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花芯 佐々木妙二歌集から 福田穂さんが「直截さ」と書いて選んだと思われる7首

花芯 佐々木妙二歌集から
福田穂さんが「直截さ」と書いて選んだと思われる7首

夜のふけを
アパートの階段降りるとき
どの部屋か ドアに鍵かける音

明日も 今日の悔いを繰り返すとも
明日あれば
枕元の明かりを消す。

枯笹原を
もみあい もみあい わたる風の
消えゆくあたり
もうなにもない 黄れ

遡る自分の血潮をかきまわし
癌の組織をさがしていた
ーーひとり。

傷の痛みのうすらぐ夜なか、
病室の壁に
足の影など うつしてみる

曝されていき生きぬく ふたり
あるを おもい
残された壺の 誇りを拭う。

癌病みの余命幾年と限られても
忘れておれば
今日のだ談笑。

以上です。

俳句は新俳句人連盟

短歌は新日本歌人
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