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青春の歌47(雪と死)

2018年11月8日
青春の歌47(雪と死)
大津留公彦

学校と会社へ行けぬ親と子は大雪の朝初めて親しむ

窓開ければ思いもかけぬ雪景色起こせし親父今日は優しく

松震わす雪はようやく振り止みぬ 電車動かぬ新しい朝

白血病と知りて七日で逝きし叔父 本人のためよしと叔母言う

一度も病気せぬ身は尚更に身を慈しむべし夜語る叔母

「末期の水を」意識確かな曾祖母は縁者の中に繰り返したり

人の死を知りて説き来る宣教のあさましきのみ 人は死にたり

その夜は五万円のホテル代 棺にかけし愛情の燃える

一首選んで頂けるとありがたいです。
分からない歌も選んで頂けると有難いです。


ーー
2017年の大津留公彦の俳句
白木槿
「歌碑のある風景」を紹介します。
私も三郷市の万葉歌碑を紹介しています。