行く夏の記憶
2018年9月14日
行く夏の記憶
大津留公彦
薄紅の乙女の頬の新生姜 妻の料理の定番品なり
ぬか漬けに黴の生えたる日曜日 ひっくり返しをしてみたれども
黴の香を振り払うべく風通す 塵の溜まりし北向き我が部屋
黴ている文通記録二百通 自分からでないと妻言う
一期一会ここに西瓜を食うことも 種田山頭火混じりて食う
「連畳の擬音」を子規は好みしか法師蝉でなくツクヽヽボーシ
子規の如夏菊ひそと愛すなり 虫の木陰に隠れて小さし
蚯蚓鳴くリーガルマインドからはどうか 法律と短詩系文学近いか遠いか
一首選んで頂けると有り難いです。
私も三郷市の万葉歌碑を紹介しています。
短歌は新日本歌人
・・・・・・・・・・・
→人気ブログランキングへ
良ければこちらもお願い致します
→FC2ブログランキング
更によければこれもお願いします。
→
« 「てぃんさぐぬ花」 | トップページ | 青春の歌19(日光3) »
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/190315/67135111
この記事へのトラックバック一覧です: 行く夏の記憶:
コメント