汗とヒーリング
2018年7月20日
汗とヒーリング
大津留公彦
汗まみれの背を扇風機「強」に当て寝覚めに詩心飛び廻らせる
くびれから汗の落ち行く青瓢(ふくべ)子規庵に見し糸瓜の如く
汗疹よけの天花粉まみれの子を抱きしどの子の記憶か定かならねど
汗ばみて目覚める朝の季語「汗ばむ」あまりに着きすぎ句心湧かず
汗みどろ水道栓と格闘す何とかせねばと気は焦れども
時折に尾鰭をちらり白き鯉縦横に池を泳ぎて廻る
噴水の鶴の口から出る飛沫時折風に乗りて届けり
鶴の池見やるベンチに腰下ろし日比谷公園朝のヒーリング
一首選んで頂けると有り難いです。
短歌は新日本歌人
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