の作り物の呼称にも用いられる。両者は形が良く似ており、平安期のアクセントが同じであることからも語源的関連があることは明かだが、いずれが先かについては両説あり、なお問題が残る。

2017年12月02日(土)

かんかんと備長炭のおこりたり 公彦

★一茶のこの句からの連想です。
くわん~と炭のおこりし夜明哉 一茶 ■享和三年癸亥(四十一歳)


【今日の季語2896】備長炭(びんちょうたん):三冬の生活季語「白炭(しろずみ)」の傍題の一つ。表面が白い粉を吹いたように見えるところからこの名がある。備長炭はその中でもっとも良質で火勢が強い。
◆炭ッ子と呼びて備長炭愛す(後藤比奈夫) #kigo

【今日の季語2896:別記】この炭の名は、元禄期に紀伊国田辺の住人備長屋長左衞門が製法を案出したところから出たという。かつては鋳物師の専用品であったが、現代では蒲焼や焼鳥料理などに珍重される。


2017年12月01日(金)

@twryossy 北颪金子兜太の恋煩い 公彦

★たまたま北颪(きたおろし)で探していましたら東京新聞の「平和の俳句」の選句会の記事がありました。http://www.tokyo-np.co.jp/article/forum/list/CK2016072302000204.html…


【今日の季語2895】北颪(きたおろし):三冬の天文季語。「颪」だけでは季語の扱いを受けないが、これに「北」を冠して日本海側から中央山脈を越えて吹き下ろす冬の風をいうのに用いる。「浅間颪」など山名を付けることも。◆行くさ来さ中山道は北颪(三橋敏雄)

【今日の季語2895:別記①】例句の「行(ゆ)くさ来(く)さ」は《行きも帰りも》の意を表す古語の慣用表現。移動を表す対義語動詞に《方向》の意を添える接尾辞「さ」の付いた形で「行くさ帰るさ」「合ふさ切るさ」などとも。

y【今日の季語2895:別記②】「おろし」は「おろし(下)のかぜ(風)」の短略語。これに当てる「颪」も「下」と「風」の字素を合わせる会意的手法に従う国字で、近世前後に作られたものと見られる。

2017年11月30日(木)

@twryossy 何年も風邪気(かぜけ)の無くて他生丈夫 公彦

★「袖振り合うも他生の縁」という言葉がある。
「他生」はこの世から見て過去および未来の生をいう語で、「多少の縁」と書かれているものも見かけるが、これは「多生」「他生」を同音語の「多少」だと理解した誤用である。


【今日の季語2894】風邪気(かざけ):三冬の生活季語「風邪」の傍題の一つで「風邪気味(かぜぎみ)」「風邪心地」などとも。風邪にかかり始めた体具合や、そのような状態にある人の気分をいうのに用いる。◆食塩をすくふ風邪気の匙の尖(野澤節子)

【今日の季語2894:別記①】カザグルマ(風車)やカザハナ(風花)などに見るように、カゼ(風)が複合語の前部要素となる場合にはカザの母音交替形を取るのが古例。これは「風邪気」「風邪声」についても同様で、後代にカゼケ・カゼゴエに転じた。


2017年11月29日(水)

@twryossy 角巻や子規の毛布と呼びしもの 公彦

★子規のこういう句があった。

毛布著た四五人連や象を見る 正岡子規

毛布は元々寝具ではなく軍の防寒具だったようだ。

参考
春耕俳句会
http://shunkouhaiku.com/rensai/kinunosaijiki-83-2017-2-451/…


【今日の季語2893】角巻(かくまき):三冬の生活季語。東北・信越など雪の多い寒冷地でで主に使用される女性用防寒衣。大型の四角い毛織物を三角形に折って頭から被り、雪や寒気から身を守る。◆角巻の右腕に子をゆりて過ぐ(原 裕)

【今日の季語2893:別記①】例句の「ゆり(て)」は《揺らす》の意を表す動詞。現代語では、方言を除けば本句のように単独で用いることはほとんどないが、「ゆり動かす」「ゆり起こす」のような複合動詞や、名詞形「揺籠(ゆりかご)」などの中に残存する。

【今日の季語2893:別記②】かつては単独で使用されたユル(揺)が現代共通語からほとんど姿を消してしまったのは、ユラス・ユスル・ユルガス・ユサブルなど、その周辺に存在する類義動詞の勢力に圧倒された結果によるものと解される。

2017年11月28日(火)

@twryossy 薮鶯日本平への道示す 公彦

★案内板を見て日本平へのトレッキングに行きたかったなという句です。


【今日の季語2892】藪鶯(やぶうぐいす):三冬の鳥類季語「冬の鶯」の傍題。鶯は初夏に山中などで繁殖を行った後、冬から春にかけて平地に移り棲み、藪や木の間に姿を隠すようにして「笹鳴」と呼ばれる地鳴きをする。◆藪鶯そこともなくて啼きにけり(日野草城)

【今日の季語2892:別記①】藪鶯の声を指す別題「笹鳴」は鶯が笹の中で鳴くところから出たとされるが、そのササはチャッチャッという地鳴きを写したとも解される。

【今日の季語2892:別記②】ちなみに「笹」の語源自体についても、これを葉の触れ合う音を写した擬音語から出たとする説が『古事記伝』などに見える

【今日の季語2892:別記③】古代日本語のサ音は現在のような摩擦音ではなく、破擦音と呼ばれるチャに近いものであったという日本語音韻史の通説に従うならば、笹の触れあう音や笹鳴の声をサと捉えるのは自然なことである。

以上です。
--

俳句は新俳句人連盟

短歌は新日本歌人
・・・・・・・・・・・
人気ブログランキングへ

良ければこちらもお願い致します

FC2ブログランキング

更によければこれもお願いします。

ブログランキング・にほんブログ村へ

|

« おは!Twitter俳句(酢海鼠)と資本論読破 | トップページ | 新日本歌人2017年12月号 10首選 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: おは!twitter俳句(河豚鍋)と子規・一茶・山頭火:

« おは!Twitter俳句(酢海鼠)と資本論読破 | トップページ | 新日本歌人2017年12月号 10首選 »