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「山頭火の秀句」を読んだ

「山頭火の秀句ー果てもない旅から」(上田都史著)を読んだ。

山頭火の句が373句紹介されて、その句の成立の背景も書かれています。

作者の前書きにはこの句が紹介されています。

  

うどん供えて、母よ、わたくしもいただきまする 山頭火

  
ほととぎすあすはあの山こえて行かう 山頭火

「山頭火の内なる荒涼たる哀歓は、惻々として人間の人間への問いに美しい詞をもって答えてくれる」
という措辞とともに

作者は山頭火にのめり込んでいるが冷静な目でも山頭火を見ているような気がする。
学ぶ点が多い。

最後に山頭火の俳句に対する考え方があるので紹介します。

「私は自然を通じて私をうたう」
「現代の俳句は生活感情、社会感情を表現しなければならないことは勿論だが、それは意識的に作為的に成し遂げうるべきものではない。俳句が単に生活の断片的記憶になったり、煩瑣な事件の報告にすぎなかったりする原因はそこにある。思想を思想のままに、観念を観念として現すならば、それは説明であり叙述である。俳句は現象ー自然現象でも人事現象でもーを通じて思想なり観念なりを描き写さなければならないのだである。自然人事の現象を刹那的に摂取した感動が俳句的律動として表現されなければならないのである」

以上です。

東京啄木祭YouTubeへの反応

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