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2018年9月 3日 (月)

おは!twitter俳句(案山子)と新日本歌人総会

7月26日-27日滋賀県雄琴温泉で第53回新日本歌人協会総会が行われました。
決定した役員人事は以下の通りです。
代表幹事 小石雅夫(留任)
副代表幹事 赤塚堯(新任 ・編集部総括)
副代表幹事 藤田喜佐代(新任 ・組織部長)
財政部長 中山洋子(新任)
事務局長 清水勝典(留任)
編集長 城間百合子(新任)
又 以下各賞が発表され表彰されました。
新日本歌人協会賞 仲松庸全(沖縄)
新人賞 芦田幸恵(京都)

私も引き続き常任幹事を務める事になりました。
昨日の常任幹事会で組織部とネット関係を担当する事になりました。
皆で元気に二年間の任期を全うしたいと思います。
ーー
この一週間の俳句です。
私の俳句:   @twryossy
私のコメント: ★
twryossyさんのツイート:おは! RT @twryossy

ーー

2018年09月03日(月)

@twryossy 厳しき案山子と遊ぶ蝶々かな 公彦
山頭火の昭和15年のこの句が下敷です。
案山子いかめしく それをめぐっててふてふ 山頭火
2017年08月17日(木)
歩きながら寝る人ありき遠案山子 公彦
2016年09月30日(金)
捨案山子頬赤くしてリボンあり 公彦
2010年09月03日(金)
塵埃にまみれて都市の案山子かな 公彦

【今日の季語3171<249】案山子(かかし):三秋の生活季語。鳥獣を防ぐのに田畑に立てられる、竹や藁で作った人形。当初は獣肉などを焼いて悪臭をカガシ(嗅)て退散させたところから出た呼称で、第二拍は濁音が本来の形。◆しる人になりてわかるゝ案山子かな(惟然)

【今日の季語3171:別記①】「案山子」は中国の禅僧の用いた熟語で「案山」は《山中の低地》、「子」はその田畑を鳥獣から守る《人形》の意。これを借用して和語のカガシの漢字表記とした。

【今日の季語3171:別記②】例句は俳諧撰集「有磯海」に収める廣瀬惟然(いぜん)の作。いつも目にして顔馴染みとなった案山子が、努めを終えて捨てられるその姿に、知人との離別に似た情を覚えた折の吟。芭蕉の《繊細な情感》をいう「撓(しをり)」を感じさせる。

2018年09月02日(日)

@twryossy 赤まんま君のほっぺと似たるかな 公彦
2013年08月31日(土)
重治の歌うなといえど赤まんま 公彦
妹と留守番せし日 赤のまま 公彦

【今日の季語3170<248】赤(あか)まんま:初秋の植物季語で「赤まま」とも。タデ科の一年草イヌタデの通称。赤飯を指す方言から出たもので、赤味を帯びた粒状の花や実がそれを思わせるところからこの異名が生まれた。◆道草の足あつまりて赤のまま(三角尚子)

【今日の季語3170:別記①】イヌタデのように「犬」字を冠する名前は、イヌザンショウ(犬山椒)・イヌショウマ(犬升麻)など、本物には似るもののその用をなさないものを指すことが多い。

【今日の季語3170:別記②】この草も、タデの葉のような辛みがなく食材にはならないところからこの名が出たが、生薬としての効能を備えており、何よりもその別名が幸いして好まれる季題となった。

2018年09月01日(土)

@twryossy 二百十日家系図脇に用意して 公彦
2013年09月11日(水)
厄日という雨の日電車に揺られては 公彦
2010年09月01日(水)
二百十日八尾の舞はしなやかに 公彦

【今日の季語3169<247】二百十日(にひゃくとおか):立春から数えた日数をいう時候季語で今日がこの日にあたる。仲秋とする歳時記もあるが初秋として扱うのが適切。かつては早稲の花を散らす風を恐れて「厄日」とも称した。◆稚魚ひそむ二百十日の忘れ潮(大上充子)

