アベロ7
2018年12月25日
アベロ7
大津留公彦
着膨れて墓穴一つ掘り上げぬ 庭の真ん中目立つところに
短日の昨日のように暮れて行く昨日と今日の違いはわずか
玄関にアベロの迎えのないことにまだ慣れぬなり上着脱ぎつつ
生活の隅々にアベロが居りしこと発見していく冬ざれの日々
薔薇かかる写真立てなる冬至なりアベロの覗くパソコン画面
ことわざに曰く
「道心微かなり」灯が消えることなきに努めん
トイレパッド一部屋分を片ずけて部屋の汚れを新たに見つけぬ
憂き事を残す一枚古ごよみあと一週間で棄てられて行く
一首選んで頂けると参考になりますので有り難いです。
(私も書いています)
ーー
2017年の大津留公彦の俳句
白木槿
「歌碑のある風景」を紹介します。
私も三郷市の万葉歌碑を紹介しています。
短歌は新日本歌人
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