鰯
2018年8月23日
鰯
大津留公彦
大漁の鰯拾いて
戻る子規明治32年の今頃のこと
二艘にて大漁鰯巻き上げる力と協調肝要と見る
鰯網干して季節は移るなり離島に浜風吹き抜ける頃
炭火にて真鰯焼く日ありにけり 父母妹揃う縁側
鰯引く鈴木真砂女の粘り腰 銀座の女将は力持ちかな
鰯雲 人の命のごと 細し 風に吹かれて飛んで行かぬや
度々の鰯賛歌や山頭火 安くて美味いと日記に残れり
何万の鰮のとむらいするだろうみすゞと私に食べられだろう
一首選んで頂けると有り難いです。
短歌は新日本歌人
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