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おは!Twitter俳句(浮かれ猫)

順三・妙二忌が無事終わりひと段落です。
既に報告と感想短歌はアップしました。
講演をする為には大変な準備が要ることが分かりました。
お陰で佐々木妙二の事はよく分かりました、
来年は赤木健介事を学びたいと思います。

これからは4・14の三郷啄木歳、5・13の東京啄木祭の準備です。
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この一週間の俳句です。

私の俳句:  @twryossy
私のコメント: ★
【今日の季語】 @twryossyさん


2018年02月26日(月)
@twryossy 浮かれ猫今は居ぬ猫探すかな 公彦
★我が家の猫は一昨年亡くなった。

【今日の季語2982】浮かれ猫(うかれねこ):初春の生類季語「猫の恋」の傍題の一つで「恋猫」「春の猫」などとも。猫の発情期は他季にもあるが、俳諧ではその情趣に相応しい季節を当季と定めた。◆浮かれ猫光悦垣をぐらつかす(野口久栄)

【今日の季語2982:別記】例句の句材「光悦垣」は京都光悦寺のものを原型とする竹垣の形式。平割り竹で組んだ粗い編み目の上部を束ねる半月状の竹枠が緩やかな傾斜で流れ落ちる。その狭い隙間を潜り抜ける猫が「垣をぐらつかす」としたところから俳味が生まれた。浮かれ猫(うかれねこ):初春の生類季語「猫の恋」の傍題の一つで「恋猫」「春の猫」などとも。猫の発情期は他季にもあるが、俳諧ではその情趣に相応しい季節を当季と定めた。◆浮かれ猫光悦垣をぐらつかす(野口久栄) #jhaiku #kigo

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HAYASHI Yoshio@twryossy

【今日の季語2982:別記】例句の句材「光悦垣」は京都光悦寺のものを原型とする竹垣の形式。平割り竹で組んだ粗い編み目の上部を束ねる半月状の竹枠が緩やかな傾斜で流れ落ちる。その狭い隙間を潜り抜ける猫が「垣をぐらつかす」としたところから俳味が生まれた。2018年02月25日(日)

@twryossy 梅月夜だらりの帯の通り過ぐ 公彦

★京都祇園をイメージしました。


【今日の季語2981】梅月夜(うめづきよ):初春の植物季語「梅」の数多い傍題の一つで「夜の梅」の類題も。三字熟語の形を取らず「梅」と「月夜」を分置してもよい。◆ひえびえと酌むや鞠子の梅月夜(上田五千石)

2018年02月24日(土)

@twryossy 芹摘みや母の背中を追いしこと 公彦

★母は芹摘みによく大分川の河原に行っていた。時々ついて行っていた。

【今日の季語2980】芹摘(せりつ)む:「芹摘」の名詞形でも。三春の植物季語「芹」を同季別題「摘草」の個別傍題としたもの。セリは春の七草の一つで、芳香のある若い葉と茎を食用にする。◆摘みためし芹に日の香と水の香と(飯田龍太)

【今日の季語2980:別記①】セリが文献に姿を見せるのは『日本書紀』天智天皇一〇年<720>の条に収める歌謡が古く、『万葉集』にもこれを詠んだ歌があり、古代から食されていたことが知られる。

【今日の季語2980:別記②】セリの語源は未詳であるが、これが競り合うように群生することを踏まえて「せる(競)」の名詞形セリの意と解する語源解がある。しかし植物名は古くからあるのものの、この動詞は近世以前に用いられた形跡がないのでこの解は疑わしい。

【今日の季語2980:別記③】「芹摘」は平安期以降《思う相手に自らの心を届けようとして叶わぬ苦労をする》意の慣用的歌語として用いられた。宮中の庭掃除の男がセリを食する后に恋心を抱きそれを摘んで届けたものの思いは叶わなかったという伝説に基づくという。

2018年02月23日(金)

@twryossy 拳拳と鳴いて雉子(きぎす)の堕ちにけり 公彦

★追悼!金子兜太さん


【今日の季語2979】雉子(きぎす):三春の生類季語「雉(きじ)」の古語傍題で「きぎし」とも。親が子を思う愛情の切なるさまをいう「焼野のきぎす夜の鶴」の喩えにもこの語形が用いられる。◆曙や里はくだかけ野は雉子(闌更)

