「駅の子」
2018年8月14日
「駅の子」
大津留公彦
夫にも話せなかったという戦争孤児上野駅の地下で寝ていたという
「駅の子」の盗みや友の死を語るなり皆八十歳を過ぎし人たち
「優しく声をかけてくれる大人は居なかった」「駅の子」は見し子どもらの死を
「英霊の子」と靖国に招きし遺児たちを戦後は「駅の子」とし数多死なせし
「戦争するって言う人がいたら、ぶっ殺してやりたい」「駅の子」金子トミさん八十八歳
「こどもに国はおにぎりひとつ渡さなかった」」「朝死んだ子も・」と金子さん哭く
ハ月十七日新潟原爆落ちたれば戦災孤児の嘆きは更に
語り始めた戦争孤児十二万人戦後七十三年余りに長し
一首選んで頂けると有り難いです。
短歌は新日本歌人
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