【今日の季語3169:別記】例句の「忘れ潮」は、潮が引いた後、磯辺の岩の窪みなどに残っている海水を。潮が忘れて行ったものと捉えた擬人的表現。江戸俳諧にすでに「青海苔や石の窪みのわすれ汐」の先例がある。

2018年08月31日(金)

@twryossy 秋扇三段ワゴンの一段目 公彦
2012年08月28日(火)
写楽の絵描かれしままに団扇置く 公彦
2010年08月31日(火)
秋扇鉛筆立てに二つあり 公彦


【今日の季語3168<246】秋扇(あきおうぎ):初秋の生活季語で「しゅうせん」の字音読み傍題も。秋風が立つとともに次第に出番を失って忘れられてゆく。別題の「扇置く」「捨扇」ではその要素がさらに強まる。◆旅果ての鞄の底に秋扇(小林とし子)

2018年08月30日(木)

@twryossy 梨園に頭を垂れて君は行く 公彦
お裾分けの梨きらきらと透き通る 公彦
2014年09月05日(金)
降り立てば梨売りの声待っており 公彦


【今日の季語3167<245】梨(なし):三秋の植物季語で「梨売」「梨園」などの生活傍題や、《無し》との同音関係を対義語に避けた「有りの実」の別名傍題も。◆勉強部屋覗くつもりの梨を剥く(山田弘子)

【今日の季語3167:別記①】梨の名は『日本書紀』に初めて登場し、万葉集にもこれを詠んだ歌があるが、その種子が弥生時代の遺跡から多く出土することに基づけば、食用の歴史はさらに古くまでさかのぼることになる。

【今日の季語3167:別記②】ただし、縄文期の遺跡からはそれが出土しないことや、自生種の分布が人里近くの地域に限られることなどから、大陸から人の手で運ばれ広まったものとされている。


2018年08月29日(水)

@twryossy 2010年08月30日(月)
迷い来る 法師蝉の 羽根光る 公彦

@twryossy 法師蝉明日無きものか喧し 公彦
明治34年の子規のこの句が下敷です。
ツクヽヽボーシ明日無キヤウニ鳴キニケリ2015年08月27日(木)
つくつくぼうし故郷の山に力込め 公彦
2014年08月24日(日)
法師蝉鳴き止みし後のしじまかな 公彦
2013年09月01日(日)
鹿消えて寒蝉啼くや由布の山 公彦

【今日の季語3166<244】蛁蟟(つくつくぼうし):初秋の生類季語。一般には本題の「法師蝉」よりもこの呼称の通用度が高いものの、俳句では五拍形の本題が好まれる。短縮形「つくつくし」や「寒蝉」の漢語傍題も。◆法師蝉きのふ聴きそめけふも鳴く(日野草城)

【今日の季語3166:別記①】「法師蝉」の名は近代の俳句界などで生まれたものと見られ、古文献には姿を見せない。平安期にはクツクツホフシと呼ばれていたのが、中世にはツクツクホフシの倒置形も併用され、やがて後者が主流を占めるに至った。
【今日の季語3166:別記②】この虫名の漢字表記には古くから漢語の「蛁蟟(チョウリョウ)」が当てられてきたが、これは本来ミンミンゼミの漢名とされる。また傍題の「寒蝉」についてもヒグラシの漢名とする説があり、両語には同定上の問題が残る。

2018年08月28日(火)

@twryossy 秋雷や切り立つ雲に産まれけり 公彦
前の句です。
2010年08月28日(土)
秋雷や猫の旅路は遮らず 公彦

【今日の季語3165<243】秋の雷(あきのらい):初秋の天文季語で「秋雷(しゅうらい)」の漢語傍題も。単に「雷」と言えば三夏の季語になるので、他季には季を表す語を冠して用いる。この時季は不安定な天候が雷を招きやすい。◆船中の寝覚に聞くや秋の雷(村上鬼城)


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私も三郷市の万葉歌碑を紹介しています。