【今日の季語2979:別記①】キギスはこれに先行するキギシの変化した語形で、キジもまたキギシの第二拍ギが脱落し、その濁音性が後続のシに移行してこの形が成立したと解される。

【今日の季語2979:別記②】甲高い声を表す擬声語キイキイやキンキンに見るように、キ・ギはこの鳥の鋭い鳴声を写したもの、シは鳥を表す接尾辞と見られる。キギシがキギスに転じたのは、カラス・カケスなどの鳥名の語尾スへの類推が働いたことによるものであろう。

【今日の季語2979:別記③】例句に見える「くだかけ」はニワトリの古称で清音形クタカケが本来の形。クタは《腐れ》の意でカケは鶏の声を写した古擬声語カケロに基づく《鶏》の意と解する語源説があるが、真偽のほどは不明。

2018年02月22日(木)

@twryossy 耕耘機生産の為と兜太さん 公彦

★以下平和の俳句から亡くなった金子兜太さんの鑑賞です。

「生きるには戦車はいらぬ耕耘機 春田成規(しげのり) 78 歳」<金子兜太 ズバリ 言い切る小気味よさ。戦争不用、農耕が気持ちよくできればよい。戦車は破壊の手段。耕 耘機は生産し建設する手助け。


今日の季語2978】耕耘機(こううんき):本題は一般には季語とされていないが、今日では遠い存在となった「耕馬」「耕牛」に相当する季語とした例句があったので、試みに三春の季語「耕(たがやし)」の傍題として採り上げた。◆耕耘機心許なき音出せり(右城暮石)

【今日の季語2978:別記②】漢熟語「耕耘」は《たがやし、くさをきる》の意を表し、両字の
「耒」は《鋤》を表す意符。「耘」の「云」は、「云々(うんぬん/ヌンは連声読み)」に見るように、ウンの字音を表す声符で「雲」「芸」などでも同じ役割を果たしている。

【今日の季語2978:別記③】上記「芸」字の本来の字音はウン。日本ではこれにゲイの字音を当てるが、これは当用漢字制定時に「藝」の短略体とされた和製漢字に正字の字音ゲイを当てたもの。それが《草を切る》意の別字「芸(ウン)」と衝突を起こすことになった。

【今日の季語2978:別記④】その和製字「伝」の字音デンを、さらに「云」字にまで類推を働かせて「云々」にデンデンなる奇っ怪な読みを付与する結果まで誰ぞが招いた。

2018年02月21日(水)

@twryossy 鬼浅蜊仏頂面かモナリザか 公彦

★鬼浅蜊は愛知県でよく目にした。大アサリと呼んでいた。


【今日の季語2977】鬼浅蜊(おにあさり):三春の生類季語「浅蜊」の個別傍題の一つ。丸みを帯びた殻が筋立ってごつごつしているところからこの名が出た。これと正対する優しげな形と名を持つ「姫浅蜊」も傍題に。◆ころころと鼻もこごしく鬼浅蜊 山口青邨()

【今日の季語2977:別記①】例句の「こごしく」は岩などがごつごつと凝り固まったさまをいう古語形容詞コゴシの連用形。万葉集にはその連体形コゴシクに「凝敷」の二字を当てた例があり「敷」はシクの借訓表記であるが、「凝」は字義を活かした用字と見られる。

【今日の季語2977:別記②】「凝」字には「ニコゴリ(煮凝)」に残存する動詞コゴルの読みを当てた古例もありコゴルとコゴシは同一語根から生まれたものと見られる。さらに両語のコ・ゴの母音がともに上代特殊仮名遣の乙類母音であることもこれを支える援証となる。

2018年02月20日(火)

@twryossy 朝まだきそこにあるのか雪椿 公彦

★朝まだ暗いうちの幽玄の様の雪椿である。


【今日の季語2976】雪椿(ゆきつばき):三春の植物季語「椿」の個別傍題の一つ。太平洋側に分布するヤブツバキが東北・北陸の多雪地帯に適応したもの。春の雪融け時分に雪の下から姿を現して花を開く。◆山伏の奥掛け径や雪椿(阿部月山子)

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