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青春の歌19(日光3)

2018年9月15日
青春の歌19(日光3)
大津留公彦

学者なる友飽きもせず岩を剥ぎ何か見ておりさわやかな日に

裏見なる滝をくぐりておおらかな気持ちになりて鳥と寝転ぶ

金の輪と指の隙間に太陽を盗み見ており裏見の滝奥

腹這いて岩に頬をあてなつかしきその暖かさに目を閉じるなり

岩に這わば時の過ぐるを忘るるなり夏の立つ日のしばしの思いに

石碑より水音聞こゆ大谷川含満ヶ淵の夕べの静けさ

我に似し石仏様の長き顔座禅を組みて河行くを観る

居並べる御仏の顔ことごとく違うを見つけて逃げ帰るなり

一首選んで頂けると有り難いです。

私も三郷市の万葉歌碑を紹介しています。